但馬空港・小松空港 修行ルート①
「…JALグローバル会員の方は優先搭乗を実施しています。」というアナウンスを耳にしたことがあると思います。
ざっくり言うと、1月から12月の間に JALグループの飛行機に50回乗ると初めて会員になる権利を得ることができます。
一度取得すれば、年会費を払うことで永久的に会員を維持することができ、優先搭乗や、専用の手荷物カウンターを使えるといったメリットなどを享受することができるので、それを叶えるべく、飛行機に乗り続け、例えば羽田から大阪に向かい、着いたらそのまま折り返しの便に乗るという『修行』を行っている方も見られるようです。
当然、ごく運賃は安いに越したことがないので、距離が短い区間を狙うことになります。その中で最適区間と言われているのが、大阪から但馬空港であります。現在私もその修行中でありますが、ルールとして、
着いて、折返しの便には乗らない。
を心がけています。当然時間もかかりますし、滞在中の費用もかかるのですが、観光した方が良いだろうという自分の考えに基づいています。
定刻より少し遅れて、飛行機に乗ります。このATRという機材は、見てわかるとおり搭乗口が機体の後になります。
修行僧の方も多いせいか、意外と就航率は上々です。飛行時間は約40分になります。
この日は離陸した後海側へ出て行きます。
ほどなくして左奥に神戸空港、右側に神戸の街並みが見えてきます。
行きは進行方向左側がおススメです。
帰りはルートが大きく変わるので見る事が出来ません。
北に進路を向ければ、ほどなく着陸のアナウンスが流れ、但馬空港に到着します。結構太平洋側の晴れと、日本海側の雪の変化が一気にくるので、上空からもその変化が楽しめます。新幹線でいうと、名古屋を出ると曇ってきて、関ヶ原は雪景色というパターンですね。
高台にあるので、展望台からの眺めも良いです。
1日2便、伊丹との往復のみなので、それ以外の時間はスカイダイビング用に使われたりしています。
駐機場からタラップを降りて徒歩でターミナルに入るというローカル空港の雰囲気がよく出ています。
この後、空港から豊岡駅を経由して城崎温泉を結ぶバスに乗ります。