#94 違国日記と人間そっくりと夜と霧と

記録復帰。

違国日記にハマっていて6巻まで読んだ。

Kブックスに久しぶりに行った。12時からの短縮営業になってる。安部公房の「人間そっくり」と、フランクルの「夜と霧」を買った。

夜と霧は、洋書紹介連載で取り上げる予定の”The Choice”との関連で読み返したくなって再購入。

「人間そっくり」は、安部公房のアイデンティティ危機もののひとつという感じ。モノローグ方式にすると小説っていくらでも膨らませられる説。あと、明らかにおかしな人物をひとり出せば小説って勝手に転がる説。

ところで安部公房が使う比喩って誰が読んでもイメージがブレない比喩が多くて、そういう比喩が好きだ。「歪んだ鏡」とか「伸びたゴム」とか「時計の振り子」とか。

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