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ヤヤ・バラードデッキの道のり【84】

プラチナに入ってからの戦績がひどい
先週分のLJL観戦も終わり、移動中にも対戦したけど振るわず
シーズン開始直後ということもあり、赤単アグロ、白青兵士で4割くらい占めている印象があり、今週だけは下の方をケアする形にシフトしてもいいかも

あと、ボロスミッドレンジ試しておこうかと考え中
特に新弾環境に入ったらやりたいこと詰め込みすぎて失敗しそうな気がしていて、今のうちにリーアを外しておくことで、デッキに柔軟性を付けておきたいのだ


前回はこちら

デッキ

ヤヤ・ミッドレンジ2.0.0

バージョンあってんのか怪しくなってきた

out
《とんずら》×2
《さまよう心》×2
《溺神の信奉者、リーア》×2
青系土地
in
《稲妻の一撃》×1
《血に飢えた敵対者》×4
《鏡割りの寓話》×1
赤白系土地

と、いうことで下回りを意識した形でのボロスミッドレンジ
青パーツをすっぱり抜いて、その分を除去と《血に飢えた敵対者》に変えた形
《溺神の信奉者、リーア》が抜けた後、墓地に落ちたインスタント/ソーサリーを活用するには《血に飢えた敵対者》が要る

リーアじゃなかったらこいつよ

…この、スペル回収のギミックホントに要るの?
回収できることは自体は間違いなく強い
じゃないと、こんなに《溺神の信奉者、リーア》を擦り続けない
ただ、コレだけ除去を盛っといて、なお回収までして撃つというのはなかなか贅沢だ
《血に飢えた敵対者》からのビートというプランは、3~5マナ帯のクリーチャーの薄さから厳しいわけで、これは他のパーツを探すべきかもしれない
ちょっと、新弾で入れたいカードも意識して再度考えてみる

でも本当に必須なの? という疑問は持たねばならぬ

《栄光のドミヌス、モンドラク》

『ファイレクシア:完全なる統一』で使いたい…というか、ヤヤと一番マッチしてるのはこいつだと思っている

トークン倍

ヤヤを4マナで降ろした後、5ターン目に《栄光のドミヌス、モンドラク》を降ろしてヤヤ+1を起動すると、ケルド人が2人出てきて1マナ余る
つまり、4ライフあればモンドラクに破壊不能・カウンターが載せれるのだ
あとは、毎ターン+1してればとりあえずモンドラクは破壊不能である

どんどん増えるよ!

また、ヤヤは基本的に、盤面不利なら-1、盤面が平たいなら+1、有利なら状況に合わせて+1/-1/-2で選択になる
その中のどこかでは+1を使って忠誠度を回復する必要があったんだけど、ここでブロッカーを2体出せるのは次ターンにスマートに-1や-2の選択がしやすくなる
また、トークンの増加が倍になることで、-2の選択もしやすくなるわけで
お互いを引き立たせる、ベストマッチと言えると考えている

-8以外の忠誠度すべてが使いやすくなる
特に、-2の使用頻度を増やせそうな予感

あと、現状使っている赤いカードとのシナジーもある
《鏡割りの寓話》は言うまでもなく、結構重要なのが《家の焼き払い》
コレ、下のモード選択するとデビルが6体出てくるのだ
仮に、4ターン目《栄光のドミヌス、モンドラク》から入って5ターン目に《家の焼き払い》を撃てば盤面にモンドラクとデビル・トークンが6体
ヤヤ-8から撃てたら、なんと18体飛び出てくる
ちなみに、モンドラクの破壊不能・カウンターで生け贄にも捧げてダメージを狙ったところに入れることもできる(2点だけど)

赤を使う十分な理由になり得る
特に、《鏡割りの寓話》はベストオブベストマッチ
1章のトークンと、そこから生まれる宝物・トークン
そして、《キキジキの鏡像》からのコピーが倍になる

…生け贄?
こんな所にサクリ台が用意されてるー!!
今気が付いたー!!!
コレは、《血の裏切り》からのパクりファイスできるんじゃね?

赤でダメージを使わずにクリーチャーを処理する唯一の方法
…唯一は言い過ぎたわ

あとは、《大勝ち》《燃え立つ空、軋賜》あたりで出てくる宝物・トークンがバカみたいな量になったりもする
雑に《巨竜戦争》を先読3章から撃ったら4マナで4/4飛行が2体飛び出てくるし、《瞬足光線の大隊》も5マナで2/2が5体、9マナで4/4が5体だ
《嵐の捕縛》もなんとなくトークン2個出るのやばそう
なんか、めっちゃパワーを感じる

なんだかんだでダニとか並べられたら嫌だし、持っといて損しないのでは?

