見出し画像

修理の本

本の修理の講習会に参加した。市内の同業の自主的な集まりだ。修理したい本を持って参加だ。

前半は、本の修理全般について、簡単に説明してもらい、後半は、実際に持参した本の修理をする。

日々、本の修理をしていて、これは修理ができるのだろうか?と思う本に出会うことがある。もう少し前に出会っていれば、修理可能だったのに・・・。

講師曰く、廃棄と修理の見極めも大切な学校司書としての資質だと。確かに、かなり時間をかけて修理しても、すぐに壊れたりしては意味がない。また廃棄年が近づいていればその時期まで、使える修理の仕方を考慮すべきと。

同業の集まりは、あまり得意ではない。だがやはり、話されることは、とても参考になる。

さらに本日は、ベテラン司書から、とっておきの裏技も教えてもらい、私の修理の課題が解決した。

それに、同業者だからわかる、悩みが共有できる。

時には、このような会は大切だ。このところ、新しい職場でオロオロしていたが、同じ悩みを持っている仲間がいることで、やる気になったのは確かだ。有意義な日だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?