見出し画像

歩きながらのスマホで、どんどん右に曲がる

 今朝の出社時に見かけた男性ですが、普通に前を見てまっすぐに歩いていたのに、スマホに目を落としたとたんに右にグングン曲がり始めました。

 前を見ているときは視覚情報で自分の位置を確認できるのですが、目をスマホに向けてしまうと、体は無意識となり、体の状態がそのまま表れます。

 つまりこの方の場合、右に曲がったという事は、左の骨盤が前に出ている、もしくは前に出る癖があるという事なのです。(スカートが右に回るのも同じ理由です)

 これは、一般的には左脚が長い方か左股関節に内捻じれがある方に起こる骨盤の転移、歪みです。

 例えば左脚が長いと左骨盤が押し上げられて背骨が右に曲がるという側弯を引き起こしますが、この骨盤が前に出るという転移は背骨に捻じれを生じさせます。

 そして、側弯と捻じれが合わさった背骨の場所の神経を極端に圧迫するために、その神経が支配する臓器にトラブルが起こります。

 ぜひ、安全な場所や協力者に安全を確保してもらい、自分がスマホを見ながら歩くとどうなるか確認してみてください。

 安全確保が難しければ、目を閉じたその場足踏みを20回ぐらい行った時に、体が右か左に傾いていないかでも確認できます。

 もし、右や左に極端に曲がるようなら股関節の矯正をスタートすることをお勧めいたします。

 そして、最後になりましたが、歩きながらのスマホはとても危険ですからやめましょう。

 骨盤を根本的に整えることができるのは股関節のみであることを70年の歴史が証明している磯谷式力学療法ベースの整体院 

          杉並・西荻窪 鴨下療法所

 


いいなと思ったら応援しよう!