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ハンガリー生活⑤ 「中食」という選択肢が欲しい今日この頃

油断していたら2ヶ月ぶりになっていたNote投稿…
「モヤモヤ考えなくとも、生活が流れている」とポジティブに捉えようと思います。

さて、ハンガリー生活に慣れてくると、「もっと家事で楽したいなー」と高望みが出てきました。
特に食の部分では、日本だったら..という場面が多いのですが、ハンガリーで特に違いを感じるのは「中食」の文化です。

前提:我が家の食生活

我が家は基本的に、平日は3食とも自宅で内食、休日は1~2回外食、というリズムになっています。
妻の職場が家の側なので、平日昼も自宅でご飯を食べます。

2人でご飯を食べる機会が多いのは嬉しいのですが、仕事が立て込んでいる時は、食事を作る時間を節約したいのも本音です。
作り置きなども活用していますが、もっと手軽に美味しく食べられる食事≒中食が欲しいと思うようになってきました。

ブダペストの内食・中食・外食事情

外食については、各国料理のレストランも多く、特にどんなお店でもテイクアウトOKのため、お昼時でも選択肢は沢山あります。
また、パン食文化・コーヒー文化が根付いているので、ベーカリーやカフェも多く、パンやコーヒー、スイーツをテイクアウトしている人も多く見かけます。

ただ、現地の方も平日の昼食はお弁当を持参している方が多く、毎度外食に出るという方は少ないようです。
テイクアウトOKといっても、各メニューはレストランで食べるのと同じ値段ですし、軽食以外で気軽に利用するのは難しいようです。

東京だと外食のみの人も多いと思いますが、ハンガリーでそれが出来る方はもっと限定される、という経済的な面もあると思います。

では、外食と内食の中間である中食はどうでしょうか?
残念なことに、ハンガリーではあまり発達していません。
スーパーなどでサンドイッチや簡単なお寿司などは見かけますが、割高かつ種類も少ないという印象です。

1個400円くらいのサンドイッチ達。賞味期限は1週間,,,保存用の添加物はいかほど…

私は「外食のテイクアウトや、ベーカリーが発達した分、お惣菜やお弁当といった文化が育ちにくかったのかな」と思っていました。
しかし、ドイツに旅行した際にはスーパーにお惣菜やお弁当がたくさん用意されており、お昼時には多くの方が利用していました。
なぜハンガリーにはないの…?という疑問は、今後の研究課題です。

ありがたかった日本の「中食」

このような状況なので、やはり第1の選択肢は内食=自炊になります。
外食のテイクアウトもたまに利用しますが、毎日していたら破産まっしぐら(インフレで物価も日本と同じくらいです)。

時間に追われてご飯を作っていると、日本の中食の充実ぶりがいかにありがたかったかを思い知らされます。
最近は冷やし中華まで出来るらしい冷凍食品、ワンコイン前後のお惣菜やお弁当・・・もう恋しくてたまりません。

今の自炊生活も健康的でいい面がたくさんあります。
ただ、共働きが当たり前の世の中、中食ももっと充実していくことでしょう。日本に帰ったらぜひ活用したいと思います。

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