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ソルレアロン 新規サポートの考察 part2

 ソルレアロンに興味を持って頂いた皆さま、はじめまして。以前の記事をお読み頂いた皆さまはお久しぶりです。以前書いた際には多くの方にお読み頂けたこともあり、僭越ながらpart2という形で再び記事を書かせて頂きました。

 前回、4月5日(金)発売『無幻双刻』にソルレアロンの新規サポートが収録されてから約半年、10月11日(金)発売『天智覚命』にソルレアロンの新規サポートが収録されることがしれっと公開されました。
(8月26日 今日のカードにて紹介)

流記の学士 ライティン
使丁の学士 タイディ

 公開されたのはRRとCのカード1枚ずつ。さすがにまだ新しいソルレアロンには出逢えないようですが、なかなか良い新規カードを頂きました。スキルを見た感想としては、かゆいところに手が届くなぁ〜というところ。詳しくは後ほど説明するとして、先にこれだけは言っておきたい…。

 ライティン顔が良い…!あと皆さん言っていますが、ソルレアロン関連のカードって、みんなイラストが素敵ですよね!統一感もありますし、学院とか書庫の雰囲気がたまりません!イラストが好きでソルレアロンに興味を持った方は多いはず!

 さて話を戻しますが、新規カードの考察をする前に、現状のソルレアロンの置かれている状況と現状のスペックについて、簡単にお話をしたいと思います。


◯ソルレアロンの現状
 サポート全般、意外に良いカードを貰えていて、悪くなさそうに見えます。しかし既にお使いの方々はお気づきですが、どのカードも『ソルレアロンの〜なら』という感じにスキルに名称指定が入っています。つまり、ヴァンガードがソルレアロンにライドしてからしか機能しません。

 現環境は早いデッキが増えてきており、動き出しが遅いソルレアロンは後攻だと少しキツいかなぁという感じです。キルターンは基本的に4ターン目ですが、後攻になってしまうと、4ターン目に辿りつけない事もあります。例に出すなら、ブラグドマイヤー相手に後攻になってしまうとかなりキツいです。

◯ソルレアロンのスペック
 ソルレアロンは元々、『先攻で高パワーを相手に叩きつける!』を売りにしたデッキでした。ですが色々なインフレでその利点はもはや失われています。明確なのは、パワー上昇をソルレアロンに頼り、サポートカード達がパワーを上げてくれないため、あと一歩が届かないスペックになってしまっているということ。

 今回の新規カードは、そのあと一歩を少し埋めてくれる…つまり、かゆいところに手が届くカードかなぁというものになっています。
 ということで、新規カードの考察に移りたいと思います。

流記の学士 ライティン

 まず1枚めはRRの新規カードです。アタック時にパワーを上昇させるスキルと、ソウル起動のスキルを持ちます。
 アタック時スキルの強い点は2つあります。
 1つ目はアタック時であること。今までのソルレアロンのメインアタッカー、ディペンダブルピアース・ドラゴンは、ソルレアロンのスキルが発動した際にスキルを獲得するスキルでした。

スキルの発動タイミング的に、ソルレアロンのアタック時スキルで登場した場合、パワー上昇を得られません。

 つまり、メインフェイズでしかパワー上昇できなかった従来に比べ、ライティンはアタック時スキルになったことにより、『ソルレアロンのアタック時スキルの前でも後でも』パワーを上昇させられるのが強みの1つです。

 2つ目はパワー上昇が10000であること。アタッカーのディペンダブルピアース・ドラゴンもヴィズダムクロー・ドラゴンも、パワー上昇は5000でした。

パワー上昇スキルは、登場時にしか発動しない。

 ソルレアロンを使っていると、1回目〜2回目のアタックのパワーがブーストつけないと低い…ということが多く、単体でパワーが高くなるライティンの強さは、デッキのパワー不足を補ってくれます。

 続いてソウル起動スキルも、かなり優秀です。というのも、ドロップから山札の上にユニットを置くカードは何枚あっても有り難いから。
 複数枚発動したり、ハーベスティンと組み合わせて発動させれば、山札の上のユニットを2枚以上固定出来ます。そうすれば、ソルレアロンのアタック時スキルでエフォルをコールした場合、エフォルのスキルで確定で好きなユニットをコール出来ます。

ライティンは山札の上に置けないため注意。
ライティンやハーベスティンのスキルで使い回せる。
因みにエフォルからエフォルは連鎖できる。

 ライティンのスキルで、ドロップのライティンを山札の上に置き、ハーベスティンのスキルで、エフォルを山札の上に置く、という使い方も強いかもしれません。

使丁の学士 タイディ

 さて2枚目の新規カードはC。タイディはめちゃくちゃ強いカードではありません。ですが、画期的な1枚でした。というのも、『相手のリアガードを退却させる』というスキルはソルレアロンにはありませんでした。(ケテルの中でも珍しい)
 使いたい場面が多いカードではありませんが、2枚ほど入れておけば、役に立つ場面もありそうです。
 因みに、ソルレアロンはアタック時にユニットを展開するため、ユニットの上書きコールが度々起きます。ですがタイディのソウルに入るタイミングは遅いため、微妙に噛み合ってないのは秘密です。

 さて今回は、ソルレアロンの新規サポートカードについて、簡単にではありますが考察させて頂きました。
 約半年ぶりの強化に浮き足立つところですが、実際どこまで戦えるかはまだ検証が必要です。ぜひ皆さまのソルレアロン研究を教えて頂ければ幸いです。
 最後までお読み頂きありがとうございました!

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