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ヤヤ・バラードデッキの道のり【386】

明けましたな
昨年末はちょっとまとまった時間が取れず、書きかけの記事も放置気味だったので、マルっと捨てて改めて
ってか、このフレンズというデッキ、ライフスタイルにあってなさすぎるな?


前回はこちら


デッキ

追放の交渉人

単体除去の安心感

冒頭でも書いた通り、このデッキ1戦あたりの時間が長い
アグロに対してすら、まずは受け切ってから反転の形を取るので、どうしても序盤に時間を取られてしまう
通勤時間しか可処分時間が無いのに、行き帰りで1マッチずつしかできないようでは、勝率が多少良くてもラダーを上がって行くのは厳しい
まさか、ライフスタイルがマッチしないとは思わなかった

ということで、改めてビートによせる構築を模索することにする
勝った負けたのテンポが良くならないと、モチベも保ちにくいし
で、直近だとこの辺りで一度試していた

リストはこんな感じの赤単ビートバーン

コレはコレで楽しくはあった

ただ、コレはヤヤ4枚の意味を感じれなかったのが大きかった
このヤヤ4枚を、3枚採用になってしまっている火力や《叫ぶ宿敵》の4枚目に入れ替えた方がより早く、より強い
何なら、ビートバーンという形に特化させた方が回していても楽しかった

それがコレ
もうちょいいじる所はありそうだが

いずれにせよ、ビート系の場合は前述の記事にも書いたとおりだけど、

コレは、乗り手の問題もあるとは思うんだけど、やっぱりビート系にヤヤを乗せると、ヤヤがいる前に決着がつくのが理想になりがちで、そうなると「なんで俺はヤヤを4枚も採用したのだ…?」という気持ちになってしまう

という複雑な気分になりがち
ヤヤを降ろすまでのリソースをすべて叩きつけて勝てばいいのだから、保険としてのヤヤを4枚も詰む理由が無いのだ
コレは、ヤヤのゲームレンジと選択したアーキタイプとの剥離に他ならない
ヤヤのゲームレンジはもっと後ろなのだ

で、フレンズを見てみる

フレンズの場合、序盤は完全に除去コントロールに寄せており、後半の相手リソースが尽きて息切れさせた時点からPWを連打して勝ちに行くプランを取ることになる
この場合、ヤヤは中盤の盤面をいったん落ち着かせつつ、後半のPWとのシナジーを生かした動きができており、「ヤヤ使ってるな!」という思いもできて大変満足だった

主にこの辺り
ここで勝てなくても後詰めが効いててとても強い

「ヤヤを活かしたデッキ」という意味では、ある意味のゴールだったようにも思うし、これをきっちりシェイプできれば完璧だったのでは…? とも思う
ただ、こいつは残念ながらプレイスタイルには合致したのにライフスタイルに合致しなかった
時間が足りぬ

真綿で首を絞めるかのような戦い方では時間が足りない

これが、《戦導者の号令》《トーテンタンズの歌》といったコンボ型であれば、パーツさえ集まれば一瞬で終わるし、また凌ぎ切られたら潔く投了するという形で時短もできたんだけど、コントロール色の強いデッキではそうもいかない
とはいえ、号令歌のデッキはヤヤである理由を見失いつつあったのも事実だ
新しい形…というか、ビートでヤヤを活かすためのデッキを改めて模索しなければならぬのではないか?

ヤヤである意味を強く見出すことが難しい
イロイロとこじつけることはできるんだけどな…

と、いうことで、新年一発目のデッキはこちら

デッキ

焦熱の律動

まだ調整中

ヤヤを4枚入れるというコトは、ヤヤをプレイすることを前提としたデッキであるということだ
つまり、アグロ的なゲームレンジではなく、ミッドレンジを意識したビートダウンに寄せる必要がある
赤という色を活かして速攻持ちのクリーチャーでライフを削ってこちらが主導権を握りつつ、適度な除去で相手の脅威を咎める形だ

この辺を叩きつけていく

中盤にはヤヤを展開、リソースの確保を担いつつ、後半の《クイントリウス・カンド》に繋ぐ
クイント-3の発見は、デッキ内の全てのカードにリーチするのであと1手を押し込むのに使えるし、ヤヤと並べばヤヤ-1で毎ターン2点のドレインが効くのはフレンズでも試した通り

