自律神経の不調を感じたら背中をチェック?
自律神経失調症、よく聞くけど具体的に何がどうなるとそう呼ばれるのか?
なんとなく気分がすぐれない、時々動悸がするなどの不定愁訴で病院を受診しても特に臓器の器質や働きに原因が見当たらないなどと言う時に 自律神経失調症と診断名が付くことが多いようです。
そもそも自律神経系は、痛み等を脳に伝える神経系、運動機関を動かす指令を伝える神経系とは別に意識とは関係なく、各臓器の働きを調整・機能させるための神経系でスイッチオンの交感神経とオフの副交感神経が相互に連携し合って必要な働きを行っています。
そしてその機能障害として、眠れない、腹痛、食欲がない、動悸がする、など本当に様々な身体症状があると言われています。
では、その自律神経はどこにあるのでしょうか?
図のように脳から仙骨までの背骨の中から各臓器につながり存在しています。
例えば、脚を紐で結んで夜寝ている間に筋肉のストレッチを行うと血流が良くなり脚がポカポカしてくるのですが、これは、硬い筋肉が血管を圧迫していたのが、筋肉がストレッチにより柔らかくなり血管の圧迫が取り除かれたからであります。
神経も同様で、筋肉の偏った圧迫を受けることにより、痛みやしびれが出るのですから、自律神経も筋肉の硬さによる圧迫の影響を受けることは想像に難くないでしょう。
したがって、神経のトラブルはストレスや環境因子、食事など様々な影響も受けますが、ぜひこの体の筋肉が硬いことによる肉体的ストレスを併せて対処されることをお勧めいたします。
もし自律神経失調症と言われた、またはその疑いがある時にはうつぶせになりご家族ご友人に背中の両側を指圧のように親指の腹で押してもらってみてください。
左右で痛みや、硬さに差がある。
他の場所と違い張り感がある場所がある。
背骨の弯曲が、S字カーブではなくなっている。(骨盤のすぐ上ではへそ側への凹み、その上では緩やかな凸、首では凹と言う具合)
そのような状態が見られたら、ぜひ骨格矯正を行う事をお勧めします。
もちろん、他の治療と併用でも構いません。
骨格を正す、つまり姿勢を正すことは健康生活のベースです。
自律神経失調症にも正しい姿勢で対処できる礒谷式力学療法× CS60の整体院
杉並区・西荻窪 鴨下療法所