あと、新弾搦めて面白そうなのは、《苦々しい再会》と合わせての《白の太陽の黄昏》

8マナ要るけど、コレ決まったら毒勝利できる
破壊不能な連中を先に処理する必要があるな?

ただ、次環境ではドミヌスたちがこぞって破壊不能を持ってくること、白と黒の《ファイレクシアの立証者》《ファイレクシアの抹消者》や、やたらとデカい緑のファッティの存在から、追放除去や《シェオルドレッドの勅令》などによる生け贄除去が増えそうな気がしている
となると、《ロランの脱出》のような呪禁付与などでの対策がないと厳しいかもはしれない

間を取って《精霊界との接触》でもいいかもしれん

この辺でデッキ作りたいなー、というのが新環境での第一弾デッキになると思われる
今の所は、だけど
んで、現状に戻る

ヤヤ・ボロスミッドレンジ

今までの基本的なデッキ構成は、「序盤は除去に徹して中盤以降にカウンターを決める」である
状況に応じて、6マナ《告別》からのカウンターになることもあるけど、基本的には4マナまでで除去しきってからヤヤを降ろして《聖域の番人》に繋ぐのがいい感じ
その場合は、5ターン目は除去対応になることが多い

勝ちパタン

で、敗因となるのは
・序盤での除去が足りずに押し負け
・土地が伸びずに手数で負け
・盤面になにも出せずに押し負け
あたりが主になる
3ターン目に3マナ無い、あるいは4ターン目に4マナ無いとか、4ターン目の《黙示録、シェオルドレッド》を対応できないとか
あとは、《絶望招来》でとりあえず5ターン目以降の展開をリセットされて後続が出てこない、とか

この辺に対応できずに負ける
ぱっと思いつくの、黒ばっかだけど、もちろん他の色でも同じ

特に気になるのは、3ターン目《鏡割りの寓話》で4ターン目のマナを確保しようとしてたけど1勝のクリーチャー・トークンを処理されて、4ターン目4マナ出せない場合
最低でも4マナ無いと、除去以外の行動がとれないのでどうしても不利になっていく
ここで安定して4マナを取りに行くのがいいと思われる
…つまり、ここの方が安定するんじゃない?

気にはなってた
2色なら使えそうな予感

《野心的な農場労働者》なら、3マナ目をとりあえず確保できる
《ジェトミアの庭》あたり入れとけば、最悪4ターン目には赤も確保できる形になるわけで、事故を防ぐという点ではよさそう
…逆に、《ジェトミアの庭》のタップインでテンポ負けすることもあるかもだけどさ

タップインは嫌いなんよなぁ
とはいえ、いざとなればサイクリングが効く

ヤヤ・ミッドレンジ2.0.1

土地24枚でお試し

out
《血に飢えた敵対者》×2
《引き裂く炎》×2
《山》×3
《平地》×1
in
《軍備放棄》×3
《野心的な農場労働者》×4

《野心的な農場労働者》で平地を引っ張ってこれることを考慮して、土地は24まで削ってみたこと、《引き裂く炎》を《軍備放棄》にしてみたことがお試し点
平地がどれだけ出るのかがわかんないけど、追放除去であることから白単ミッドレンジに効くし、1マナで対応できることからエスパーミッドレンジにも対応できる
黒系ミッドレンジに対して、例えば《黙示録、シェオルドレッド》が4ターン目に出て来た時に平地が4枚あるかというと怪しいかな、くらいなので、その辺は使いつつ様子見
あと、何気にアグロ系にも効きそうで、使うとなったら強そうに見えてきた

結構期待してる

モンドラクへの考察はどうなったんだ、という所ではあったんだけど、モンドラクの代わりが効かないので現状は保留だ

この辺のことである

とりあえず、新弾環境まではコレを回してみる

対戦記録

基本的にはスタンダード:ランク戦(BO1)
プラチナTire4~の記録というかメモ
先/後:先攻か後攻か
〇x(y):勝ち、xは勝利時の残りライフ、yは相手投了時の相手残りライフ
×(x)y:負け、xは投了時の残りライフ、yは敗北時の相手残りライフ
△:開戦前に相手が爆発して勝利、ノーカン
Sxty:マナスクリュー、xマナの数、yは止まったターン数
Cc:cは色偏りで足りなかった色
F:マナフラッド、主に後半になって3ターン以上連続で土地引いた場合
M:ミスプレイあり
m:ミスプレイあったけど大きな影響なし
?:バグあるいは不可解な動作