ここのシナジーはやはり強かったし、レンジが噛み合う
今年はココを中心に行く

序盤の万能除去には《幽霊による庇護》を採用、これによって、特に1マナ域のクリーチャーを増量して、最速2ターン目に庇護から相手の序盤の動きを咎めつつ、護法でビートの担い手を守ることが可能になる
ライフゲインも染みるし、アグロに対して強く出れるようになったはず

ここら辺が噛み合うと、そのまま殴り切れる(こともある)

ということで、序盤は(弱い)ボロスオーラ、あるいは(弱い)ボロステンポのような動きをしつつ、中盤の《叫ぶ宿敵》やヤヤに繋ぐような動きでテンポを取りつつライフを攻めていく
10点ほど削れたら、終盤の《クイントリウス・カンド》と火力スペルによってライフを削り切って勝ちだ

例えば、クイント-3かららせんが捲れたら、5点ドレインになるわけで
序盤に攻めたライフを削り切る動きが可能

ヤヤも、
+1:ブロッカー兼ビート役の準備
-1:序盤で尽きたリソースの確保とクイントとシナジー
-2:中盤の相手チャンプを焼きつつビートを完遂
-8:火力3倍で焼き切って勝ち
と全ての忠誠度能力に役割を持たせられている
基本は+1連打からの-8…と行きたい所だけど、前向きにビートしつつライフを攻める構造上、-1の役目が結構重いので、奥義はあくまでもオマケ程度になる
《クイントリウス・カンド》が見えているなら、+1で時間作っていく感じにもなり得るけど、相手の盤面次第でもあるのでこの辺りは臨機応変に

揃うか、というとそこまで期待してはならない感ある
あくまでも基本はビート戦略だし、クイントはメイン2枚だし

悩ましいのは2マナ域のクリーチャー2種の枚数
《精鋭射手団の目立ちたがり》と《熾火心の挑戦者》についてだ
目立ちたがりは計画によって《クイントリウス・カンド》の常在型を起動することが可能で、いざとなれば飛行ブロッカーとしても利用可能
熾火心については数は少ないものの、《巨怪の怒り》《幽霊による庇護》で衝動的ドローでリソースの確保が可能
そして、いずれも火力とPWによってサイズアップが可能と役割が被る

どっちもダメージが伸びるのがありがたい

ポン置きできる《熾火心の挑戦者》の方が性には合うものの、《精鋭射手団の目立ちたがり》の方が活躍するシーンは多そうでもある
ただ、目立ちたがりについては隙を突いてバーストダメージによるリーサルを狙えることと、取りあえず計画しとくだけでも相手のテンポを奪える可能性があって、結果として計画して放置することが多くて序盤テンポを強く取りに行きにくく、また出してしまうとタフネスの低さが安定性を欠く…と一長一短
迷った末に3枚ずつの採用に落ち着いてしまった

悩ましい

正直な所、どっちかを4枚だけの採用にして枠を開け、除去を盛りたかったりもするのだった
《失せろ》か《悪魔祓い》か、置物とクリーチャーが触れるなにか、あるいは中盤以降にPWメインで戦うために全体除去を積むか
ミッドレンジとしての動きを安定させるために、もう少し除去を盛りたいという気持ちはまだ捨てきれていない

PW触るか、AF触るか…
今ならPW触れる方が嬉しいんだけど、追放除去はいつだって偉いし
こちらも迷う

これについては、年末年始2週間程度、ほとんど回せて無くて環境理解に乏しいので、どっちが欲しいかがまだわからない
ビートが正しい可能性も捨てきれないので、もうちょい回しつつこの辺を見定めていきたい所

知らん間にメタが随分変わってきている
エスパーブリンクってなんだ

後は、土地をどうするか問題
今回はトークン戦略を捨てているので、《噴水港》《ミレックス》などのイツメンはさておくとして、《眠らずの露営》《這い回るやせ地》《魂石の聖域》といったミシュランをどうするかという所
ちなみに、《岩面村》については、PWの為に色マナが出せないこと、採用している対応種族クリーチャーが6枚と少ないことから候補外としている

