初めてサカナクションのライブに参戦した
先日、初めてサカナクションのライブに参戦した。
参戦した公演は、
『SAKANAQUARIUM2024 turn』の追加公演だ。
2daysの初日のみの参戦だった。
会場は神奈川県にあるぴあアリーナMM
初めて行く会場でとても楽しみにしていた。
そして、今回のライブ参戦には個人的に色々思いを詰めていた。
というのも僕がサカナクションにハマったのは中学2年生の頃。当時サカナクションが好きな友達にAoiを聴かされたのがきっかけだった。
奇怪なコーラスと、何故か惹き込まれる抽象的で詩的な歌詞と、サビがどストライクですぐ好きになったのを覚えてる。
気分が落ち込んだ時、部屋のスピーカーでサカナクションのアルバムを流して、夜通し踊った。それで色んなことを忘れたり乗り越えたりしてきた。それだけサカナクションに思い入れをもっていた。
地元は日本の端に位置しており、とてもライブに行けるような環境ではなかった。
中学2年から初参戦まで6年が過ぎた
今回やっと、積年の思いがが晴らされようとしている。私のサカナクションに対する思い入れは、その辺にいるファンの並ではないぞ。という自負があった。そんなマウントをとりながら会場に向かった。
自分の席は、アリーナS席のB-4だった。
整番も割と早めで3列目くらいに位置どることが出来た😊
ただ1つ後悔しているのは、こういう整番の立ちでのライブに慣れていないため、トートバッグを持ち込んでしまったことだ。バッグは足元に置いてライブ中ずっと邪魔だったから次は絶対手ぶらで入るようにする😌
ライブの感想
ここからは、ライブの感想を書きたいとおもう。文字で伝えるのは苦手だけど頑張って書いてみる。感想はライブ中に特に感動した部分を限定して書くよ。配信を見返して書くよ。
①最初の曲
サカナクションのライブは最初から演出が凄くてすんごい感動した。
まず会場全体が暗転して、真っ暗な状態のまま徐々にパラパラと雨の音が聞こえ始めた。
雨はだんだんザーザーと強まっていって、次第に雷雨になっていった。
何が起こるんだと思っていると、目の前にある白い幕にプロジェクションマッピングで雷雨の様子が映し出された。
映像と音響の良さで本当に辺りに雨が降っているかのような感覚になった。
すると不意に、
「アメ、、、、、、、、、、、、」
というサカナクション好きなら絶対知っているあの音が会場に響き渡った。
瞬間これはAme(B)だ、、、!!!!と分かってテンションが上がりまくった。
すぐに
「フル、、、、、、、ヨル、、、、、、、、」
と響き渡り、このとき僕はAme(B)を生で聴ける嬉しさが爆発して泣いてしまった。
次第に音楽は大きくなっていき、オープニング映像が流れ始めた。観客は両手に三角形を作って上に掲げた。拍手でリズムをとる人も現れ始めた。
そして、でかでかとツアーのロゴが画面に表示された。
すると「オゥ!!!」
という声が聞こえると同時に徐々に中央から幕が開いていった。
中央には、左右に不気味に揺れる山口一郎の姿が現れた。徐々にメンバーも現れて、全員揃うと、
一郎が
「ぴあアリーナアアアアアアア
皆用意はいいかァ!!!!行くぞオオオオオオオオオオ」
その瞬間、僕は宙に浮いていた。
Ame(B)の間奏が会場中に響き渡り、
皮膚を通して体内に音楽が響いた。
初めての感覚だった。音楽は耳で聴くものだと思っていたが、いや違う。音楽は体全体で聴くものだと気づいた。細胞がサカナクションの音楽に触れて喜んでいる。
もうこの時点で楽しすぎて踊り飛んでいた。
曲が終わる頃には足にかなりの負担を感じて、
ライブが終わるまで耐えられるかおれ??と不安になった。それくらいの高揚感と感動と快感を覚えた。
②アイデンティティからの繋ぎ
3曲目はアイデンティティだった。
アイデンティティはベタに大好きだったので、
一郎が「アイデンティティがぁなああぁぁい」と歌い始めて、嬉しくてもちろん宙を舞ったのだが、
アイデンティティってことは、あの繋ぎを聴けるのでは???と期待しつつ聴いていた。
ついにアイデンティティのアウトロにきた時
聴いていると、徐々に「ヒッパッテ、、キタ、、キミ」と聴こえてきて、
うおおおおおおおおおルーキーきたあああああああああ!!!!!!!!!!!
