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ヤヤ・バラードデッキの道のり【408】

新デッキにして1日
どうだったか? というと、まぁ、なんだ、その
可もなく不可もなく、というか可も不可もあった、というか


前回はこちら


デッキ

焦熱の軍勢

ボロス召集もどき

最大出力はボロス召集の方が圧倒的に上だけど、その分、中長期戦になって全除去受けても何とかなったりするという構築
今のところ、最大の障害は《叫ぶ宿敵》で、こいつのライフゲイン阻害のせいで長期戦が見込めなくなるのと、処理するにもダメージになるので反射ダメージが痛い、という問題が
サイドでも《壮大な玉突き衝突》くらいでしか完全な対応はできないので、なかなかに辛い

らせんで処理すると後で困ったりすることもある
赤単相手はゲイン見込んで戦ってるだけに辛い

やっぱ、サイドに《やらせはしない》あたりが要るんかな、と思い出しているところ
ただ、今のところ隙間がない
どうしたもんかなという感じ

赤単に効くし、殴ってくれればなんでも処理できるし
護法や呪禁が抜けないだけなんよな

ということで、対戦メモなど

対戦メモ

赤単ディスカード:後○○

ゴルガリコンボ:先○×○

ボロス召集:後×○×

赤単:先××

まとめ

4戦2勝とトントン
アグロ系に対してメインが弱いのが課題か
先攻取れても相手のブン回りがあると、結局まくられたりする
そして、やっぱり前述のとおり《叫ぶ宿敵》が辛い

赤系には大体入ってるのがまた

ただ、ちょっと欲張って《噴水港》3枚と《沈んだ城塞》2枚、色事故や土地事故の元を生む構築になってたのはよくなかった
《人参ケーキ》などのフォロー無しにこれやると、色が合わないときに困る
なんせ、3マナ域に《永劫の無垢》《兄弟仲の終焉》とダブシンがあるので、無色土地が1枚でもあると辛いシーンが目立つ

3ターン目ダブシンはなかなかのもんよ

デッキ調整

土地バランス

ということで、ちょっと土地バランスを見直してみた
こんな感じ

あきらめてはいない
長期戦で《噴水港》の有無は結構デカいし

後は、サイドに軽い追放除去が欲しい所だけど…
・《領事の権限》×3:アグロ対策、初手に欲しい
・《悪魔祓い》×3:汎用除去、アグロには効果なし
・《ウラブラスクの溶鉱炉》×3:サイド後のメインアタッカー
・《兄弟仲の終焉》×3:アグロ&AF対策
・《壮大な玉突き事故》×3:ミッドレンジ以降対策
と、枠があまりない
雑に3枚ずつ入れている所を2種くらい2枚ずつに切り替えれば2枠くらいは作れるんだけど、どこを削るんだっていう

しかも、墓地対策もできるならしたいのだったりする

ヤヤ必要論

ただ、同時にリスト見直してて気になったことが出てきた
このデッキ、思ったよりサイド後のヤヤへの依存度が高い
高いのに、ヤヤをサイドアウトしたりしてる
例えば、対アグロにおけるサイドチェンジのテンプレは以下

ライフゲインと除去をメインに

コレ、順当に回ると序盤の相手の展開を《兄弟仲の終焉》や《稲妻のらせん》で受けて、相手はこちらの《見捨てられた人形、アラベラ》の見えているドレインと《永劫の無垢》の絆魂が邪魔なので、そこには除去を切って後はフェイスを殴ってくる形になる
勝ちパターンは《領事の権限》を置いたうえで《戦導者の号令》までたどり着いて、《真夜中の騒乱》でまくり返す形

少なくとも、この辺までは置きたい
領事は比較的いつでも置けるけど、号令は終盤まで安全に置くタイミングは無い

しかしそれでも、最終盤において《領事の権限》《戦導者の号令》と盤面にあっても、クリーチャーがにらみ合いになったりあるいはお互いに除去とコンバットで消費しあった場合、クリーチャーを展開できないと勝てない
このデッキ、そこまで単体除去が多いわけではないので、除去にも限界があるし

豊富な除去が懐かしい…

また、特に赤系は前述のとおり《叫ぶ宿敵》がいずれ出てきてライフゲインを阻害してくる
ライフアドは常に相手が握っている状況が多い

やはり、非ダメージ系除去が欲しい…

クリーチャー展開しようにも、こちらは《ひよっこ捜査員》《見捨てられた人形、アラベラ》《永劫の無垢》《イモデーンの徴募兵》《真夜中の騒乱》の6種15枚だけで、相手の方がトップする率は上
これではいずれ息切れしてしまうだろう
アグロ相手でも、ヤヤからケルド人が出続けていれば、息切れは相手側にできるわけで、除去プランに受けるにしてもヤヤは重要なのだ

ここさえなければチャンプも可能だしな

これがミッドレンジプランなら、《ウラブラスクの溶鉱炉》が入ってアタッカーはちょっとマシになる

ミッドレンジプランのテンプレ

ただ、そうは言っても《ウラブラスクの溶鉱炉》が除去されたり引けなければ、アタッカーの安定供給はヤヤに頼ることになる
対アグロに比べてクリーチャー数も減ってるってのもあるけど、驚くことに、ブン回りでなければヤヤがいないと安定した勝ち筋にたどり着けない
え、マジで?
なんか間違ってない?
そんなにヤヤに頼ることあった?

