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新千歳空港・一応頭に入れておくべきリスク
冬に旅行するときは、大雪というリスクを頭の片隅に入れておく必要がありますね。
除雪作業に伴う滑走路閉鎖や遅延が起きますし、飛行機は1日にいろんなところを飛んで行きますので、例えば羽田から小松へ向かう飛行機が、その前に千歳から飛んでくるのに大雪で遅れてしまうと影響が連鎖する事もあります。
特に欠航になった際は、払い戻しや振替等でカウンターが大渋滞してしまいます。
一人ひとりの対応にどうしても時間を要してしまうので、後ろに並んでしまうと一体いつ対応してもらえるのかもわからなくなってしまいます。
2004年に新千歳空港から羽田空港へ向かう便が欠航になったときのこと。
写真を見て分かるように、後の便は全て満席になっています。日曜日の夜ですので致し方ないところです。
翌日の飛行機に振り返る手もありますが、天気予報によると、明日はさらに暴風雪になる予想で、飛行機が飛ぶ可能性もほとんどなさそうです。
とりあえず行けるところまで行くという心理は誰にも働きます。
当時はまだ寝台特急北斗星が走っていたので、これに乗っていけば翌朝には上野に到着することができます。
もちろん誰もが新千歳空港駅のみどりの窓口に殺到します。
しかしこちらも列が大渋滞しているので、自分の番が来る頃には全て売り切れている可能性が高いです。
自分の場合は、すぐに札幌行きの快速エアポートに乗り、南千歳駅へ向かいました。
単なる接続駅ですが、昔の千歳空港駅であったのでみどりの窓口も存在しています。
ここで並ぶことなく北斗星のチケットを取ることができました。
北斗星の車内
何度か乗ったこともありますので、すぐにシャワー券を購入。 シャワー室にて6分間はお湯を出すことができます。
後はゆうゆう食堂車で軽食をとりながら、眠りにつきます。
が、翌朝仙台の10駅以上手前で止まったままです。
なんと強風により運転が打ち切りになる見込み。
後続の普通列車に乗り換えて、陸羽東線の古川から新幹線を使って帰ることができました。
風のことを頭に入れてなかったのが敗因です。
そうなると札幌から青森へ向かう寝台急行はまなすを使って、特急はつかりで盛岡へ向かい、東北新幹線を使うのがベストな選択だったようです。
現在同じような展開になった場合は、やはり南千歳駅もしくは千歳駅へ向かい、特急スーパー北斗と北海道新幹線の手配をするのが良いと思われます。何しろ北海道新幹線は全車指定席ですから。
函館までであれば夜行バスと言う選択肢もあるでしょう。
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