もうテンションぶち上がり。
徐々にアイデンティティからルーキーに入れ替わっていき完全にルーキーに変わった瞬間、
暗転と同時に、暗闇を緑のレーザーが突き刺した。
あああ!これは!!サカナクションでおなじみのレーザー演出だああああ!!!!
これが生で見られた喜びをどう表現しようか、形容できないくらいすんごい嬉しかった。とても幻想的で夢見心地な感覚になったあ。美しかった。
↑YouTubeにある動画。まさにこんな感じの最高の繋ぎ
③さよならはエモーション
さよならエモーションはライブの中盤あたりにきた。
普段はこの曲はあんまり聴かなかったけど、
ライブで印象が変わった曲の1つとなった。
特にラスラビ前で一度間を置いて、サビに入って一気に盛り上がる感じが最高に良くて。
サビに入った途端に、脳から「踊れ!飛べ!」って命令されたかのように、体が勝手に動いて踊るのを止めなかった!!!
最高に楽しかった。あれから毎日聴いてる。
④バッハ
ホーリーダンスのアウトロで暗転して、アウトロから徐々に違う曲に変わっていった。聞き馴染みがなくて、これはなんの曲だ!!??とワクワクした。
「皆用意はいいいかああああああああうぃくぞおおおおおおおおお」
一郎の声の直後に暗転、
すると
「キマグレナキミノイロ、、、、、、」
あああああああああああああああああああ
脳爆発💥 バッハだああああああああああああああ
しかも、バッハのRemixだああ!!!!
そして降りた幕に、プロジェクションマッピングが映し出された。まるで心電図のような映像が映った。
徐々に曲が盛り上がりを見せていく、同時に映像も激しくなっていき、心臓の鼓動も早まってボルテージが高まっていった。
すると
徐々に幕の中央がひし形に開いていき、
そこから、せり上がりのステージからサングラスの並んでる5人が姿を見せた。
なにこれえええええええええええやべええええええええ!!!!!!!登場の仕方カッコよすぎだろおおおおおおお!!!!
「横浜ァ、、ぴあアリーナァ、、いくぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
一郎の煽りを聞くと、どうしても体が踊ってしまう。自分の思うままにステップを踏む。左右に揺れたり、頭を揺らしてリズムを刻んだり、
ああ楽しすぎる!!!なんて楽しいんだ!!
ああ、ここが天国なのか。と思った。一生ここにいたい。
⑤新宝島
新宝島もベタに大好きなので、
曲来た途端にウオオオオオオオと自然と声が出た。
両手をいっぱいに上に広げて音を浴びる体勢をとった。ああなんて気持ちがいいんだろう。
皮膚が音楽を吸収してるようで音楽が血液を通して身体中に巡っていくような感覚だった。
先日、一郎がYouTube配信で新宝島の楽しみ方をレクチャーしていた。
その中でアウトロの時に皆も一緒に「ラ〜ラ〜ララ〜」と歌って欲しいと言ってたので、歌ってみることにした。
「ラ〜」と歌うと周りの観客も歌いだして、
会場全体が一体感に包まれた。とても感動した。
やはりライブの新宝島と音源の新宝島は何か違う。
楽器やアレンジの知識がないので説明できないが
普通にライブの新宝島はアレンジ変えてるのでないだろうか。ライブの方がより疾走感あって好きだ。
こんな感じで史上最高のライブ体験をした。
正直、このクオリティでライブできるアーティストはどのくらいいるのだろうかと思うくらい、自分の中で圧倒的だった。
楽曲しかり音響しかりプロジェクションマッピングやレーザーの演出、圧倒的なサカナクションのライブのクオリティに頭が上がらない。
以前、一郎がインタビューで
「俺感動しないのよ。よっぽどの事じゃないと。
だからよっぽどの事しないと人を感動させられない。」
というのを聞いたことがある。
そういう理念があってあのクオリティのライブができるなんて、ファンとしてこんなに誇らしいことはない。
次のライブが楽しみだ。
まだ聴きたい曲がたくさんある。
ファンクラブも入った。
サカナクション最高。万歳。
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