「学校の外のことを知りたい!」と言えたのは、妻のおかげでした
公立小学校で教員をしている、かもしかと申します。
民間企業で働いていましたが、勤続10年目にして小学校の先生に転職しました。
心機一転、教員として働き始めて数年が経ったある日、妻が言いました。
「かもしかさ、先生になってつまんなくなったかも。」
・・・まじですか。
■教員になり、インプットをしなくなった
前職のころは世界中の様々な情報にふれ、インプット&アウトプットをすることが日常でした。
妻ともよく時事ニュースを話題におしゃべりしていました。
ところが、教員になってからというもの、日々の忙しさにかまけてインプットをしなくなっていたのです。
☑️教員と保護者以外の大人と会わなくなりました。新しい出会いに限らず、知人や友人とも会うことがほとんどなくなりました。
☑️新聞やニュースを見なくなりました。職員室では、社会問題や海外情勢が話題にのぼることなんてありません。
☑️活字中毒者を自称していた私が、小説を読まなくなりました。フィクションを楽しむ心の余裕が…。
う〜ん、これでは、つまらないと言われても仕方がありません。
もともと、「世界のいろんなことを知りたい!」が原動力だと公言してはばからなかった自分が、いつの間にやら学校の中のことだけを考えるようになっていました。
■妻の発破
そんな先生でいたくはないですし、何より妻に愛想を尽かされてしまうかもしれません。
それでも、「仕事が終わらないし…」と相変わらずの生活を続ける私の背を妻は押し続けてくれました。
「本屋や映画館に寄って帰りが遅くなってもいいよ。」
「上野の美術館で〇〇展やってるってさ。」
「前の職場の人と飲んできたら。」
「おひとり様時間は大事だよ。」
プッシュし続けてくれることの、なんとありがたいことか。
発破をかけられ続けて早数年、ようやくここ数ヶ月は、学校の外の人に会ったり本を週に何冊かは読んだりできるようになってきました。
「最近、楽しそうだね。」という妻の目が笑っています。
■「ブログ?note?書けばいいじゃん」
さて、インプットをするようになると頭の中がいっぱいになってきましたので、アウトプットしたくなりました。
Notionなどにぽちぽち書いていたのですが、誰かに伝える形で書いた方が脳内が整理されそうです。
それでも、また生来の言い訳癖が失敗したときの予防線を張ろうとします。
- また忙しさに追われて書けなくなるかも。
- ブログもnoteも続かない人多いしなぁ。
- ネタもそんなにあるかわかんないしなぁ。
うん、かっこ悪いですね。
心を決めて妻にnoteのことを話すと、「書けばいいじゃん。」とあっさりお返事が。
あ、はい。
そんなわけで、自分が学校の外に目を向けて(時々は学校のことも?)、見たり、読んだり、聞いたり、体験したりして感じたことをnoteでアウトプットさせていただこうと思います。
お付き合いいただければ幸いです。