50歳からはじめる、連続ドラマ。
どうも、30年近く広告チラシデザインをしているおじさんです。
ある日ふと気付いたんですね「俺って死んだら何か残るのか?」。長年広告やロゴ・キャラデザインなどさせていただいて「それなり」にキャリアや制作物はあるのですが、自分はこれだ!というものが無いことに気付いたんですよ。
お客様に喜ばれる広告を作っても、それはお客様のものであって私のものではありません、まぁ出産に立ち会った産婆みたいなもんです。
それはそれでいいのですが、想像してみたんですよね、自分の葬儀の日に、「この人はデザイナーでした以上!」と紹介されるのがなんか寂しくて、作家さんなら作品で自分が生きた証をのこせるのに、私にはそんなものがないのです。
なんとなく生涯の果てが見えはじめ悶々としていたところ、ふと、何か物語をつくろうと思ました。だだの衝動だと思います。
それで去年の夏に長い小説の執筆にかかり始めました。文章といえばブログにネタを書く程度だったんですが、作品の回数が増えるたびに、出てくるキャラに愛着を感じ始めました。そうなるとおもしろいもんで、脳内で勝手にキャラが芝居をはじめたんですよ。
感覚では執筆という大それたもんではないですね、そうですねぇ、テレビの前で朝の連続ドラマを見ている感じで、見たままを書き写したと言ったほうがいいかもしれません。
なので気がつくと「全114話」になっていました!
なんせ処女作、どれだけのボリュームで書いたらいいかもわからず、進行を半年間毎朝のイメージで作っていたんですねぇ、映画を想像していたらもっと短かったかも。文体も初めはひどいもんです、なんせ小説読まないん人間が小説を書くという無茶苦茶ことをしているんですから。そんなこんなで3ヶ月で書き上げたんです。いや、脳内実況したと言えばいいですかね。
さっきも言ったようにキャラに愛着が沸きすぎてしまい、日本中誰も見ていないドラマを私だけが見ていた気持ちになっていたんですよ。もっと他の人にもこのドラマを伝えたい、どうすればいいんだ!悶々としていて、ふと「自分で映像化すればええやん!」と。
それで思いついたのが紙芝居形式で原作を絵にしていこうとおもいました、絵コンテと言ったらいいんですかね?
本業のおかげで、イメージを視覚で表現するのは苦でなかったので、漫画のような形態で文章を絵に変えております(仮にコミカライズと言いましょう)。笑いあり、泣きありの人生人情劇で泥臭さを描いていて、お年寄りから、ヤングな若者まで楽しんでいただけると自負しております。………で、さらに欲が湧いてきたんですね。「本当に実写化したいと!」
なんでしょうね、私の頭の中にある「人情劇」をもっと他の人にも見て欲しい、もしそうなった時のために、いつでもカメラを持ち込んで撮影できるようにロケハン済みで「リアルな絵コンテ」を心がけています。
実際に何をどうしたら実写化できるかわからないので、とりあえず先行しての絵コンテと作っているという気持ちですねぇ。しかしながら、ちょっと限界を感じはじめました。
それは、「私には仲間がいない」のです。
それはそうですよね、なんだかよくわかん無い人間が、いきなり絵コンテ書いてるんですからねぇ、そんな人いませんよねぇ。
でも。物語はそこにあるんですよ!
なので、もしよろしければ私の仲間になっていただけないでしょうか?一緒に制作に参加していただきたいのです。もちろんコメントいただけるのも参加のひとつです。
これからコミカライズした作品をアップしていきます、数話読んで気に入っていただけたらコメントなどいただませんでしょうか。もちろん批評でもかまいません、いま真空の闇の中で手探り状態なんですよ。一筋の光でも見えればさらに制作にも身が入ります。
長々と読んでいただいてありがとうございました。
最後に一つ。これは逆算の考えだと思ってください。あるドラマがある。時間を遡りいまその作品の産声をあげた瞬間に立ち会っているかもしれない。そう思っていただければ幸いです。
次は作品内容について書いていきたいと思います。
https://www.pixiv.net/user/504569/series/81741