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おにのパンツ
🎵おにのパンツは いいパンツ 強いぞ強いぞ🎵
イタリアのうた、「フニクリ・フニクラ」のかえうた。リズムや調子がよく、楽しい。
1年生が自分で作ったお面をつけ、黄色いカラー袋に黒い紙をつけて、虎の毛皮のパンツを作り、それをはいて、「鬼だぞー」と学校図書館に入ってくる。私は、「キャー」と言って逃げる(もちろん真似)
とても上手にできている。苦労の跡も見える。ひとしきり、褒めたり、怖がったりした後は、いつものように本選びの時間になった。
こちらの絵本は、蔵書しているが、だだ今貸し出し中。それでも、歌えるから、「おにのパンツを踊りましょう」と誘う。「恥ずかしかったらみているだけでもいいよ」
私は、テンションを上げてうたいなが踊り始める。すると、幼稚園や保育園で見たり、聞いたりしたことがあるのだろう。"おにのパンツ"のところを一緒にやってくれた。
さて、担任とも良く話すのだが、「あと、2ヶ月ほどしたら、2年生。ずいぶんしっかりしてきましたね。」「モジモジや出来ないのーなんて、しなくなりましたね。」
当然、1年も経つと、子どもたちの成長がよく見えてくる。体の方も心の方も。学校図書館から、そんな姿が見える。なんて幸せな立場だ。
帰っていく時、「職員室へ行って教頭先生を脅かしてごらん。」と、そそのかすと、その気になったようだ!