5年間早起きを続けて良かったこと。
くめです。早起きする習慣を身につけて5年が経ちました。
新卒で銀行に入って、当時はとにかく頑張ろう精神が強かったので(我ながら良い新人だったと思います)、とりあえず早起きの習慣を身につけようと思ったわけです。
サラリーマンになって丁度寮での一人暮らしも始まり、早起きを始めるには絶好のタイミングでございました。
習慣を一番簡単に定着させる方法って、環境が変わるタイミングなんですよね。
普段の生活の中で習慣をつけようとすると脳が結構拒否反応を起こしちゃうんですけど、何もかもが新しい体験となると脳が麻痺するのか頑張ってくれるのか知らんですけど、とにかく色々と受け入れようとしてくれるんですな。
ということですんなりと5時起き生活が始まりました。
正式には4時48分に目覚まし時計を鳴らします。近くに置くとそのまま2度寝してしまうので、あえて歩かないと止められない距離に目覚まし時計を置き、止めるとともに洗面台に向かうというやり方です。
洗面台に向かうまでが結構辛いんですけどね。顔を洗ってしまえば、わりと何とかなります。
電車が空いてる毎日。
早起きして一番良いのって、電車が空いてることですね。毎日5〜6時代の電車に乗っていますが、とにかく快適です。
電車ほどストレスの溜まる所はありません。満員であればあるほど、人間の嫌な一面がバーゲンセールのように出てくるので、なるべく避けたいんです。
残念ながら、嫌な奴をより嫌な奴にさせるのが、電車という環境が持つ個性なのかもしれません。というかそう言い聞かせないと、ムカつきすぎて腹が立ってきます。
早起きするからといってそういう奴に出くわさないわけではないんですけど、多少は落ち着いているのが良いんです。
今は職場が変わってしまって座れなくなりましたが、ルートによっては東京のくせして余裕で席が空いていたりします。最高です。
ただ座ってしまうと眠気が襲ってきてしまいますので、「丁度良い電車空間で立っている」というのが何だかんだでベストポジションだったりします。
カフェから始まる毎日。
職場の最寄駅に着いた頃には丁度カフェの開店時間くらいになるので、大抵は良い感じの席に座れます。いつもだいたい常連の人が来るので、顔も覚えてしまいますね。
ここで1時間くらいを過ごすんですが、至福の時間といって良いでしょう。ここで穏やかな時間を設けられると、電車でのストレスが解消されて、気持ちよく仕事を始められるわけです。これこそ早起きする甲斐があったというもんです。
早起きして何をするか。
で、電車内やカフェでの時間を何に使うかが、自分の人生をどう生きるかの境目だったりします。
私は早起きしてるからというのもあるんですけど、夜はあまり頑張れない人です。
だって疲れるじゃないですか。仕事でくたくたですよ。(世の中のお父さんお母さんは本当にすごいなと思います。)
なので電車内やカフェでの時間が、人生の中で大切な時間になりますね。
振り返ってみると、この時間を使って勉強したり、読書したり、ブログや日記を書いたり、物思いにふけたり、非常に有意義に使ってこれたかなと思います。
その結果、以下のようなことに繋がりました。
日本人って就業時刻にはルーズですけど、始業時刻には厳しいじゃないですか(会議とか就業時間とか、色々当てはまると思います)。
だから「コイツは朝絶対にいる」という認識ができ上がると、結構信頼度が高まるんですね。今まで職場が3回(異動・転職)変わりましたけど、3回ともそうなったんで、たぶんそうなんだと思います。
例えば電車の遅延とかで他の人たちが間に合わなかったりすると、それだけで「お前は偉い」ってなったりしますし(人間なんてそんなもんです)、その人が持ってる小さなタスクを代わりにやってあげると、小さな借りができて、後々色々と助けてくれたりします。それでチームワークが勝手に出来上がって、高まったりするんです。
大抵のサラリーマンなら誰かとチームを組んで仕事をしていると思うので、おすすめです。新入社員や転職された方々はぜひ活用してみてください。