デニム洗いました

昨日の夜デニムを洗濯しました。

デニム好きの人に取って、デニムの洗濯はちょっとしたイベントです。

かつては履いたままお風呂に入って履いたまま手洗いしたり、海に履いたまま入って砂で洗ったりもしました。(18歳の頃)

それらはやはりかっこいい色落ちにするためだったりするのですが、最近はその辺もすこし適当になってきて、普通に洗濯機で洗って普通に洗剤を使って洗っています。

むかしはデニムの色落ちの為に色々やったものです

ジッポで炙ってみたり、ビンテージ感出すためにボタンをやすってみたり、履いたまま寝ることもありました。

でも考えてみると、デニムの良さって「日常」の生活の中で生まれる自然な色落ちや経年変化を楽しむもので

ジッポで炙ったりするのは、もはや「非日常」になってることに数年前気が付きました。手段が目的になってしまってたんですね。

ただ自然に履いて、多少の汚れも気にせず、手を洗ってハンカチ忘れたらそのままデニムで拭いちゃう、みたいな適当さがデニムとの付き合い方の一つだと思います。

でもあくまで布と糸の集合体でしかないものだから、あまりにも雑に扱うとすぐにダメになってしまう。(雑に扱われたデニムもかっこいいけど)

なので、やっぱりそれなりにしっかりしたデニムを履かないと、こういう遊び方はできないんですよね。

適当さについてこられるタフなものじゃないと、色落ちの前に服として機能しなくなってしまう。

最近は、ヨーロピアンな綺麗なブリーチがかかっているデニムもかっこいいと思い始めました。

でも、買ってから数年経って、買ったときの喜びも忘れてきたころにめちゃくちゃいい感じの表情を見せてくれるのは、やっぱりリジットから履きこんだデニムならではですよね。

今はDENHAMのROUTE 246というモデルを愛着しています。

セルビッチの部分にも色落ちが入り始めると、ちょっと嬉しくなるのはマニアならではです。

洗って乾いたデニムを観察してみると、「おーこんなところが」っていう経年変化が見つけられるので面白いです。

ではまた。

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