《眠らずの露営》はサイズが苦しくて、土地24枚から落とされた時のケアが怖い代わりにビートダウンとしては強い動きが取れる…代わりにタップインと序盤のビートを阻害する上、いつ起動したものかが見当がつかない
ただし、なんと言っても2色ランドなのが偉い

4マナ始動ならこの辺を強化する形か
ただ、4枚目の土地を失うわけにもいかんし、こいつを起動するタイミングがムズイ
除去が飛んでこず、2/2で殴っても死なないタイミングってほとんど無いし
6マナ以上構えれるようになったら…なのだろうか

《這い回るやせ地》《魂石の聖域》はどちらも無色マナしか出ないため、赤1マナのダブルアクションなどを阻害しかねないことが懸念材料
《魂石の聖域》はクリーチャー化してしまうのも懸念で、全体除去に巻き込まれてしまうと元も子もない
種族シナジーも持たないので、どっちかというと《這い回るやせ地》の方が信頼できる感はある

聖域の方、1回起動すればマナを食わなくなるし警戒もあるしと、採用率は断然こっちのが上
でも、常時クリーチャーになったら除去されちゃう…という方が怖くて使いこなせない
マナフラ受けならやせ地を繰り返す方がダメージ出そうだし

総合的には、《這い回るやせ地》と《眠らずの露営》を2枚ずつくらい、あるいはいずれかを2~3枚の採用にするのが丸いかな…という所
ちょっと試してみてもいいかもしれない

ボロスビート系なら露営2~3枚のリストがほとんど
使いこなせるならこっちなのか

サイド

そして、ぐちゃぐちゃなサイドの整理が要るだろう

いつにもましてグチャグチャ
まぁ、この辺は整理していけばいずれ…

《塔の点火》は貴重な追放除去で、ヤヤか《クイントリウス・カンド》まで出せてれば協約コストも払いやすいのが偉い
ただ、撃ちたいタイミングは基本的には3ターン目くらいまでなので、PWとの兼用は難しいのが残念
いっそ、《裏切り者の駆け引き》か《焦熱の竜火》辺りも候補に入れてもイイのかもしれない
《悪夢滅ぼし、魁渡》まで見るなら5点欲しいし、《焦熱の竜火》は中途半端か…

いつ、どこを焼きたいかって感じか
現環境だと各種永劫サイクルの為に3点あると安心で、安定して3点欲しいなら竜火
何としても5点要るなら駆け引き
1マナであることに意味があるなら点火かなと思っている

《安らかな眠り》は一番わかりやすい墓地対策
ただし、今回は《クイントリウス・カンド》の採用によって、自身の墓地を残しておきたくもある
となると、《クチルの側衛》《除霊用掃除機》辺りを検討した方がいいか

脳死でR.I.P.選んじゃってた

《クチルの側衛》は3マナ構えるのが面倒だけど、こちらの展開に対する全体除去をリカバできる上にクリーチャーカウントが増やせる点が優秀で、白系コントロールにもサイドインできるのは良い…んだけど、流石に白系コントロールに対して入れる隙間があるかどうかはわからない

白単コントロール相手って速度が要るのでは…?
悠長に3マナ構えてていいのか怪しい
素直に墓地対として考える方が無難な気がしてならない

《除霊用掃除機》は1枚ずつとはいえ、マナを構えることなく確実に墓地を触って行けるのは魅力的だし、1マナという軽さはテンポを阻害しにくいのもよいけど、例えば昂揚やスレッショルドまでは対応できない
メタにはほとんどいないと思うので、そこまで気にしなくてもいいんだろうが、一定数いる《忌まわしき眼魔》や《傲慢なジン》《トレイリアの恐怖》といった形に対してはリアニはともかくプレイを咎められず、無力に近い
墓地対策するなら全部吹き飛ばす方が楽なのは間違いなくて、そういう意味では《クチルの側衛》の方が信頼感あったりする

側衛なら、隙を見て墓地を吹き飛ばせば相手のテンポを大きく阻害できるし

《金屑の嵐》は、競合に《兄弟仲の終焉》がある
単純に横展開を咎めるだけなら《巨竜戦争》もアリだけど、2点では心もとないしやっぱ3点欲しい
その上で、《金屑の嵐》ならPWに当たらない上にフェイスが焼けるってのが魅力的で、いざという時に3点撃ち込んで勝ちって勝ち筋を残せる
《兄弟仲の終焉》はAFとPWをメタれるのが嬉しいんだけど、そのPWメタがこっちに当たるのが痒い所でもある
現状はそこまでAF咎める必要が無いので、《金属の嵐》でいいかな、という所だ