こんなに頼る日が来るなんて…
まぁ、トークン出すだけなら他にもあるんだけど

嬉しい悲鳴なんだけど、そうなると今度はサイド後のヤヤの枚数が気になるところ
迂闊に2枚とかにすると、勝ち筋を失っていることになりかねない
ちょっと気を付けていきたい

《世話人の才能》について

ところで、《永劫の無垢》について、《世話人の才能》の方がいいのでは…?
という思いもある、というのは昨日も書いた

3ターン目に2/1絆魂が降りたというだけで最低限仕事してる
除去にも強いしな

ただ、現環境で《永劫の無垢》の除去体制への信頼度はそこまで高くない
エンチャント除去も含めて追放除去が多いことがこの要因だ
白相手とかだと、《エルズペスの強打》《やらせはしない》などの存在がちらついて、迂闊にアタックもブロックもできなかったりする

ちなみに、赤や黒の場合は問答無用で追放除去が飛んでくる
世知辛い

ただ、《世話人の才能》は3ターン目に仕事をしないことでテンポロスを生みやすい
《戦導者の号令》も同様だったけど、これは事前に展開できていればアンセム効果を振りまいている、というだけで仕事はあるので、まぁ良い
では、3ターン目にマナを使わず、能動的にトークンを生めないのか…というと、ちゃんと生み出せるのだった

こういうのとかね

《焦がし切りのゴブリン》は何かしらで攻撃すればクリーチャートークンが出せる
《金飾りのゴーダ》は騎乗、《ロケッティアの爆走バギー》は搭乗して攻撃できるなら3ターン目に宝物トークンが出せる
いずれも2ターン目に展開して、3ターン目に生き残っている前提にはなるが

このへんだ

《金飾りのゴーダ》《ロケッティアの爆走バギー》の宝物トークンは、何と案タップインと破格
ただ、事前に走れるように1ターン目のクリーチャーが盤面に残る必要がある
この辺は《入れ子ボット》がとても相性が良いといえる
ちなみに爆走バギーに至っては機体なので除去が当たりにくい、という長所もある上に消尽付きでとても助かる…が、グルールカラー
流石にこいつだけのためにナヤにしたくはない

乗せたいだけなら槍護衛も

で、とりあえず《焦がし切りのゴブリン》を試してみた
こいつ、クリーチャートークン生成なので《戦導者の号令》ともシナジーするし、騎乗や搭乗の必要がなく、単体でも仕事をしてくれるのが偉い
2ターン目のこいつが残ってさえくれれば、3ターン目置物に繋がってとても気持ちがイイ
また、こちら先攻で2ターン目の《焦がし切りのゴブリン》が返しで除去された場合でも、3ターン目の置物展開のテンポロスが少なくなるので、ある意味出し得だったりする

相手が除去を連打していたとしても、4Tヤヤ着地でちょうどいい塩梅に
リストはこんな感じ

やってみた感じ、《焦がし切りのゴブリン》さえ生き残ればとても強そうに見えた
4ターン目以降の流れも強くなるし、《見捨てられた人形、アラベラ》と比較すると、より攻撃的な感じで振舞える
アラベラは最悪《上機嫌の解体》の種にもなれるし、ライフゲインがとても偉くてフェイスも直接狙える強みはある
入れれるならどっちも…といいたいところなんだけど、流石に枠がない

アラベラも上振れの塊
《上機嫌の解体》までつながれば、アタックして4点ダメージ4点ゲイン

ただ、上記リストだと《稲妻のらせん》がなくなった分、序盤テンポが悪かった場合に取り返しにくい
横展開もボロス召集ほどには強くないので、《門道急行の事件》だけでは相手のプレッシャーを押し付けきれない、というのもある
この辺のバランスが取れないと、《焦がし切りのゴブリン》は採用が難しい
さて、どうするか

焦熱の軍団

で、まずはこう

《稲妻のらせん》を2枠にするアイデアもあったけど、ここはまだ触りたくない
3点火力は、ラストの押し込みも含めて強い動きを作りやすい
序盤除去に切ることで、特に後攻でテンポを取り返すこともできるし
《門道急行の事件》は2ターン目には展開しにくいし、2マナ除去は減らせない

大事な除去は減らせない

その《門道急行の事件》についても、コレ実はヤヤとめちゃ相性が良い
《上機嫌の解体》と《門道急行の事件》で削ったところにヤヤ-2とかで盤面切り取れることもある
純粋にダメージソースとしても重要なうえ、事件解決の必要はあれども後半に効いてくるアタック強化は5枚目以降の《戦導者の号令》として扱える

並ぶと結構なアタックダメージになる
ってか、並べていかないとダメージが出ない
ボロス召集ほどにクリーチャーを展開できない弱みをこっちで補っているのだ

ということで、いったんは《イモデーンの徴募兵》《戦導者の号令》を1枚ずつ減らす形にしている
恐らく、これはヤヤを3枚にするのが丸いんだけど、これで回して足りないところを補強しようと思う

