改装のこだわり -街との境界をなくす-
営業再開にあたり、新しい鴨川湯はどんな内装にしようかと昨年秋からずっと改装のイメージを膨らませていました。軸として考えていたことは「街との境界をなくす」ということ。具体例を一つあげると、
玄関・窓の建具をすりガラスから透明のガラスに変える。
“中がどうなっているのか分からず、少し怖い”
銭湯を利用したことがない方の多くは、初めはそんな印象を持つと思います。そういう方々がお店に足を踏み入れるハードルをグッと下げたい。そこで、外観を大きく変える決断をしました。
銭湯は公衆浴場という地域に根ざした場所でありながら、昔から利用していた方でなかったら馴染みがなく利用しづらい。そんな多くの方々が持つイメージを少しでも変え、どんな人でも生活の中に「銭湯に行く」という選択肢を持てたらいいなと思っています。
改装後に出来上がった大きな透明の窓ガラスからは、ロビーでくつろぐお客さんや、番台にいるスタッフなどが見えます。
——外からお店の中の様子が見える。どんな人が働き、どんなお客さんが利用しているのかがわかる。
それが「ちょっと入ってみようかな」と背中を押すきっかけになればいいなと思います。
そして、お店を運営する視点からもいくつかの意味付けがあります。
・来店したお客さんにすぐに気付くことができる
・帰っていくお客さんを最後まで見送ることができる
・気になって覗いてくれた方に声をかけられる
・通りがかったご近所の方に手を振って挨拶ができる!
街と鴨川湯。
それぞれが地続きに繋がり、この地域のみんなで豊かな暮らしを一緒に作っていきたい、そう思っています。
現在、自社でクラウドファンディングを実施中です。
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