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またもや囲碁挫折の危機・・

半年経過!とか検討できるネット碁とか前回書きましたが、またもや囲碁に挫折しそう、、
囲碁を楽しく続けられるか、というのは大人の初心者にとってまさに薄氷の如くいつでも挫折の危機と隣り合わせなわけです。
これが囲碁クラブに入っているとか、家族や身近な人と対局できる、という環境があれば別なのでしょうが、、

ちなみに挫折の記事は2回目ですが、月2・3回は「もうやめようかな」と思ってるのでプチ挫折含めると挫折回数は半年で10回以上あると思います、、、よく半年続いたな。(↓前回書いた囲碁2ヶ月目での挫折の記事はこちら)


またもや囲碁挫折しそう・・・

囲碁教室が終了で囲碁に挫折しそう

悲しいことに、10月から通っていた囲碁教室が年内で終了だそうで、これからは同じ時間の入門者のクラスに入るか、棋力的にはちょうどいいのに時間が全く合わない別の教室に行くという二択しかない状況。

もしくはリアル囲碁教室はやめてオンラインの教室でもいいのですが、先生に励まされながら同じクラスの上手の人から色々教えてもらいながら打つというのがモチベーションのひとつになっていたので本当に困った、、。

全く勝てなくなって囲碁に挫折しそう

パンダネットの15級ロボットで三子置いていい勝負だったのですが、、ある日あまりにもニ子で勝てないので奮発してプロの方に棋譜添削をお願いしたのです。

その指導は本当に素晴らしく、やはりプロの方は違うなと。良かったところはすごく褒めてくださり自信を持った一方、接近戦での弱さは石の形を覚えること、そのためには観戦したり、棋譜並べをしたりして形を覚えたほうがいいということ、ダメを意識して弱い石を作らないようにすることなどを教えてもらい、なるほど、と非常に参考になったのですが、、、

その日から勝てなくなりました、、

3子どころか5子置いても負け、もはやどうやって勝っていたのかもわからなくなる状況。パンダネット以外の対局でも入門者レベルでも負ける始末。
石は確かに取られなくなった。けれどそのせいで今度は布石が後手に回って負ける、、
とりあえず一勝くらいはしたいと頑張るものの、毎日毎日負け。自分が前進している感覚はないのに、後退しているのだけははっきりわかるとか、、テンション下がる、、スランプというやつなのかな、、
というか、一度も調子が良かったことがないのにスランプは来るのかとちょっとげんなり。

途方もなさを感じて挫折しそう

碁会所のイベントでプロ棋士の方が来られて4面打ちをするから参加したほうがいいと言うので、お願いしてみました。若い大学生くらいのプロの方だったのですが、本当にヒカルの碁の中で塔矢アキラがやっているみたいな4面打ちを目の当たりにしたのですよ。それはもう感動したというか、本当にこんなことできる人いるんだと、とにかくびっくり。

そして、途中の段階でもすぐに死活がわかる読みの深さにびっくり。本当にプロの人って何手先も読んでいる、そんなことをできる人がいるのがとにかく驚きで、自分はせいぜい2手くらいしか読めないし、3手目すら読めるようになるとも思えない。マリアナ海溝もびっくりの囲碁の奥深さを目の当たりにして、途方もない気分に。

そして、終わって目数を数えた後に2箇所ほどさささーっと並べ直して、この時ここに打てば良かったですね、と教えてもらうのですが、4人それぞれの打った内容を覚えていることもびっくりだし、並べてもらってアドバイスをもらっても、そんなところあったっけとか、まさにネコに小判。アドバイスすら理解できない自分に凹む、、、そして教えてもらっても忘れているし、、意味ない・・・それにも凹む、、、自分は囲碁に向いてないと凹みながら帰る。

ブログ記事にちょっと救われる

他の人はどうなのかなと色々ネットで検索すると似たような話は多いですが、二つほどちょっと救われたので紹介しておきます。似たようにスランプになっている方の助けになれば何より。

「あるいは」さんのブログ

まさにドンピシャだったのが「あるいは」さんのブログ。共感できつつも論理的に書かれていて、あー、やはりそうなのか、同じ同じ!とちょっと嬉しくなりました。

人によっても違うかもしれませんが、僕の場合はスランプから脱出した時にこそ強くなったという感覚があります。
(中略)
たぶん棋力ってやつは強くなったり弱くなったりの波を繰り返しながら、少しずつジャンプアップしていくものなのではないかと思うのです。

そう考えると、弱くなっている期間はツライですけど棋力の波は悪いものではないことが分かりますね。

あるいはさんのブログ

確かに、プロの方にアドバイスをもらって打ち方を変える前にも、最近は囲碁の本をどんどん読んで勉強が過剰になっていたというとそうかも。

囲碁教室の先生にも「前は3子で勝っていたのに、今は5子でも負けるから、後退していると凹む」と相談したときも、先生に「囲碁に後退はないよ。小さい上下の波があってから、急にドーンと強くなるんだから大丈夫」と言われたので、同じように感じる方が多いのかも。