やはり《金屑の嵐》はフェイスを焼けるのが熱い
そういう意味では《巨竜戦争》はいっぺんにどっちもできて偉いんだが
ルーティングを活用できるなら嬉しかったか

ってか、《金屑の嵐》を撃つってことは、もうこちらからしたらほとんど全体除去撃つに等しい
せっかく白混ぜてるんだから、ココは《審判の日》あるいは《太陽降下》でよくないか…?
フェイス3点の価値をどこまで見るか次第になりそうだけど、フェイスに撃ちたいだけなら《稲妻の一撃》でもいいわけで
サイド後の立ち回りとして除去を盛るのであれば、用途をちゃんとしといた方がいい
AF対策も兼ねる《兄弟仲の終焉》を採用しないなら、素直に全体除去を積む方がPW達の安定にもつながるだろうし

全員落ちるんだがー!?
そうか、2点火力なら全員生きるのか…
コレは《巨竜戦争》ワンチャンか?

少し飛ばして、《侵入者の放逐》も関連事項になる
コレを入れてるのは相手の大きめのクリーチャーだけを落とす狙いだったけど、《熾火心の挑戦者》《精鋭射手団の目立ちたがり》《叫ぶ宿敵》を残すにはX=4が必要になるわけで、結局相手の並んだ小兵を落としきれないケースが散見されそうでもある

果敢が邪魔をする…

結局の所、ビートダウン採用しといて、あえて全体除去を撃ちたいというなら、割り切って全部吹き飛ばすのが無難だ
ゲームレンジ的にはサイド後に除去を盛るなら後ろに倒れていくので、ヤヤ展開後の5ターン目に《太陽降下》が一番丸かったりする
合わせて4枠の全体除去枠をどう使うかは課題
雑な1枚採用枠もあるので、ちょっとここは後回しにしよう

なんだかんだで信頼と実績が
後はゲームレンジとメタに合わせるだけか

1枚採用枠、まずは《幽霊による庇護》の4枚目
万能除去に乏しい構築なので、特に置物やサイズのデカいクリーチャーに対して数が欲しくなったりするなら盛りたい
主にミッドレンジ相手に足す予定だった
ただ、前述のように《失せろ》や《悪魔祓い》などを盛る予定があるならここは別の何かに変えられる
特に、全除去を盛ってミッドレンジに受けるのであれば、序盤に庇護で抜いた相手のパーマネントが戻ってきてしまうわけで、アンチシナジーと言えるし
むしろ全体除去を入れるなら庇護は抜いてしまう形になるだろうし
というワケで、全除去をサイド採用するなら、庇護はむしろサイドから外すことになりそう

やはり除去については白に頼った方が丸くなる
赤い火力は中盤以降は全部フェイスに叩きこみたいし

…と思ったんだけど、むしろ《幽霊による庇護》が刺さるのってアグロ/ビート寄りで全除去を持たないデッキに対して先手を取った時なのでは?
具体的には、各種アグロ系とディミーア/ゴルガリミッドレンジ辺り
その手のデッキに対して除去を振り回すのか、庇護の絆魂を合わせて殴り合いを制するのかはちょっと考えた方が良い
全体除去自体は護法や呪禁を乗り越えるためにも数枚は確保したい所ではあるとはいえ、無理にサイドから抜いてしまうのは早計ではないか、と言った所だ

全除去ととても相性が悪い
当然ではあるが

《熾火心の挑戦者》については、コントロールやランプ相手に対しての速度アップ要員
速度を上げつつ、リソースを確保してくれるのはとても偉い
この点では《精鋭射手団の目立ちたがり》に勝る
最高速度を上げることで相手のゲームレンジに入らせないようにするような運用が狙いになるため、《クイントリウス・カンド》との入れ替え予定…なんだけど、1枚だけでは中途半端感は否めない
むしろ、《精鋭射手団の目立ちたがり》も含めて1枚ずつサイドに用意することで速度を上げる方がイイのかもしれない
豊富な除去に対して、細かくクリーチャーを出し続けることが求められそうだし

