日本人だからこうしたい英語学習のおススメの進め方
日本人の苦手するスキルというと、『聴く(Speaking)』と『話す(Listening)』ではないでしょうか。
周りが日本語しかない環境なので、『話さない』『聞かない(聴かない)』は必然的となります。よぽど英語環境を整えないと、自然にこのスキルを習得するのはかなり難しいでしょう。
そして、海外留学して周りが英語の環境になったとしても、経験上よぽど気を締めておかないと、残念ながら日本と変わらない状況になってしまいます。
しかし、実は「英語学習を行なう順番」さえ分かっていれば、苦手なスキルをカバーできるようになります。
その順番とはこのようになります。
1.Reading ⇒ 2.Listening ⇒ 3.Reading Aloud(音読) ⇒ 4.Writing ⇒ 5.Speaking(Discussion)
Speaking(Discussion)は日本人が最も苦手とするスキルであるので、いきなり行おうとするのは難しいかもしれません。
そこで、インプットつまり『Reading』と『Writing』を十分に行なっておくことで、苦手を補っていくのです。
Readingは、「英語の基礎力」である「単語力」と「文法」を養うのに最適です。Speakingはそのまま会話が流れてしまい、同じことを言おうとするとなかなか難しいかもしれません。
しかし、まずはReadingでじっくりと単語力と文法力をつけていくことで、大量のインプットが可能となります。
もちろん、インプットだけではどちらも定着しませんので、アウトプットが必要となります。それが、音読でありWritingになります。Readingで読んだ文章を音読する、自分の書いた文章を音読することで、アウトプットも可能ですし、Writingするためには単語力と文法が必要になりますので、そのためのReadingが重要になります。
こうして十分にインプット・アウトプットを繰り返して初めて、SpeakingやDiscussionに進むとよいでしょう。Discussionを行なうときには、トピックの背景などが頭に入っているし、Writing(手)でアウトプットしたものを今度は口で行なうことになります。
この順番で繰り返し行なうことで、『英語の四技能』をバランスよく学習することができます。また、どこかで立ち止まって集中的に学ぶことも可能となります。
どれかのスキルだけを学習する、というのも一つの学習法ではありますが、どれか一つができればいい、というのが語学学習ではないし、結局は遠回りをしてしまうことになることを、覚えておいてくださいね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?