黒単ミッドレンジ:後×12

除去から《放浪皇》と入って、《告別》からどう動くか、みたいなプラン

相手はハンデス軸
久々に1ターン目《隠し幕》食らってゲンナリである
その後も手札を刈られまくり、そして出てくる《墓地の侵入者》
これの対応に時間がかかった上に、《絶望招来》×3と飛んできて、まぁよく持ったなという感じ
最後は《ファイレクシアの肉体喰らい》が7マナで出てきて何もできず

なんで《軍備放棄》引かなかったの?
という気持ちでいっぱいである

黒赤ビートダウン:後〇7(23)

《軍備放棄》はあるけど平地がないぞ?
まぁ、《兄弟仲の終焉》からヤヤ展開の流れに

《兄弟仲の終焉》で序盤クリーチャーを一掃、その後はヤヤを降ろし、相手は《黙示録、シェオルドレッド》と《ヨーグモスの法務官、ギックス》に合わせて《反乱のるつぼ、霜剣山》でトークンを展開してアタック、1ダメ1ドロー2ライフゲインと効率のいいドローエンジンに
ここに《告別》で再度の一斉除去を放ち、ヤヤを残して盤面有利
後は《怒りの大天使》、《鏡割りの寓話》と展開していったところ、相手が投了して勝利
ヤヤの忠誠度が8になるのを止めれなかったっぽいのかな、という印象

平地が無いのよ

白青ランプ:後〇21

後攻なら2マナでも、まぁ
除去から《鏡割りの寓話》、ヤヤとつなぐ形

相手は青白で《スランの蜘蛛》《マイトストーンとウィークストーン》から《街並みの地ならし屋》《ファイレクシアへの門》とつなぐデッキ
白に寄せてるっぽかったので、《修復と充電》くらいは入ってそうだったけど撃たれず、不明
《秘儀の代理者》でスペル回してるのがカッコよかった

自分で使うなら、《戦闘態勢》とかで5マナ使えるようにしたい
墓地からなら指定足りてなくても《報復招来》撃てるし

展開としては、除去が回り切ったのとヤヤのケルド人がとにかく殴った
最終的にはケルド人が4体並び、果敢でパンプしてリーサル

メチャ殴った

赤単アグロ:先〇17(20)

調整ボーナスはどこに行ったのかと思っていた
土地2から《野心的な農場労働者》があるのは安心できる

序盤攻勢が弱く、3ターン目に《兄弟仲の終焉》で盤面クリア
その後、2ターンかけて《機械化戦》と盤面に動きがなかったため、こちらもゆっくり対応できて除去十分
後は、盤面をクリアしていたら相手のリソースが尽きた形
《血に飢えた敵対者》を《放浪皇》で斬り捨てた所で相手が投了して勝利

お前、ソーサリーだったのか
撃ちたいときに撃ちにくい、という問題があるので注意しないといけない
うっかり相手ターンにクリアしよう、とか考えかねない

赤単バーン?:先〇15(20)

《鏡割りの寓話》から《放浪皇》を構えつつ《聖域の番人》へ

相手は、多分バーン構成
ただ、《引き裂く炎》が飛んできたので、フルバーンというわけでもないのと、火力をほとんど盤面に撃ち込んできていたので、何かしらのギミックはありそう

受けたダメージのほとんどはコレ

毎ターン《鏡割りの寓話》を引くという展開で、相手も毎ターンこれに付き合ってトークンを焼きに来るという形
《聖域の番人》を焼き切るような火力はないと高を括ってドローしたら、《稲妻の一撃》→《引き裂く炎》と撃ち込まれてびっくりした
ただ、3体目の《キキジキの鏡像》まで対応しきれなかったのか、こちらの変身中に投了、勝利となった

2/2が2体出る、という展開力で勝った

赤単アグロ:先(3)×20

《野心的な農場労働者》で4マナまで見えるし除去もある

相手の攻勢が激しすぎた
きれいに回られて、5ターン目の手札で対応しきれず、投了
《兄弟仲の終焉》があればなー、という気持ちで次へ

3ターン目に手札にいないとちょっと間に合わない

青赤白コントロール:後×(7)17m

白1出れば白白と出せる
問題は最初の白よ

相手は、2種のテフェリーと《放浪皇》を軸に、《力線の束縛》などの除去を駆使してコントロールするタイプ
《炎恵みの稲妻》が入ってるのが印象的だった(し、ぶっ刺さった)

追放除去なんすよ

基本的にはPW起点なので、それまではこちらが押す展開…とできればよかったんだけど、クリーチャーは《力線の束縛》で、ヤヤは《雲散霧消》ときれいに止められて序盤の優位を作らせてもらえず
中盤、《稲妻の一撃》を搦めてPWを討ち取り、《家の焼き払い》トークンを並べて攻勢に出た上で、相手の《勢団の銀行破り》《セレスタス》を見て《兄弟仲の終焉》でアーティファクトを流したのが良くなかった

