但馬空港開港25周年記念搭乗
5月18日は、兵庫県豊岡市にある但馬空港が開港して25年になる日ということでした。何かの書き込みで知り、速攻で切符を取りました。行きは浜松からだと極めて時間が厳しいので、夕方の帰りだけ取りました。飛行機の回数を積み上げるのを目的にされる方はタッチ(来て、すぐ折り返しで帰る)をするようですが、個人的には観光あってこそのものだと思うので、基本は行いません。
ちなみに、上記の事を「修行」と呼ぶらしく、私も50回搭乗の修行をしており、帰りの但馬→伊丹→羽田で44、45回目になります。
そんなわけで、浜松から新幹線で京都にやってきて、山陰本線の特急に乗りました。きのさき号の割には福知山止まりで、乗り換えて城崎温泉に向かうというのは少々名称に難アリ?な気もしますが、乗り継いで豊岡で下車。
京都丹後鉄道に乗り換えますが、大人一人子供一人がこの1枚で乗車可能な切符、実は大人一人だけでも使えて、元が取れます。豊岡~天橋立が片道で1180円するので、往復でOK。しかもあらかじめネットで購入すると、1500円で買えます!
1両だけのディーゼルカーですが、大概は間に合います。ただ、今日は久美浜で高校生が大会でもあったようで大勢乗ってきました。11時発で1時間11分で天橋立に着きます。なお、伊丹から但馬空港に飛んで、連絡バスで豊岡駅に着いてもこの列車に接続します。
天橋立は、ビューランド側と傘松公園側の2ヶ所から眺められるので、2ヶ所見られるきっぷをビューランドで購入(1200円)しました。
こちらはモノレールがすぐ出るのでそちらを利用、リフトでも上がれます。
モノレールはバッテリー式でエスカレーターのような感じですので、いわゆる鉄道には該当しません。股のぞきしたりして楽しみました。ファミリー層と中国人と韓国人の団体で占められてますねー。
お昼もここのセルフレストランであさりのソースカツ丼(750円)をいただきました。真ん中のように小粒のあさりが1つに2,3個入ってます。
帰りはリフトで降りていきました。
実は今の今まで知らなかったのは、「天橋立って、歩いて対岸に渡れるんだ」ということ。さすがに歩くと片道50分とか言われたので、2時間400円のレンタサイクルで移動しました。ポピュラーなのは連絡船で移動ですが、運動不足解消にも自転車もおすすめです。
手前の幹ですが、何となく右を見て口を開いた龍に見えなくもないですか?
傘松公園側は自転車を置くスペースがないので、お土産屋さんの駐車場を借りました(300円)。たくさんお土産買ったらその分割引してもらえました(感謝)。
こちらはケーブルカーとリフトが並走ですが、ケーブルカーは鉄道に分類されており、過去に全線制覇の際に乗っています。
14時33分発の豊岡行き特急に無理やり間に合わせました。15時台の普通列車でも豊岡駅で空港行バスに接続しますが、ちょっと城崎温泉まで立ち寄りたかったので。650円の特急券を別途購入して乗車。4両もあるので空いていて、快適に1時間ほど走っていきました(ほぼ爆睡)。
接続良く浜坂行きに乗り換えて、城崎温泉に到着しました。といっても滞在時間は30分ほどですが、とりあえず温泉街見てお土産物色するならば間に合います。温泉は、この時間ですと泊りの方も浴衣姿でたくさん入ってきますし、一ヶ所の入湯料800円もする(巡り手形なら1200円で入り放題だけど)からパスです。
帰りの空港バスは、記念日乗車の方も多く乗られていました。電源もWIFIもあったので助かりました。
お祝いの表示も出ていて歓迎ムード一色です。
搭乗の際はレッドカーペットを歩いていきます(^_^;
午前便は鶴マーク入りの塗装機でしたが、夕方便は普通の機体でした。
満席で出発!
あれ?伊丹空港の脇を通っていったぞ?と思ったら、珍しく南東からの風で一旦北側に出てから右旋回して着陸となりました。
飛行ルートが京都、奈良、大阪と回って、さらに大回りしたから、少々乗換慌ただしく(だったら最初から一直線に飛べば早いじゃん!とも思いたくなるのですが、いろいろルールがあるのでしょう)羽田行きに乗り換え。今年3回目のドリームエクスプレスです。
で、乗り換えのICカード当てたらエラー(Not Found)。
予想はしていましたが、予約を別々で取ったので、但馬の検査場で羽田行きの紙が一緒に出なかったことから未チェックインになっていたようです。
すぐに状況を察知したらしく手続きしてもらいましたが(同じ状況の方はもう1名いたようです)、あえて言うならば、荷物を預ければその際に分かるものの、単に乗る場合は保安検査場でエラーにして、確認してもらったほうが良いのでは?と思いました。下手すると、キャンセル扱いにもなりかねませんからね。。。
離陸も14番側からとレアケースです。しかし、前の飛行機が滑走路に部品を落としたかも?ということで確認に時間を要して30分ほど遅れます。これも照明つけた車が走っただけっぽかったけど、赤外線カメラ積んだドローン等で調べたりとかしてもいいのかな?と思いました。正直、え?この程度のチェックだったの?とはた目には見えましたので。
機内WIFIが使えるので、新幹線の予約を変更して、なんとか最終には間に合ってほしいかな?というところ。
幸い10番ゲート着だったので、ターミナルの移動は少なく京浜急行に乗り換え、品川駅で閉店間際のお店で3割引きの弁当を購入して、満席の新幹線の中でいただきつつ帰りました。
記念品として、トートバッグ、缶バッジ、クリアファイルとパンフレット、ペーパークラフト、小銭入れ、城崎温泉の温泉の素などをいただきました。
修行で乗る機会が今年3回ありましたが、さかのぼると7年前にこの区間を利用(当時はSAAB340)して山陰海岸沿いを観光もしています。
悲願は東京乗り入れのようですが、地方間のチャーターとして(例えば天草や五島、壱岐、対馬など)使ってみると相互交流が図れるのでは?とも思いました。