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③通信制高校を卒業、卒業式

通信制高校をざっと振り返る、3本目の記事です。

迎えた卒業式では、自分のがんばってきたことが糧になったことを知るだけではなく、
周りにその成果をわかりやすいかたちで示すことで、
「おめでとう」というかたちある言葉を式典のなかで何度もいただきながらお祝いしてもらえる、
それが卒業式なのだと思いました。
この感慨は本当に、入学式や卒業式のような祭典ならではのものなのだと実感しました。

中学生の頃は病状がかなり悪く、式にまともに出席することが叶わず、
定時制の入学式でも病状を配慮していただき、式典中は会場後方、保健室の先生の隣に椅子を置き、案の定、体調を崩してこっそり途中退場しました。
それが今となっては、入学式も卒業式も素晴らしい! と思いながら、きちんとみんなと椅子を並べて参加できている。すごい。
これは私のなかでは、本当にすごいことです。
大学進学の次に、すごい、と感動してパートナーと口にした話題です。

こんなちっぽけなことが成長だなんて、周りには伝わらないかもしれないけれど、
私には学業の成績を上げることよりもこういった、
入学手続きを自分ですること、
式典に最初から最後まで参加すること、
遅刻せずにスクーリングをこなすこと、
などの方が、ものすごく難しいことで、ものすごく成長を感じるポイントです。

そしてこういう小さなポイントを含めて、すべて乗り越えましたよ、という証。
それが卒業証書なのだと思いました。
卒業証書、なんて素晴らしいのでしょうか。
額に入れて部屋に飾りたいくらいです。(飾ってませんが)

やっとやっと通信制高校の振り返りが終わり、
次からはいよいよ本題、大学へ進学です!
中学と高校には行きたくない、でも大学と大学院でフランス語に纏わることを学びたい、
そんな願いを持っていた14歳の自分へ捧げる、大学での学びの日々の始まりです。

CALAMVS GLADIO FORTIOR
The pen is mightier than the sword.

Kamoi

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