隠岐空港・竹島にもっとも近い島
表紙写真を見ると、この島も国境の町(本来はそうあるべきではないのでしょうが)という緊張感が伝わってきます。
島根県の隠岐は島前、島後に分かれており、空港は島後(隠岐の島町)にあります。
また島前は中ノ島の海士町、西ノ島の西ノ島町、知夫里島の知夫村の三つで構成されています。
本州の境港からも高速船が出ていますが、飛行機の場合は大阪伊丹から直通する便と、出雲空港から行く便があります。
2012年5月、この時は出雲空港経由でした。
出雲空港へは羽田、伊丹、名古屋、静岡、福岡からアクセスができるようになりました。
無事に到着しました。島後をまず1日かけて回ります。
島のイメージは、後醍醐天皇、相撲と純日本的な要素が強いのかな?と思っていて、確かに建物はそういう風格があります。
早速見たのが闘牛でした。といってもちらっと見えた程度ですが。
神社など由緒正しいものがたくさんありますし、観光ガイドを良く読みながら回ります。
とは言え、当然知らない道にも入り込んでいきます。とにかく写真を撮りまくっていたのですが、めちゃくちゃ端折って行きます。
ローソク岩は、夕暮れに先端部分に太陽を持ってきて映すらしいです!
エメラルドグリーンに輝く海と、様々な奇岩の景勝は見ていて飽きることがありません。
魚介類が新鮮で肉厚でした〜。
翌日は、船に乗って島後へ移動、予約しておいた海岸めぐりの船と乗り込んで行きました。
写真にある洞窟は、波が穏やかでないと入ることができませんが、いいチャンスにめぐり会えたのか一回で入ることができました。
この船の上からの眺めが秀逸ですから、一度乗ることをオススメします。
地上からの眺めは、船を降りてからの定期観光バスで賄うことができます。
船の上から見た景色が、地上から見てみるとこれまた大迫力ですので、両方見ることをお勧めします。
最終日はあまり考えていなかったので、出たとこ勝負で知夫里島へ行きました。
しかし、レンタカーの気配もありません。
仕方なく観光案内所を訪ね、車借りれませんかねーと相談してみました。
運良く、軽トラックを借りることができました。
滞在時間は2時間少々でしたが島をぐるっと回ってくることができます。
途中では、牛や馬が悠々と過ごしてます。
たまに道を塞いでいることもありますが、近づいていくと逃げていくので大丈夫です。
知夫里島の景勝地 赤壁。
崖の所には冊もありませんので、間違えれば真っ逆さまです。
再び船に乗って島後へ戻ります。
連絡バスで空港へ向かい、帰りは伊丹空港行きの飛行機で帰ってきました。
隠岐は島後、島前それぞれ一泊は必要ですし、海岸線を見るには天候運も必要です。
日本の鉄道路線と空港に降り立ち、車も使って観光した経験を広めてみたいと思って書いています。 旅行の参考にしたい方の参考になればと思います。