○○×リクからNiziUを探る ~Part1 マコリク編~
こんにちは。カモメです。
ざっくり自己紹介すると、WithUでありリクペンである、どこにでもいる大学4年生です。歌ダンスの知識に関してはドがつくほどの素人です。Twitterの140字制限が鬱陶しくてこっちにきました。
僕はこのnoteを卒論のつもりで書いています。大マジです。
0,本noteの趣旨
月日が流れるのは早いもので、虹プロジェクトの放送開始から2年が経とうとしています。
その間、多数のメディア出演やリアリティショー、FC企画などを通じて、メンバーの素晴らしい人間性と関係性についてどんどん深掘られてきました。
そこで本noteではリクペンである僕の立場から、マコリオマヤアヤカマユカリマミイヒニナ×リク(読みやすさ重視のために以後も敬称略)の8つのケミ(ペア)の関係性や共通点を整理しながら、これからの可能性を探っていこうという試みです。
ただ、「このケミは○○だったり△△な点が尊くて〜」と羅列するというよりは、「リクとのケミを切り口に、NiziU全体の関係性やこれからの可能性を探る」という方が趣旨としては近いと思います。
タイトルから前者を期待された方には物足りないかもしれませんが、その代わりに他ペンの方にも気づきがあるような構成を目指しますので、ご理解のほどよろしくお願いします。
また、NiziU9人の36ペア全てにそれぞれの魅力があるのは重々承知しております。今回8ペアしか取り上げられないのは、単に筆者の力量不足です。ご容赦ください。
前置きが長くなりました。本編に移ります。
※以下FCやHulu、YouTubeコンテンツなどのネタバレを含みます。
1,NiziUを支える2つの「柱」
-サビを任されるということ
パイナップルコンビことマコリクを考えるとき、殆どのWithUが思い浮かべるのはやはりサビでしょう。
デビュー曲のステステから始まり、テカピク、ポピシェキ、チョプステと、TVで披露されるパフォーマンスは4曲連続でこの2人が1番のサビを担当しています。
また、明るく元気なNiziUの楽曲はバラエティ番組などのBGMに使用されることも多く、それもサビ部分が流れることが大半です。言い換えるなら実に丸一年間、お茶の間の「NiziUの声」はこの2人であり続けたというわけです。
好みの差はあれど、NiziUには歌う・踊ることに秀でたメンバーはたくさんいます。しかし、殊に「踊りながら歌う」ことに関して、マコリクが全幅の信頼を得ていることは言うまでもありません。月並みですが、流石は虹プロ1位と2位と言ったところでしょうか。
建物を設計する時、建築士はまず柱の位置から考えます。どんなに立派な屋根もどれだけ見晴らしの良い窓も、支えとなる柱が粗末であれば意味を為さないからです。
NiziUにおいても同じことが言えて、マコリクという柱があるからこそ、ミイニナの歌唱力が際立ち、リマユカのラップが引き立ちます。
ただ建物の柱と違うところは、マコリクの2人が他に負けずに光り輝き、カムバ毎、パフォ毎にその輝きは増していってることです。
-攻めと守り
このように「仕事人タッグ」感の強いマコリクですが、2人の間で明確に異なると感じる点が一つあります。
それが「パフォーマンスへの捉え方」です。
リクは「パフォを楽しむこと」にまず重きを置くタイプだと感じます。
練習の過程で失敗もあった、ステージに立つまでに緊張も葛藤もある、それでもいざステージに立てば、それらを全て忘れて全力で楽しむ。