いっそ、どっちも欲しい

あと、元々は追加クリーチャー枠は《善意の騎士》の枠だった
石を投げれば当たる黒に対して強く出れるのは偉いわけで
ただ、速攻が無いことと、ディミーアは青で対策してくることが難点で、オミットした形だった
いざという時に《クイントリウス・カンド》-3から引っ張っても美味しくないシチュエーションの方が問題である認識で、最後の5点くらいを詰めるのに使えるカードの方がありがたい…はず

むしろノイズになりそう
合わせて運用するかどうかってのはもちろんある
あるけど、ゴルガリ相手にミッドレンジに受けるならどっちも入れることになりそうだし

そういう意味では、《太陽降下》ではなくて《審判の日》の方が優先度は上がりそう
やはり1枚採用でミッドレンジに受ける場合の追加要素としての3枚目の《クイントリウス・カンド》を残すなら、-3から発見できる所に全体除去を盛りたい所だ
イロイロ見えてきたか…?

-3からの《審判の日》は、一度決まったら病みつきになる

《稲妻のらせん》は、アグロにもミッドレンジにも刺さる万能火力で、できれば4枚挿したいのを我慢した結果、サイドに入った形
ただ、結局サイドインすることがなさそうでモニョっている
いっそ抜いて様子見た方がよさそう
なんだかんだで、赤白揃えて出すとダブルアクションのためのマナが尽きるケースもみられるしなぁ

イロイロ我慢して抜いてるのだけど、結局この赤白コストがなんだかんだで重い

最後に《黒焦げのホワイエ//歪んだ空間》
コレ、ヤヤ&クイントにメチャマッチするのだ
ミッドレンジプランを採るなら、ぜひサイドインしたいし何ならメインから入れたい
なお、《歪んだ空間》の方は今回はマナフラ受けるくらいしか用が無いかもなので、その場合はいっそ《ファイレクシアの幻視》でもいいんだけど、パワーストーンを有効活用する手段がないし、可能性だけは残した方がイイか

ヤヤ-1を0コストにしてくれる上、クイントの種にもなる
最強

調整後①

ひとまずコレ

主にサイド調整に着手、《侵入者の放逐》《金屑の嵐》を《審判の日》に差し替えて、《クイントリウス・カンド》-3からタッチできるように調整
後は《安らかなる眠り》を《クチルの側衛》に差し替え
あと、土地は仮で《眠らずの露営》と《這い回るやせ地》を2枚ずつとしたけど、ココは《眠らずの露営》2枚とかの方が丸い気がしている

取り急ぎはココから

で、1枚挿しの連中をどうするかとメインに除去を盛るかどうか…と考えながらリスト眺めてて、ふと思ったんだけど
《エターリの好意》がメチャマッチせんか、これ

発見3、トランプルと+1/+1付与までついてくる

《クイントリウス・カンド》-3から発見した場合、まず2点ドレインした上で発見3が付いてきてさらに2点ドレイン、盤面打点が1~2点ほど強化されてトランプルが付くので、ざっくり6点くらいはフェイスに入れれる算段が付く
《クイントリウス・カンド》が居なかったとしても、少なくとも修正とトランプルでダメージを後押ししてくれるし、後続か火力がほぼ確定するのであと数点は追加される上に果敢なりが起動してさらにダメージは伸びる
赤いビートなら入れ得では?

こんな形で止まっても、ダメージは伸びるしブロッカーを排除できる
これ強くないか

ヤヤがいるのも前向きに考えれば《エターリの好意》の対象をいつでも用意できると捉えれるし、発見3でタッチできるのは現状全て火力に繋がるわけなので、クリーチャーさえいるならアリ寄りのアリだ
採用してるリスト探してみるか…

直近では年末に話題になってたやつだけだった
引用元:https://www.hareruyamtg.com/ja/deck/888921/show/

この場合、ゴールを《イモデーンの徴募兵》だけにしていて、より《エターリの発見》をチェインしやすくしているわけで、コレはちょっと参考にはならない
あと、《エターリの好意》の枠を増やすと必然的に火力かクリーチャーが減るので、メインから…となると、恐らくヤヤがノイズになってしまう
サイドでやるにしても何と入れ替えるんだい? ということになりかねないし、アイデアに留めるか…

