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脚を組んだら、なぜダメなのでしょうか?

先日、某女性誌を見ていたらPC作業で長時間椅子に座っていると、疲れるから脚を交互に組みましょう!と言うアドバイスが紹介されていました。

 とんでもありません!絶対に組んではダメなんです。

 まず脚を組むと決定的に骨盤が歪むのです。

 したがって、脚を組むことは『骨盤が歪んでいるから脚を組みたくなる』という事です。

 脚を組んでいるところを後ろから見たところです。

 右脚を上に組んでいますが、赤線のように右の骨盤が高くなり、体重が左に掛かっています。背骨はまず左に弯曲してそれからバランスをとるために右に弯曲します。

 これはレギュラーな状態なら右脚が長い人が行いたくなる脚の組み方なので、このように組んで座る習慣がある人は、喘息などの呼吸器のトラブルや循環器にトラブルが起こりやすくなっています。そして、このように座ることにより体をますます歪めて病気を自分でひどくさせてしまっているのです。(イレギュラーな状態では股関節の転移が少し複雑になっている方は反対になることがあります)

 反対に左脚を組む人は婦人科、消化器、泌尿器のトラブルを自ら作っていることになります。

 さらに右脚を上に組むと、右骨盤が前に出るために股関節において捻じれが生じてしまいます。

 そして、その捻じれは血行は著しく阻害しますから、冷え性、むくみなどの不快な症状を引き起こしています。

 そもそも、どうして『脚を組む』という行為がなぜ必要なのでしょうか?

 これを脚組の習慣のある人は考えてみてください。

 「組んだほうが楽だから」という答えではないでしょうか?

 ほかに理由があるとすれば、ハリウッドセレブっぽいから、というようなファッションとしての理由位しかないはずです。

 私も以前は右脚を上に組み座り方をしていましたが、これは剣道で右脚が常に前なので右骨盤が前に出る癖がついていたので、左脚が長いのにもかかわらず右脚が上になるイレギュラーな座り方が落ち着きが良かったのです。

 その当時は、頻繁にぎっくり腰を繰り返し、腱鞘炎、消化器の不調が常にありました。

 骨盤は歪み、おへそも右に寄っていましたが、この整体法に出会おへそも体の中心に戻り、体の不調も良くなり、今は脚を組みたくなりません!

 脚を組む習慣がる人、組みたくなる人、お気を付けくださいね。

  脚組もしたくなくなる礒谷式力学療法ベースの整体院

          杉並区・西荻窪 鴨下療法所

 

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