片側に生える白髪は、何かのサイン?
西荻窪駅から徒歩3分の股関節・骨盤矯正の整体・鴨下療法所です。【片側の白髪】
白髪を始めて鏡で発見した時は、正直「え~、俺もそんな年~」と少々がっかりしたのを覚えています。
歳を取れば、白髪になるのは当たり前の事ではありますが、やはり若々しくありたいと思うのは人情でしょう。
では、そもそも何で白髪になるのでしょうか?
髪は毛母細胞が新陳代謝により細胞分裂したもので、初めは白く、それに黒髪メラニンを作る色素細胞が黒色を付けてくれて黒髪になりますが、年齢と共に色素細胞の細胞分裂が遅くなり、色付けが間に合わない状態の白髪が増えてくるそうです。
細胞分裂が間に合わない‥‥( ノД`)シクシク…
ま、仕方ないですよね。
気を取り直していきましょう。
まず、その白髪に関して東洋医学では後頭部の白髪は腎の、側頭部は肝の、前頭部は胃の問題の表れと言いますが、今日の話は白髪の生える左右の差に関してです。
頭の片側に白髪が集中して生えている方がいらっしゃいます。
この白髪が生えると言う状況は、先ほど書きました細胞分裂と書きましたが、その細胞分裂を行うために血流と関係しているのです。
細胞が働くためには、酸素が必ず必要で、その酸素を運んでくれているのが『血』、つまり血流が悪ければそこの部分の細胞の働きが鈍るわけです。
ここで、体の歪みがどうして起こるかを礒谷式力学療法の理論で考えると『片方の脚が長くなると、その側の骨盤が押し上げられて高くなり、その上に載っている体幹・背骨は反対側にたわむ状態になり、長い脚の反対側の上半身は血流が悪くなる』となります。
具体的に言うと、私の場合は左脚が長いので右上半身、つまり頭の右側に筋肉の緊張が起こり血流が悪くなり白髪が右側に多くなる、わけです。
このように、脚長差は身体に偏りをつくり、その高寄りの筋肉の緊張は血管の圧迫により血流に影響を与えるのです。
そして、問題は白髪だけならまだいいのですが、こうした偏りで私が一番恐れているのが脳梗塞や脳出血です。
私も実父が脳梗塞でしたので、自分も気を付けなければと思っています。
以前、元プロ野球の選手が続けてくも膜下出血でお亡くなりになると言う悲しい出来事が有りましたが、倒れる前に首や肩の凝りを訴えられていたと聞きました。
身体は重大問題が起こる前にそうしたサインを出してくれているという事なのですが、片側にばかりは生える白髪もそうしたサインであることがあるということです。
たいしたことないや、ほっとけばどうにかなる、確かにどうにかなる事も有りますが、それでも身体の歪みはそんなに簡単には無くなりません。
したがって、頭の片側に白髪が集中しているというような身体からのサインが有り、その側の肩コリや首のコリが合わせて有れば、是非体を整えてください。
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