ステージ前の様子を見れば一目で分かるものの、リク自身もプレデビュー直後のインタビューでこう答えています。
そしてこの姿勢が、「それぞれの影響を受けやすい」NiziUに伝播されない訳がありません。
マヤ評の「NiziUのビタミン」は言い得て妙だな、とつくづく思います。
TVでの初パフォーマンス、デビュー日のスッキリ、初有観客ライブ… いつもと変わらず元気ハツラツなリクが、NiziUというチームを勢いづけた。
この目線を取り入れて改めて観直してみると、きっと新たな発見があるはずです。
一方のマコはというと、「責任」を念頭に置くタイプだと考えます。
これはリーダーとしての責任はもちろん、自分の行動に責任を持つ自己責任も含まれます。パフォーマンスやその他に対して、かなり保守的な捉え方をしているのです。
それを象徴するのが、ルーティンとデビュー日の発言です。
毎日ToDoリストと日記をつけ、毎朝毎晩bubbleの挨拶を送り、毎日チョコを頬張り、日課の筋トレとストレッチも欠かさない。
特にToDoリストは、自分がその日やることを明確化し、そのタスクに自ら責任を持つことに他なりません。
保守的と聞くとマイナスなイメージがつきまといますが決してそうではなく、全ては圧倒的な量と質の努力による成長・成功体験から来るものです。
また、デビュー日のスッキリ出演前には
「今日から私たちはプロの域に進みます。もう戻れません。」とメンバーに伝え、より一層責任を持つことを促しました。
あえて強い言葉で律したのも、NiziUというチームに対しての強い覚悟と責任を背負っている表れでしょう。
…ここまで読んで「ん?」と疑問に感じた読者の方も多いと思います。なぜなら、「夢追い人」というマコのもう一つの顔に触れていないからです。
マコの歌ダンスの実力と精神面の強さは、大小多くの夢を立て、そして叶えてきた上に存在します。そしてメンズノンノのインタビューなど様々な媒体で、「自分の意思をしっかり持って夢を叶えるために努力する人」を憧れとして明言しています。
「常に夢を持ち、それを叶えるまでの過程では堅実に保守的に物事を捉える」
これが、マコを絶対的リーダーたらしめる最大の強みだと考えます。
そのマコがNiziUのパフォーマンスに与える影響は計り知れません。
自分が歌って踊る時に隣に、後ろにマコがいる。これほど安心感を与えてくれることが他にあるでしょうか。
…ところで、「マコの表情やダンスがカムバ毎に柔らかくなった、特に今回のChopstickではそれが顕著だった」と感じたのは僕だけではないと思います。
これはマコ自身の努力の成果でもありながら、他8人の成長により、リーダーとしての責任よりも個人としての責任に重きを置けるようになったのでは?と推測しています。
チームを勢いづける攻めのリクと、堅実に着実にチームを支える守りのマコ、そしてこの最強の盾は周りの成長も相まって攻める剣へと変わってきた。
これが、僕がマコリクの2人を「安定」の2文字で済ませたくない理由です。
2,リスペクトと感謝と
-たかが呼び名、されど呼び名
ここまで見た通り、NiziUのパフォーマンスに多大な影響を与えているマコリクですが、それだけでなく、もし今後NiziU全体の関係性が変わるとすれば、この2人が起点になると考えています。
…ここで一つ質問です。
NiziU9人の関係性を語る上で、マコと他8人が明確に違うと言える点はなんでしょうか?
