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股関節の角度異常とは?

 そもそも股関節とは骨盤と太ももの骨である大腿骨が合わさっているところの名称です。

 したがって、股関節の角度異常とは、①大腿骨が捻じれている ②骨盤が歪んでいるという二つのケースに分けて考えがちなのですが・・・。

 大腿骨と骨盤は人体で最強の筋肉、大腿四頭筋をはじめ強い筋肉でつながっているために、どちらかが歪むという事なく同時に起こるのです。

 例えば、股関節が開きやすいO脚の場合

 1,まず起こるのは、悪い姿勢や脚の筋力低下により太ももの外側の筋肉が、拮抗する内またの筋肉より強くなってしまう。

 2,太ももの外側の筋肉はお尻の強くて大きい筋肉につながっているので、その緊張で骨盤が後ろに引っ張られる


 ↑ オレンジ色の太ももの外側にある筋肉が縮み(働いてしまい)骨盤を後ろに引っ張る。

 この状態を大腿骨の骨頭(太ももの丸い端っこの部分)で見てみると



 上の写真では大腿骨の中心点が骨盤の受け口に中心に合わさっている状態なのですが、下の写真では大腿骨の中心が下に移動していますが、骨盤が後傾するという事と股関節の角度異常とは同じ状態を違う角度から名付けて読んでいるだけなわけです。

 したがって、O脚も、X脚も、骨盤前傾も、骨盤後傾も、反り腰も、股関節の角度異常が起こっているのです。

 そして礒谷公良先生は、この事を患者様の歩き方を解析し、患者様の股関節の状態をレントゲンで撮影しながら科学的に考察して発見されたのです。

    股関節矯正70年の歴史の礒谷式力学療法× CS60の整体院  
          杉並区・西荻窪 鴨下療法所

 

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