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ヨガと礒谷式力学療法の比較検討・・・④魚のポーズ
間が開いてしまいましたが、ヨガと礒谷式力学療法の比較検討の最終回です。
いろいろなご意見はあるでしょうが、あるヨガの先生が数あるヨガのポーズの中でもこれだけは行うと良いでしょう、と言われた「猫は、魚が、すき」つまり、猫のポーズ、魚のポーズ、すき(鋤)のポーズの3つを説明してする今回は魚のポーズ編です。
魚のポーズは写真のように仰向けに寝て、腰を大きくそらせ、頭頂部を床につけるというポーズです。
単純にこの形を見ただけでも、姿勢矯正、呼吸改善、リラックスなどいい効果がありそうなポーズですね。
体が硬い人、初学の人は肘をついたり、頭頂部ではなく後頭部などバリエーションもあるそうです。
礒谷式力学療法における、このポーズで得られる効果を得られるものは腰枕矯正と座布団矯正になります。
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さらに、合気道師範であり礒谷式力学療法をドイツなどにも広められた故渡辺信之師範は腰枕に座布団などを巻き付けて、さながら猫のポーズぐらい大きく腰を反らせる矯正なども工夫されていらっしゃいましたが、もしかしたらこのポーズから着想されたのかもわかりませんね。
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背骨を反るのは同じですが、魚のポーズのアプローチでは腰に力が入りますが、礒谷療法では逆に腰が伸ばされる違いがあります。
この違いは、やはり姿勢が猫背になる原因に対する考え方の違いによるものだと思います。
つまり、礒谷療法では「猫背は股関節の開きすぎによるもの」と考えるのに対して、ヨガでは「猫背は丸まっているんだから反ればいい」と考える違いでしょうか?
そして共通する点は、『腰椎の前弯の回復』またそれによる『胸を開く』というポイントによるいい姿勢を作ることでしょうか。
背骨を整えてよい姿勢を作ることは・・・
1,臓器を支配する神経の圧迫を取り除き、内臓機能を正常化させる
2,血管の圧迫を取り除き血流を良くする
3,脳から尾骨に至る硬膜の緊張を取り除き、脳脊髄液の流れを正常化させる
4,呼吸筋を緩めて呼吸を改善する
5,交感神経、副交感神経のバランスを回復させる
6,上記の理由により精神面も安定する
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そうです、良い姿勢は健康な生活には欠かせません。
ぜひ、良い姿勢を意識して生活してください。
良い姿勢を根本から作れる礒谷式力学療法ベースの整体院
杉並区・西荻窪 鴨下療法所