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人生で初めて185pips取れたときの分析と心理状況。
リアルトレードにおいて、初めて大きな値幅を取ることができました。
色んな気づきのあったトレードだったので、そのときの分析や心理状況を記録することにしました。
最初にお伝えしておきますが、このnoteは獲得pips数をドヤることが目的ではありません。そもそも凄腕トレーダーにとっては、今回私が得られた値幅はミジンコみたいなpips数であるというのは重々承知しているからです。
あくまでメインは、こちらの気づきの記事。
本記事はメイン記事の参考資料程度である。
2022年2月14日(月)時点でGBPUSDのチャートを見た。
まず、週足は大きな下降が終わって、レンジ気味。このままレンジ継続で下限までいくような気もするけど、直近の緑(1.3219)で反発していて、短期的にはN字を描いてロールリバーサルしていきそうなかんじもする。
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次に日足。直近については綺麗な下降チャネル間を巡行してきた状況。
緑(週足で書いた直近の緑)の部分で折り返してからは、これまで巡行してきたチャネルライン上限を超える動きをしており、週足でレンジ形成で加工するよりも、N字を描いてロールリバーサルする可能性のほうが可能性が高いのかなといった印象。ここで買いのタイミングを探すことを意識した。
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そして、4時間足。
短期的には、ヘッドアンドショルダーの右肩を形成時に揉み合っている感じ。揉み合いのレンジの下限(1.34900付近)から上限(1.36080)までの値幅を取ることを第1目標に設定。あわよくば、第2目標(1.37343)までいけたらいいなと思っていた。とはいえ、週内にトレード完結することもこの時点で決めたため、余程のことがない限り値幅的には第2目標は厳しいだろうと思っていた。)
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1時間足以下は環境認識ではあまり見ていなかった。(1時間足以下はエントリー・利確ポイント決定するために使用。)
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エントリーポイント(✓)と利確ポイント(×)はこんなかんじ。
エントリーポイントその1は、上記の分析の通り、「レンジの下限まで落ちてきたら買う。」と決め、2/14(月)時点で指値買い注文を入れており、2/15(火)の仕事中に執行されていた。(勿論、損切りも同時に設定。)結果的には自分が手動でやっていたら絶対にエントリーできなかった位置でエントリーが発動していた。(損切もきわどく設定したのによく引っかからなった。)
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エントリーポイントその1(✓)は仕事中に実行されていたため、チャートを見た時にはかなり上昇しており、この時点でかなり心理的に負担はなく、日をまたいで伸ばせるだけ伸ばす持つことを決意。
エントリーポイントその2(✓)は、その1の巡行を確認し、自分のシナリオが相場とずれていないことを確認できたので、積み増し。
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2/17(木)になり、当初の第1目標に到達。第2目標を目指すには、値幅的に週をまたぐ必要があり、この時点で「欲をかかず、決めたシナリオを確実に実行する」ことを意識して2エントリーの両方の利確を実行。
その後、少し伸びたのでもう少し持てばよかったかな、と思ったが、これまで4時間足で2~3回跳ね返されているラインだったこともあり、やるとしてもエントリーその2のみ利確して、その1を伸ばす等のテクニックは今後の検討課題。
でも自分の立ち位置を考えれば両方利確で正解だったと思う。今は確実に資金を増やすことを意識した。
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元々、3万円しか口座に入れていないし、ロットも張っていなかったので、結果的には1万円くらいの利益(でも元本からすれば30%以上増やせたから十分といえば十分。)だったが、pips数としても、117pipsと68.8pipsの計185pipsを取ることができた。
リスクとして設定したのは各エントリーともに500円くらいだから資金効率的には1,000円のリスクで10,000円稼げたかんじ。上出来。
これまでは1日にトレードできる時間を踏まえて30分足をよく見てシナリオを考えていたが、自分が反発すると考えていたラインを簡単に突破されて、シナリオ修正を余儀なくされるケースが多々あった。
今回については週足から4時間足くらいまでを見て、ラインを引いてトレードのシナリオを考えていた。
一般論過ぎて、今までできていなかったのが恥ずかしいが、意識される水平ラインの強さとして、長期足>短期足は当然であり、自分が30分足で引いてきたラインの前後に日足や週足で意識されるラインがあれば、30分足で引いたラインなど簡単に突破される可能性が高いのは必然。
巷の本で、「トレーディングエッジ(確率的に有利な局面)を探せ。」というのはよく言われているので、自分でもわかっていると思っていたが、実戦には全く使えていなかったのだ。(3年間も・・・)
チャートの方向性を決める力学に、私のトレード時間やそれを考慮した水平線など関係ない。あくまで強く意識される価格帯の値幅間を抜き取ることが大切であることに気づくことができたトレードだった。
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