チャリ移動ならではの実感‥静岡は富士山でできている。そのチャリで追い抜いた摩訶不思議なモノとは?
道の角度の問題もあるが、山梨県巨摩郡から静岡県「富士宮市」に入ると急に富士山がよく見える、それでもって隣町に名前も「富士市」だし。富士市の日曜朝9時に市内を闊歩するガイジン率の多さよ。ところで富士市といえば岳南鉄道が流行らせた工場夜景。惜しくも乗れんかったが実際工事の数といったらインド人もビックリであるー果たしてインド人はそんなに驚かない民族なのだろうか?今度会ったら聞いてみようと思う。
カメラ小僧なら、何時間もかけて岳南鉄道と新幹線が交差する雲一つない富士山を撮るのだろうが、私はカメラ小僧でなく小憎らしいオッサンであり、時間があってもセンスはない。だからこれで勘弁。にしても休日でも工場の匂いは町を覆っている、ならば平日はさらに凄くなるのかなぁ、
などと思いながら田子の浦から沼津までのサイクリングロードを快調に進むなか、漕ぐ回転数は物凄く速いのに遅い自転車が前方に。自転車界の常識を覆す不可思議な動き、それにしても凄すぎる
「すんませーん、一緒に走ってちょっとお話し聞かせてくれません、、か、、って、、えっ、、
子供!?」 彼こそ、岩崎少年、小学生6年生〜
直近の20キロレースのタイムは1時間18分!それでも少年の部で日本4位、つまり彼より速い子が3人もいるんですって…日本って広いなぁ、と、この旅一番の感想。ガンバレ岩崎少年!日本の未来は明るいぞ!!
よくアスリートの活躍で「勇気をもらった、エネルギーをもらった」などと街中に声を伝える報道にただ嘘臭いものしか感じなかった私でしたが、ちょっと撤回します。少なくとも彼からエネルギーもらい、疲れ果てずに三島市に到着できましたから。ありがと〜、岩崎少年。