ニコ百避難所:ハイパーヨーヨーアクセル
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ハイパーヨーヨーアクセル(HYPER YO-YO ACCEL)とは、バンダイが販売する競技ヨーヨーブランド「ハイパーヨーヨー」の第4シリーズである。
2024年7月から現在まで。
概要
2010年からスタートした第3期ハイパーヨーヨーは、東日本大震災の中でも電気がなくても遊べるおもちゃとして注目され、第1期の大ブームに触れたことのない子どもたちを競技ヨーヨーの世界に導いた。
しかし、2012年頃にはラインナップがガチの競技向けとなったことで初心者は離れていき、ヨーヨーを続けたいプレイヤーはバンダイの外の競技ヨーヨーへ軸足を移していったことで、2014年初頭には活動を終了した。
時代は令和へと遷り、ヨーヨー界はすっかりSNSの時代となり、一般人が競技ヨーヨーを知る機会は、おもちゃ屋さんの「チャンピオン」やおはスタに出てくるトップスピナーから、1分間の縦長動画になっていた。
また、2020年代初頭には、中村名人のリバイバルブームおよびコロナ禍におけるおうち需要から、ヨーヨーの人気が持ち直しつつあった。
そして2024年6月、新たなハイパーヨーヨーとして「ハイパーヨーヨーアクセル」のシリーズが予告され、同年7月1日に詳細が公開された。シリーズにサブタイトルがつくのは今回が初めてである。
今期の特徴として、サイドキャップ部分が独立して回転する「アクセルシステム」を全面に出していることがある。これは競技ヨーヨーに搭載されている「ハブスタック」というシステムの応用で、ここを掴んでストリング(ヒモ)を引っ張ることでもヨーヨーの回転をスタートさせることができる。
このことで、今までになかった新しいヨーヨーの遊び方ができる一方、より重要なのが初心者が遊びやすくなるという点である。
ヨーヨー初心者にとって最大の難関は「一番はじめ」である。何も見ないで始めるとまず間違え、教わらなければわからないことが、3つもあるのだ。
指にストリングをつける方法 - はじめからできている輪っかに指を入れてはダメで、そこにストリングを通し、投げ縄のように伸縮自在の輪を作ってから指を通す。
ストリングの巻き方 - スリープ機構のせいでそのまま巻いても空回りするだけなので、ストリングをヨーヨーのフチに当て、指で押さえてから巻く。
ヨーヨーの投げ方 - ストリングの巻き方が奥から手前になっているように持ち、手のひらを上に向けて力こぶを作るようにしてから振り下ろす。
アクセルシステムは、このうち3.を簡略化することで、初心者のハードルを少しでも下げようとするものである。しかしながらまだ2つもあるのでパッケージ裏の説明書は必ず読むこと。
また、2020年代のSNSでは、ヨーヨーを水平にしたままストリングを波打たせる「DNA(トップオン・スネーク)」というトリックが人気となっており、初心者向け機種もこれが簡単にできることが一種のステータスとなっている。このトリックは、ヨーヨーのヘコんだ部分を指の上に載せるという高度な技術を要するが、アクセルシステムのヨーヨーなら手のひらに載せるだけでできてしまう。
最大のバズり技がお手軽にできるという点も現代では重要なのである。
ラインナップ
現在のところ、バンダイ内製のヨーヨーが1機種のみ。従来のように他社OEMがあるかどうかは不明。
バンダイ
アクセルオリジン
関連項目
バンダイ
ハイパーヨーヨー
第1期ハイパーヨーヨー
第2期ハイパーヨーヨー
第3期ハイパーヨーヨー
ハブスタック
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