一つの答えとして「呼び名」があります。
上はマコリオ、下はミイヒニナまで、NiziUは4学年に跨ったグループです。
最初の方こそ学年差を感じさせるよそよそしさはあったものの、今ではいい意味で遠慮のない関係となっており、学年関係なく呼び捨てで呼び合うことが基本となっています。
ただ、マコだけは例外です。
他のメンバーからは未だに「マコちゃん」「マコオンニ(お姉ちゃん)」と呼ばれています。
同学年であるリオですら、呼び捨てしたのは「We NiziU!~We need U!~」での料理中の1度しか確認できません。(他に見落としがあったらご教示ください…)
呼び名が当事者間の関係性を全て表すわけではありません。ただ、第三者から見た距離感をはかる一つの指標になるのは事実です。
しかし、僕が言いたいのは「マコだけ他メンバーとの距離を感じる」ということでは決してありません。
-リーダーの「公」と「私」
NiziUは結成以来、あるいは虹プロジェクトの韓国合宿から共同生活を送っています。文字通り公私を共にする仲というわけです。
そして「私」の部分について、NiziUは何度も深ぼられてきました。もちろんマコも例外ではありません。
直近だと「教えてNiziU マコ編」や「We NiziU TV2 第6話」など、リーダーがとことんイジらr愛されている様子が伺えました。
またそれだけでなく、「絶対的リーダー」(リオ評)「ストイックな姿を見て頑張ろうと思える」(リク評)など、普段の様子からも信頼を得ているのは触れるまでもないです。
「私」についてはこれ以上語ることもありません。焦点を当てたいのは「公」の部分です。
リーダーの役割は組織によってまちまちですが、NiziUにおいてその負担が少ないとは決して思えません。
「ダンスの練習の時にみんなを引っ張ってくれる」とマヤが評すなど、練習時にリーダーシップを発揮しているのは想像に難くありません。
また、歌番組やニュース番組、記者対応などではマコが率先してコメントします。
さらに、リーダーの仕事は僕たちに見える部分だけではありません。
今でこそ違うかもしれませんが、韓国在住歴もJYP所属歴も一番長いマコが、特に結成当初において様々な管理や連絡係を受け持ったと考えるのは自然な流れです。
その他にも、テレビ出演や昨年のライブなど、あらゆる関係者との打ち合わせにも代表して参加していることも推測できます。
わかりやすい例で言うと、マヤがスーパーソニック出演前後の様子を撮った「MLOG」に、マコの姿はありませんでした。「忙しかったから」だそうです。
しかし、マコがこの業務量と責任を負担に感じてるとも到底思えません。
なぜなら、当時齢19にして「悩みがない」「悩みなんて悩みだと思うから悩み」と言い切れるメンタリティの持ち主だからです。本当に感服いたします。
「常にリーダーシップを発揮しながらその他業務も負担だと感じずにこなし、パフォーマンスも一流で努力を欠かさない人格者の同僚(同級生)」が身近にいると想像してみてください。感謝とリスペクトを払うな、という方が無理な話です。
8人との間に距離や壁がなくても、その一歩を踏み出せない理由はここにあると考えています。
-キーパーソンは誰?
ただし、現在と似たような状況において、一歩踏み込んだ人物を1人だけ知っています。
それがリクです。
虹プロジェクトの東京合宿、つまりマコにとってはミイヒリマ以外とは初対面の場です。当時のマコはオーラが凄まじく、思わず敬語を使ってしまうほどだったそうです。
そこでも空気を読まずに(?)、唯一敬語を使わず明るく接していたのがリクだったわけです。
そもそもリクは「同じ夢を持つ人と話すのが好き」で、この合宿においても初対面の参加者に臆することなく話しかけていました。マコももちろん例外ではなく、特別扱いすることもなかったのでしょう。
マコが「リクとの会話はめっちゃ楽しかった」と言ったのは、決してお世辞ではなく本心から来るものだったはずです。
…そもそも呼び名なんてものは当事者間のみの問題であり、第三者がとやかく言うものではないです。たとえそれがアイドルであっても。
それでも、もしマコ「ちゃん」が外れた日には、NiziUの新たな関係性が覗ける、そんな気がしてならないのです。
「マコが呼び捨てされる日」を心待ちにしているWithUは僕だけではないと信じています。同士の皆様、遠くない将来のその日には、共に涙を流しながら祝杯をあげましょう。
冗長で散漫した文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。本noteは一個人の解釈ですので、図々しくもありますが、ご意見ご指摘等ございましたらリプDMコメントマシュマロなどでお聞かせください。
そしてタイトルから察した方も多いと思われますが、同じ趣旨のnoteがあと7本上がります。書く方も読む方も地獄ですが、もしよろしければ最後までお付き合いください。
次回、NiziUきっての陽キャパリピコンビ、リオリク編でお会いしましょう。それでは。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?