相互にシナジーすればワンチャンあったんだが

ということで、改めてメインボードを見直す
サイドで《審判の日》を入れる場合は、横展開が強いか護法呪禁あたりが面倒か、あるいはクリーチャー展開が間断なく来るか…というデッキに対してになると思われる
各種ミッドレンジ、アゾリウス眼魔、シミックテラー、後は白系各種(ドメイン含む)がこれに当たりそう
これらの中で、アゾリウス眼魔以外は置物もある程度触りたくなるわけだけど、《審判の日》を入れると《幽霊による庇護》が抜けるため、置物を触れなくなってしまう
メインかサイドから置物を触れるようにすることが必要になりそうだ

両立しない問題

ただ、各種ミッドレンジについては単体除去で対応することも考えられるので、そうなると実際に《審判の日》を4枚入れるのは眼魔とテラー、そして白系
このうち、置物触れないと苦労するのは白系ということになる
…こんなに全体除去要る?
むしろ、もうちょい抑えて単体除去を積んだ方がイイのでは?

欲しいのはどこだ?

PWに対しては、クリーチャーがいつもより多い上に速攻持ちが多く、返しに忠誠度を削れるパタンもありそうで、そうなると追放除去を見たい
インスタント除去が欲しいシーンは概ね相手のミシュランへの対策となるのではないかな、という印象が強いし
となると、《失せろ》よりは《悪魔祓い》か
置物対応やファッティへの対策が要るなら《悪魔祓い》を足す形で、ドメインや白系に対して入れる形になりそう

各種永劫も対処できるし
青永劫のみソーサリーでは遅いけど、インスタントでも結局ドローされることに変わりはない

あと、これに関連して、《塔の点火》って2枚で足りるのか問題もある
アグロやゴルガリに対して、2点でいいから追放除去が欲しいというシーンに対して、除去が足りないケースが見られそう
3枚突っ込めるなら突っ込んで、《幽霊からの庇護》と合わせて盤面が取れるならそれに越したことは無い
1マナなのも偉いし

このリストで点火を入れるなら、2点火力でもイイから軽く撃ちたいってことだ
そういうケースは早い段階に来るので、枚数が無いと信頼性に欠ける

メインボードで置物除去を盛ることも考えたけど、クリーチャーカウントを減らしたくは無いし、今の所はこのままにしておこうかと思う
ぶっちゃけ、むしろ問題になるのは《噴出の稲妻》《稲妻のらせん》の2種の火力枠で、特に《稲妻のらせん》はノイズになっている気がしている
3点火力はあるに越したことは無いんだけど、この3枠を《雇われ爪》《幽霊による庇護》《熾火心の挑戦者》と替える方が、よりビートを完遂しやすくはなる
火力削るのが嫌で残してはいるものの、ココは検討枠か…?

ヤヤ奥義の夢はできるだけ残したい気持ちもあるし

最後に、サイドに1枚、土地を盛るというアイデアもある
《爆発域》か《解体爆破場》を足して土地25枚体制が作れるようにしてミッドレンジのマナ基盤を安定させるとともに、サイドチェンジ後61~63枚にしてビートミッドレンジの形を変えずに対策を盛るようなことも可能にするプランだ
《爆発域》はおそらくこっちのクリーチャーも一緒に吹き飛ぶし、ミシュラン対策に《解体爆破場》が丸そう

単純な枚数割合なら、62枚くらいまでは許容できそうな気がするのだった

サイド後、《悪魔祓い》《審判の日》《クイントリウス・カンド》《黒焦げのホワイエ//歪んだ空間》までを盛り込みたいとなった場合に、土地1枚増やしてデッキ63枚まで増やす、というアイデアはアリなのでは…という所で、コレはサイドチェンジの折に検討できないものかなと
ただ、そうなると必然的にサイドの枠を1枠使うことにもなる
どうすっかな…という感じだけど、アイデアは面白そうなので1度試しておきたい
全体除去が過剰になる可能性を見据えて、《審判の日》を減らしてみるか?

晴れトークでも、土地足してデッキ枚数増やすのはヨーリオンみたいなもんだって言ってたしな?

調整後②

なんか、面白そうになってきたぞ?

