秋田空港・上桧木内の紙風船上げのきっかけ
秋田空港を利用するのは、秋田市内の方が多く、羽後本荘、大曲、角館、横手といった地域からも利用客があり、それぞれ連絡手段もあります。
秋田新幹線が通っているとは言え、約4時間かかりますので、一定の需要をキープしています。
そんな中で、1人のシンガーソングライターさんを紹介させてください。
北海道釧路市出身の阿部静華さん。→本人ブログ
現在は主に東北地方と北海道を中心にしつつも、西は広島県まで活動範囲を持っています。
そんな彼女が、東北を回っているときに知り合った方々の縁がつながって、イベント会場ステージに立っています。
場所は秋田県仙北市西木町上桧木内、 JR角館駅から秋田内陸縦貫鉄道に乗って約40分ほどの、本当に奥まった所の小さな場所です。
毎年2月10日に開かれる、紙風船上げのイベントです。台湾の九份のそれをイメージさせることから、近年多くの観光客を集めるようになっています。
それだけでなく、ある集落で打ち上げる紙風船に自分と先輩のアーティストの名前を書いたものを今回打ち上げることになりました。彼女も、自分の名前を風船に記しています。
彼女を知ったのは2014年の12月、まだ自分に自信が持てない中で、悔し涙を流しながら歌っていたのが、人生1度きりにかける熱意と、年に 100回をゆうに超えるようなライブ活動の中で、聞く人の心の中に訴える力を身に付けてきました。
彼女の活動記録中から知った、秋田内陸縦貫鉄道での田んぼアートを見に行ったりもしました。
クラウドファンディングを呼びかけた、由利高原鉄道鮎川駅近くに出来た木のおもちゃ美術館をサポートし、返礼品でいただいたこけしを終点の矢島駅に奉納してきました。
旅はひょんなきっかけで行く事になったりもします。今回ここに来るにあたっては、北海道の流氷や雪まつりを見た後に、千歳空港から秋田空港へ飛ぶルートを使いました。あまり接点のなさそうな場所でも路線が通っていることもあるので、うまく活用すると、充実度の増した旅行ができるのではないかと思います。