どちらも、盤面取ってからかマナが充分にあるときが強い
それ以外では1枚あれば充分

あと、地味にサイドに《やらせはしない》を追加
全体除去を犠牲にしているので、ここがどう響くか…という所
ミッドレンジに受けれる強みのひとつは、5マナ全体除去を採れることだ
ここが減るのはちょっと怖いので、《ウラブラスクの溶鉱炉》を削ってあくまでも横で戦うイメージで行く
という所で昼休みなのでひと回し



対戦記録

プラチナTier4-6から
今はお試し期間なので、結果はともかくガシガシ行くぞ

ゴルガリミッドレンジ:先×○×

悪くないと思うんだが

序盤は狙い通り、《焦がし切りのゴブリン》からの《世話人の才能》とつなぎ、道中、完全に盤面取ったと思った返しに《ギックスの命令》、次ターンには《羅利骨灰》で《世話人の才能》Lv3も落とされて、返す手立てのない形で負け
これは相手が強かった

横を咎めるだけならともかく、盤面にファッティが残るのが辛い
ミッドプランへ
ちょっと弱いが…
少なくともクリーチャーが展開できる

先攻分のテンポを生かして押し込み、相手の《沈黙を破る者、スラーン》連打に《壮大な玉突き事故》の連打を合わせて何とか勝ち
固まってトップにいてくれてありがとう…

トップで勝った!
サイド変更なし
これが先攻手であってほしかった

2回プレイミス、あと軽いのがいくつか
序盤展開を《苦難の収穫者》で咎められたのが痛かった
あそこ、1体無駄に展開しているのがもったいなかったな…
その後、次ターンの全除去が確定しているのにブロックしなかったことでライフアドを失い、ラストは後ろ盾のない《真夜中の騒乱》でライフを取りに行くも、相手の《眠らずの小屋》が見えてなくて殴ったらリーサルだったという…
ちょっとやらかし多かった
もうちょいやれた感ある

ラスト、ここをぐっとこらえてればワンチャン…
あったか?
ブロックしても倒し切れず、トランプルは抜けてくるし、ここまで来たら無理か

ってか、コレ前ターンに《眠らずの小屋》に《やらせはしない》を撃ってるんだけど、《苔森の戦慄騎士》に撃っとけば後1ターンあったな?
やはり、やらかしとる
逆に言えば、ミスを減らせたら、もうちょい行けるな

ゴルガリミッドレンジ:後○×○

全部土地は久々
土地ばっか引く

相手が除去より展開を優先する構築だったようで、《焦がし切りのゴブリン》《戦導者の号令》と並んで、あとは走り切るだけ…と思ったら、相手のダメージもヤバかった
何とか《真夜中の騒乱》で一回ごまかして、ラストに《イモデーンの徴募兵》で〆

うまくいってよかった…
ミッドレンジで受ける選択
土地が偏ってませんかね?
土地2枚、騒乱ボトムで

土地が詰まってどうなることか、と思ったけど、案の定、どうにもならなかった
除去握ってるのに展開優先したのもよくなくて、結局抱いたまま死亡
これは雑が過ぎた

その《やらせはしない》は何のためにあったのか
先手番なので、展開も見る形に
土地多いんだが?
ラノエル焼けるし、行くけどさ

ラノエルでてこなかった
相手が終始対応する展開になったことで、こっちもやりやすくなった
《ウラブラスクの溶鉱炉》を見せて対応させてからの《戦導者の号令》の着地、その後に《イモデーンの徴募兵》の引きと右手も強かった感じ
ラストは蓋をしに来た《黙示録、シェオルドレッド》に《悪魔祓い》を打ち込んで、押し切って勝ち

きれいにリーサルまで行けた

まとめ

そして、今日はここまで
《永劫の無垢》→《世話人の才能》については、今のところは悪くないように思える
《焦がし切りのゴブリン》が想定よりも処理されてない、というのは運のよさなのか何なのか
もうちょっと様子見たいところ

地味にボットは3マナ置物があると通りやすくなる
最高速度から2点クロック刻めれたらそれはそれでいいな

ミッドレンジに対して、2本目以降で船体除去除去盛られると辛いって印象はあるので、《上機嫌の解体》や《真夜中の騒乱》の再展開が重要な感じがしてきている
もちろん、ヤヤ+1も
この辺、要経過観察かな…

全除去のにおいがしたら、撃ち控えしないとなんだが
まだまだブレーキが踏めないでいる

ただ、まだバーンの構築も忘れたわけではない
あっちはあっちで楽しいんよな
環境に合わせて使い分けれるなら最高なんだが、環境が全く分からぬ
今後次第ってとこか

別に、調子悪かったわけじゃない
新パーツが土地しかなかっただけだ

あと、《忍耐の記念碑》使ったバーンも組んでみた

楽しい

顔撃ってりゃそのうち勝てるでしょ、という構築
これはこれで楽しいので、また暇なときに回す
では、また次回


次回はこちら

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