《幽霊による庇護》がメインに4枚欲しいっ…!
ただ、クリーチャーを減らすと庇護の対象が減るジレンマがあって、削れるところが少ない
あえて言えば《稲妻のらせん》か…?
ホントか?

そこはアンタッチャブルやぞ!?

メインでせめて3点焼けないときつくない?
ヤヤ-2とらせん合わせたら4~6点くらい焼けるし、《僧院の速槍》と合わせれば迂闊にブロックに回った《黙示録、シェオルドレッド》とかも焼けるんよ?
でも、そもそもそんな手間をかけなくても《幽霊による庇護》があればそのシェオルを追放できちゃうんよなぁ…

合わせてダメージ出すことが結構ある
あと、+1ケルド人でシェオルと相撃ちしたりとかも

まぁ、そもそも《幽霊による庇護》は呪禁か破壊不能をセットにして運用してナンボってとこはある
上記例で《黙示録、シェオルドレッド》を庇護で追放したとしても、相手は4マナあるので《喉首狙い》に護法合わせて対応されるとシェオルは相手の場に戻ってしまうし
そこに《破片魔道士の救出》や《ボロスの魔除け》などで相手の除去を無駄にさせられるなら頼っていいんだろうが、そこまでの後詰は用意してないわけで

そもそもサイズが1点しか伸びてないので、ほとんどの場合に切り崩し圏内だったりもする
もう1手構えないと護法2でも安心しきれない

このリストでは、中盤以降にそこまで信頼感のある除去でもないのだ
どうしてもメインに4枚積みたいなら、そういったカードを詰め込むのに合わせて、ゲームレンジを後ろに倒してしまっているヤヤ&クイントを減らすことが必要になるだろうが、そうなるとデッキコンセプトとは…となってしまう
となると《幽霊による庇護》は、あくまでも序盤の邪魔なパーマネントを一時的に退けるのと、終盤のブロッカーをどけてフィニッシュに使うのがメイン運用になりそうだ

この辺ありきって感じする
そして、改めて魔除け強いな、クイント発見から合わせて6点放り込めるのも偉い
とはいえ、環境に全体破壊あんまり無いし、庇護運用だけ見るなら呪禁つけれる波濤もよい
救出はPW守れないからなぁ…

あと、例えば《領事の権限》などでビートを咎められる場合に、《噴出の稲妻》《稲妻のらせん》による本体火力はフィニッシュに大きく貢献することになる
《クイントリウス・カンド》-3からトップすれば5点火力だし、ビートに見せかけてミッドレンジ移行した場合には重要なダメージ源になり得るわけで
やっぱ大事よ、本体火力
コレは触らんで置いておこう

マナフラも受けれる《噴出の稲妻》も偉い
ヤヤ奥義の夢は広がり続けるのだ

そして、改めて《ボロスの魔除け》って《クイントリウス・カンド》と相性がイイことに気が付いたりもした
発見で捲れても、《救済の波濤》などと違って4点火力にしてもイイし盤面に二段攻撃付けてもイイ
上記の通り、《幽霊による庇護》の運用にも関わるし、実は優先度高いか…?

おや? 本体火力が増える流れか?

そもそも、《巨怪の怒り》に合わせて二段攻撃をつけると、対象次第でメチャ火力が伸びる
ビートの必殺技としても全然運用可能なのだ
問題はどこを削るか、といういつものアレなんだけど、《幽霊による庇護》を付けた後の保険としても、2枚くらいメインにいてくれるとイロイロと助かりそうでもある
…どこ削るんや?

夢が広がりまくり

第1候補はサイドに残った《審判の日》2枚の枠だけど、ココは相手が横展開するようなデッキの場合に困るので、最後の保険だけは残したい
主に白単コントロール、ドメイン大主、青白アグロ、ジェスカイ召集辺りに対しては《幽霊による庇護》に優先して良さそうだし

