【DALF C1】受験記録フランス・パリ郊外
この記事では、DALF C1に合格した際に私が取得した点数と、受験したときの手応えについて書きます(試験内容も覚えている限り書きます)。パリから少し外れたところにあるProsodia(Gennevilliers)にて受験。本当はパリのBellevilleにあるProsodiaで受験したかったのですが、私が申し込みをしようと思ったときには席が埋まっていました。
試験に向けては特に真剣に対策をしたわけでもなく、語学学校でC1のクラスを修了し、そのまま1ヶ月後に受験をしました。
DALF C1点数
実際に私が取得した点数がこちらです。
CO:15.0
CE:16.0
PE:8.5
PO:16.0
計55.5点で合格しました。良い点数ではありません。
内容と手応え
CO:15.0
一つ目は、建築に関するラジオが流れました。話して手4人ほどいた記憶があります。問題文の時点で、おおよそ誰が登場するかは分かるので、その人たちの名前を聞き逃さないように注意しました。二つ目は忘れました。
COは、一番手応えがありませんでした。確信して答えられた問題の方が少なかったです。
CE:16.0
こちらも内容を忘れてしまいました。私にとっては、激ムズ!といった感じではなかった記憶があります。
PE:8.5
サンテーズの練習をほぼ行わずに挑んでしまいました。その結果8.5という点数になりました…内容もほぼ覚えておらず…2問目は手紙を書く問題でした。どちらも字数はきちんと守って書けていたと思います。
PO:16.0
PO受験時間までの流れ
今回は人数が少なかったため、どうやら全員が当日筆記試験の後にPOを受けていました。私は筆記試験から2時間後にPOがあったので、会場の近くであらかじめ持参していたサンドイッチとフィナンシェを食べてぼーっとしていました。試験の1時間ほど前に会場の入り口近くに戻り、初対面の受験者と少し話をしました。(どこから来たのー?とかなんでフランスに来たのー?とかテストの手応えどうだったー?などなど)
初対面の受験者同士で話をするのは初めてだったため、楽しかったです。
自分の試験時間の少し前に、建物内に戻りました。
PO試験開始
建物内の待機室で、同じ時間に試験を受ける中国人と待っていました。この待ち時間も2人でお話ししました。(フランスで原子力の勉強をしていると教えてくれました。すごいなぁ。)
時間になると小さな教室に案内され、1〜8(多分)の間で好きな番号を2個言うように指示されます。その中から1つ選んだら、準備開始です。(教室内では既に他の受験者が準備を開始していました。)
一枚の紙の裏表に1つずつ記事が印刷されており、内容は乗り物(自転車、自動車)についてでした。片方はカーシェアリングの話で、もう片方は街中の自動車の数を減らすために自転車や公共交通機関に乗る方が良い!みたいな話でした。プランを立てて、次の試験官の前での口頭発表に準備しました。
口頭発表
試験官は2人のマダム。記事の要約を発表し、問題提起を立て、自分の意見を述べ、Question ouverteで締めくくりました。
自分が立てた問題提起は覚えていないのですが、自動車を減らすために自転車に乗るのが良いと言ったことを述べました。
・自転車は駐輪場に場所を取るかもしれないが、地下に作れば良い。日本では無人の自転車置き場があり、自転車を機械に設置し、ボタンを押せばエレベーターのようなものが自転車を吸い込んで地下の駐輪場に運んでくれる。→盗難の心配もない
・自転車の事故が懸念されるが、自転車用の道路を作ればよい
といったことを主張しました。
試験官との討論
DELF B2の時よりも突っ込んだ質問をされました。
私の意見に反対されても「あー確かにそうですね…あーそうだわ…」とまずは納得して、その後に「でも多分こういう解決策があると思います」と伝えるようにしていました。1つだけ単語の意味がわからなかったので、「どういう意味ですか?」と質問しました。また、最適な語彙が見つからず遠回りして話をしてしまった時があります。その上試験後に気づいた時制のミスなどもあり、絶対大丈夫!といった確信はありませんでした。
以上が、受験した時の手応えです。
最後に少しだけ受験地に着いてから試験が始まるまでの流れについて書きます。
受験地に着くまで
当日は朝8時30分からテスト開始だったため、早起きして受験地に向かいました。事前に受験地について調べた際に、周りにご飯屋さんがあまりないことが分かっていたので、事前にパンを買ってから行くことにしました。地下鉄13番線のAnsières Gennevilliers Les Courtilles駅で降り、駅近くのバス停へ。本来であればtramでも行けるのですが、工事中だったため、臨時運行されているバスに乗りました。テストの数日前に、場所の確認のために出向いた際にこの工事のことを知りました。当日にtram運休のことを知ったらとても焦っていたと思うので、事前に確認しておいて正解でした。ちなみにRERのC線でも行くことが可能です。
着いてから
教室に案内される前に、建物内の待合室にいるように指示されました。
時間が迫り、教室に案内されると席が指定されており、自分の名前が書かれた紙が置いてある机を探し、座りました。受験者は12人程で日本人は私1人、あと中国人が2人とスペイン語圏の人が。パスポートで本人確認が行われました。1人遅刻した人がいたため、5分ほど遅れて試験がスタートしました。(待ってあげるなんて優しい)
ちなみにトイレは男性用と女性用それぞれ一つずつしかありませんでした。
当日はこのような流れで試験がスタートしました。あまりProsodiaのGennevilliersで受験する方はいないと思うのですが、誰かのお役に立てれば幸いです。