たかつ囲碁サロンさんのブログ

こちらはプロ棋士の高津昌昭二段の囲碁教室のブログ

このブログで安心したのが、

「私は中級になるまでに3年弱の期間を要しました。正直言って詰まらなかったです(´;ω;`)」

これから囲碁に興味を持って始めようという人は最初はつまらないかもしれませんが根気よく続けるといいことがあるかもしれません。

たかつ囲碁教室より

「囲碁面白いでしょ」と囲碁教室の先生や碁会所の方に言われるのですが、今のところ面白くないのでプロの方でもそうだったのかと安心しました(笑)根気よく続けたらいいことがあるといいな・・・。

囲碁が楽しいと思っていた部分だけに戻る

自分はどちらかというと対局が好きじゃないほうなので、ちょっと対局から離れてみようかなと思いました。やっぱり辛いことをやるのは疲れるし、上手く行かないと凹むし、辞めたくなるなと。

パンダネットを解約する

思えばパンダネットに契約してからちょっと辛い。なぜかというと

  • 1日1問という詰碁とかの問題が難しすぎて絶望 → 今まで気楽にやっていた詰碁(将碁の会の「今日の詰碁」とか)とレベルが違いすぎて気が遠くなる

  • ネット碁15級のリアルを見て絶望(3万回以上打っているのに15級とかいう人がゴロゴロいて心折れる)

  • 上達カルテが初級なのに難しすぎて絶望

  • 入門者向けと書かれている15級ロボットに勝てなくて絶望

  • 動画講座とか全然理解できなくて絶望

それをなんとかしようと打ち方を変えてみたり、本も読んで色々知識も入れたもののなかなか実戦に活かせなかったり、、ちょっと背伸びをしていたのも辛くなった原因かなと。

パンダネット自体が悪いわけではないのですが、ちょっと自分には早すぎたようです。

簡単な詰碁や手筋、棋譜並べしかやらない

辛い対局はやめて、それまでマイペースで詰碁やったりして楽しんでいたところに戻ろうと

以前からやっている将碁友の会の「今日の詰碁」「たのしい手筋」、「今日の一局」は苦でもなく毎日やってしまうのでやる他、隙間時間に趙治勲先生の「ひと目の詰碁」をやったり、囲碁の好きな部分しかやらないようにしました。
将碁友の会のコンテンツは難しすぎないし、詰碁も6つ全問正解したりすると嬉しくなるので、ほんといいです(契約してなくてすみません、、)

そのほか棋譜並べも結構好きで、並べながら展開にドキドキしながらやってしまうのですが、上達のためにどれを並べるかが本当に難しいです。

以前は「ヒカルの碁入門」の棋譜を並べていたのですが、中盤の攻め合いも学びたいので、囲碁教室の先生の勧めで高尾先生の「一局の基本」にも手を出し始めました。しかし正直中盤は難しい、、、プロ同士の対局なので難解です、、それでも何度も並べてたら何か違ってくるかなと信じて、、

Amazonプライムなら無料で読める棋譜並べの本もやってみたのですが、これもなかなか難しい、、趙治勲先生と小林光一先生の棋譜もあり、初めて治勲先生の棋譜を並べましたが、機敏というか鋭さにびっくり、、

棋譜並べって難しくても気にしないでやるものなのか謎ですが、とりあえず対局は二の次にして好きなことだけやることにしようかなと。

やっぱり囲碁教室は偉大

最終的にはやっぱり先生に相談するのが一番でした。
「上達している気がしない」「どうやったら勝てるかわからなくなった」「石の形を覚えるってどうすれば」など、日頃の悩みをぶつけました(それに対する先生の答えは、他のブログの方が書かれているのとほぼ同じでしたが)。

その日の対局は一対一ではなくて、クラスを白と黒の2チーム(生徒+先生2人を半分に分ける)に分けて、大盤で1人3手ずつ打つというチーム戦でこれが囲碁を始めて初めて心から面白かったという対局になりました。

先生も対局の中で「その手はとてもいいね!」「よく気づいたね」ととても褒めてくださり、かなり自信もつきモチベーションもアップ!

結局は、囲碁はやはり人とやるものなので、人によって楽しさを感じた時が一番続けやすいものかもですね、、自分にはネット碁だけで1人でストイックに続けるのはちょっと無理そうです。

noteも実は挫折防止になっていたりする

それと、こうした葛藤やら嬉しかったことなどをnoteに書くというのもまた挫折防止になってそうです。noteに書くことで凹むという事象に対して冷静に向き合えるし、解決策も探しやすい気がします。
初心者のブログやnote少ないけれど、もし囲碁初心者の方おられたらぜひ書いてみてください!自分を助けます。

ということで、通常の人がどれくらいの早さで強くなっていくものなのかわからないですが、自分にとってはちょっと突っ走りすぎたので、来年はリアル囲碁教室の入門クラスで、基本に戻って継続することになりそうです。