いざという時に全体除去が無いと悲しいんよ…

となると、必然的にメインのどこかになる
《ボロスの魔除け》と合わせて強いのは、
・《叫ぶ宿敵》がブロックされた際に守りつつ火力を足す
・《巨怪の怒り》と合わせて二段攻撃を付与してバースト
前者は《叫ぶ宿敵》のみで、他は単純なバットリとして消費するには惜しい
後者で美味しいのは《精鋭射手団の目立ちたがり》で、8/2飛行トランプル二段攻撃でブロックを乗り越えてリーサルが狙える
次点で《熾火心の挑戦者》が7/5、その次に《僧院の速槍》が6/5、そして《叫ぶ宿敵》で6/4でいずれもトランプル二段攻撃となる
これが偉いのは、相手の動きを見て二段攻撃の代わりに破壊不能付与を選んでもイイことで、つまりとにかく偉い

どっちも破壊不能でも美味しいのが偉い
宿敵に対してブロックして破壊不能つけられたら泣いちゃうわ

条件だけ見たら、《雇われ爪》が一番価値が下がるわけだけど、1マナクリーチャーは後手2ターン目において《幽霊による庇護》での除去ができる利点があり、そこまで数を減らしたくはない
《叫ぶ宿敵》はシナジーをすべて置き去りにして4枚投入してることからわかる通り、このデッキのメインパンチャーなので捨てがたい
となると、削れるのは《熾火心の挑戦者》となるわけだけど…とはいえ、ココの数を減らしていいかというと怪しいし、そもそも相性がいいカードでもある

クリーチャー減らしにくい…!

除去周りを見てみると、《噴出の稲妻》辺りがチラつく
《ボロスの魔除け》自体は除去に使えるわけではないけど、《噴出の稲妻》は2点火力でしかないので序盤盤面に撃つか、中盤に何かと合わせるかが基本運用になるので除去としては1段落ちる
後は、果敢を1マナで起動できる取り回しの良さが魅力
あと、腐っても《クイントリウス・カンド》の発見から見つけた時に本体4点、キッカーが払えるなら本体6点まで見れるのもありがたい
…触れるトコが…ないっ!

毎度、犠牲になりかける火力たち

素直に見れば、同マナコストを持つ《稲妻のらせん》になるのかもだけど、流石に除去しつつ3点ライフゲインはアグロに対して強く出れるという唯一無二の効果があるし、無暗に減らしたいわけではない

相手の熾火心+巨怪にスタックで焼けたりすると脳汁出まくる
とはいえ、スタックで蛇皮とか撃たれて泣いたりもする
ほぼ相手のプレミだけど、たまにあるので困る

となると、後はサイドから白単やドメイン、ゴルガリあたりに対して追加する形がやはり丸いか…?
序盤除去は《噴出の稲妻》がメインにあるし、最悪《塔の点火》は2枚でもイイ
3枚目の《クイントリウス・カンド》も保険的な意味合いが強いので、あえて入れるならここか…

実はホワイエではないか、という話もある
でも、ココを下げるのは避けたい
長期戦になった時のリソース源は無いと困るのだ

ということで、コレで今日はおしまい!

調整後③

最後に土地バランスをちょっとだけいじった
サイド後の白が足り無さそうだったので…

完成!
ホントか!?
とはいえ、メインはほとんど触っていないので、プレイフィールが変わりそうなのは土地だけだろう
コレで明日まで回して様子を見つつ、痒い所を探していく

ビート寄りに組むと、いつも不安になる
回すと悪くないことの方が多いんだけど

一番の懸念は、尖り切れないビートダウンである点だ
その分、後半まで行ければ2種のPWによってリソースや継続火力が見越せて強く立ち回れるようにはなるけど、弱いグーをメインの構築にして負けを重ねるのもいつものこと
果たして、現環境のミッドレンジに通用するかどうかがキモか

例えば、ボロスアグロもスケルトンも上位にいないのだった
やっぱ、振り切ってないとアグロはどうしても弱くなってしまう
コンセプトがしっかり強いデッキじゃないとなぁ

あと、強いアグロの筆頭であるグルール果敢のリスト見てて気が付いたけど、サイドに《石術の連射》が入っててコレなんだろうとずっと思ってた
なるほど、《忌まわしき眼魔》《トレイリアの恐怖》《悪夢滅ぼし、魁渡》辺りにメチャ刺さるのか
この辺がどうにもならん、となるようならサイドインを検討しよう

この辺見てると、5点火力がとても重宝されてるのが分かる
デーモン減って6点必要なくなりつつあるのかしら
引用元:https://www.hareruyamtg.com/ja/deck/912702/show/

ということで、ではまた次回


次回はこちら

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