《引き裂く炎》を抜いていたのも大きい
こいつらがいないと、特にこのタイプのPW展開系に弱くなってしまう

これで、相手のPWに届く火力がなくなり、リソース源であるヤヤも打ち消されていて手札は減るばかり
結局、相手の再展開に耐えれず、また《家の焼き払い》トークンも《炎恵みの稲妻》で消されてPIGダメージが出せずといい所なく、じり貧になって負け
相手のデッキをちゃんと理解できなかったのが一番の敗因かと

こいつが見えた時点で、ほぼ確定してたんよな
全体除去を軽々しく撃つもんじゃなかった

赤白黒コントロール:後×(6)23

除去もあるし、《鏡割りの寓話》からヤヤへ

またもやPW軸で、《不笑のソリン》《放浪皇》を軸に《勢団の銀行破り》《絶望招来》でダメージとドローを重ね、黒の破壊除去と《告別》で盤面コントロールする形
…赤は何に使うんだこれ
《怒りの大天使》《鏡割りの寓話》を見なかったので謎だけど、不要だし出てこなかっただけかもしれぬ

後半、《野心的な農場労働者》と土地しか引かないという状況になって手詰まりになり、そのままトークンに押し切られて負け
ここ2戦、長期戦になった際に《溺神の信奉者、リーア》を失った分、リソースが尽きてる印象あって、この辺が今後の課題になりそう

打消し否定するのももちろん強いんだけど
真骨頂は泥沼化した際のリソース獲得だと思ってた
そう考えると、リーアがいないならもっと早く決着をつける必要がある

あと、後半に《野心的な農場労働者》を引いても、せめて《放浪皇》でもいないとただの1/1に過ぎず、再序盤以外に用がない
再序盤に引きたいなら4枚挿しとけなんだけど、後半に引いてもなーという
こいつ、試作とかついてないのか?

集会満たせるなら後半に引いても、とは思うけど
集会満たせるなら、そもそも盤面勝ってるんだよな
ただ、こいつ入れてからの土地の安定感は凄いのは認める

デッキ調整

ヤヤ・ミッドレンジ2.0.2

ということで、《炎の媒介者》お試し

out
《軍備放棄》×3
《野心的な農場労働者》×4
《ジェトミアの庭》×3
in
《炎の媒介者》×4
《引き裂く炎》×2
《平地》×1
《山》×3

3枚目の土地を持ってくる、という用途では使えないけど、3ターン目に3/3になれることで、例えば《鏡割りの寓話》トークンに一方勝ちできる可能性があったりとか、タイミング次第では《墓地の侵入者》《死体鑑定士》と相打ちになれる
また、1回変身してしまえば1マナ衝撃的ドローによって強引に土地を探せる

変身条件が緩いのも偉い

…いや、やっぱこいつダメか
2、3マナの状態から衝撃的ドローを起動して、デッキ内でおよそ25%を占める4マナ以上のカードを引いてしまったら目も当てられない土地を引く可能性の方が倍近く高いとはいえ、それでも結構な頻度でフィズりそう
「次のあなたのターン終了まで」ならなー

ヤヤ-1だって、せめて5マナ無いと起動しにくいのだ
理想は6マナからの起動になる
《聖域の番人》《告別》が落ちると、後で困る

で、あればこうか

序盤からダメージとマナを両立させる

out
《炎の媒介者》×4
in
《土建組一家の調達者》×4

《土建組一家の調達者》であれば、変身せずともパワー3で殴ってもよし、ブロックしてもよし、最悪《切り崩し》をもらっても次につながる
終盤に引いた場合でも3点クロックを見込めるし、状況によっては差し引き2マナで手札を入れ替えれる

奇襲でのドローは基本的には終了ステップになる
利用できるのは次のターンから、と思っといた方がいい

これで、ちょっと回しつつ様子見てみる
なんやかんややってる間に、新環境になってしまいそうではあるが

今日のまとめ

戦績

8戦4勝でトントン
プラチナでこれだと何も進まぬ
まぁ、コレはもう新弾見据えてじっくりやっていくしか

言い訳

なんか、気が付いたら日が変わってた
慌てて、土曜の朝、家族が起きてくる前に何とか書き上げようとしている所だ
ほら、忙しい時ってあるじゃないですか

たとえば、こういう

と、いうことで土日はお休み
…あれ? 週開けたら新弾きちゃうんじゃ?

楽しみではある

前回はこちら

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