下地島空港・新規開業で目指す方向性は?
2019年3月30日、宮古諸島の下地島に空港がオープンしました。
毎日1便ジェットスターの飛行機が成田を朝出発し、お昼前に下地島を出る行程になっています。
宮古島のレンタカー会社は、下地島の空港での乗り捨てをどう扱うかまだ決まっていませんでしたので、宮古空港からバスで移動することにしました。
9時20分に宮古空港ターミナルにバスが到着します。ここで数人が乗ります。運転手のほかに車掌代わりの人が乗っていて、整理券の代わりに番号札を渡してくれます。降りる際にそれを見せて値段表と照合して払う仕組みになっています。
宮古島協栄バスのホームページを見れば区間ごとの運賃が出てきます。
十数カ所の停留所に止まりますが、ほぼ少しずつ乗車してくるので、ごく普通の路線バスの車内はすぐにいっぱいになります。一部立つ人も出る中伊良部島へ入って行きます。
バスの中からの海の眺めも良いのですが、一応外から撮った写真を貼っておきます。
空港から45分位かけて空港ターミナル駅に着きます。
バスターミナルを降りるとまずこの入り口から入って行きます。
早速カウンターに並んで手荷物を預けます。
後で検査をするので、預けた後5分くらい待ってから保安検査場へ行くと言うのは成田空港の第3ターミナルと同じ感じです。
オープン記念の店も出ており、乗客以外の人たちもやってきているようです。
また、宮古島のリゾートホテル(シギラリゾートなど) からは専用の送迎バスも出ているようですし、伊良部島のリゾート施設に泊まっている人たちも送迎を受けているようです。
こちらが正面の入り口になります。
保安検査場を過ぎた後は、横が吹き抜けになっている建物で到着を待ちます。
フードも飲み物もありますが、そこそこ値がはります。
定員が300人に満たないジェットスターの飛行機なので、待合設備としては充分だと思います。
椅子もラウンジ並の造りであり、充電できるところもたくさんあります。
お手洗いの案内も沖縄らしくかりゆしを着たマークになっています。
さて肝心の飛行機ですが強烈な向かい風に影響を受けて、到着が40分近く遅れました。アナウンスがなかなかなくやきもきしましたが、無事に飛び立ってくれそうです。
あらびっくり、タラップまでは徒歩で移動です。
確かに、もともとは飛行機の離発着訓練用にあった空港ですので、設備は若干古くなっています。
滑走路もよく見ると傷んでいるところが目につきます。
宮古島自体も、もともとの市街地よりも、離れた海岸線沿いとかにリゾート施設を作って、そこに滞在してもらう過ごし方と言うのにシフトしている感じがします。
その前に、伊良部大橋ができて伊良部島にもリゾート設備が増えてきています。
しばらくはこの傾向が続くのではないでしょうか。そのかわり、交通手段として格安航空会社を使って安く移動し、リゾート設備でお金を落としてもらうと言う過ごし方が今後増えてくるのではないかと思われます。