ヤヤ・バラードデッキの道のり【70】
昨日の移動中にまさかの6連敗を喫し、プラチナTier2-0まで落ちる事態に
なんとかその後で勝ち星を拾い、現在はTier2-3までは回復
特に大きなミスをしたわけでもなく、ランプの対策がされているというわけでもなく、ただただ流れで負けてる感が強かった
序盤除去に頼りすぎててクリーチャー少ないから、どうしても先行して押し込まれると辛い、という所が出てしまったか
とりあえず、昨日の続きでデッキを考えつつ、適度にランプ回してTier1に戻りたい所
前回はこちら
デッキ
ヤヤ・ランプ1.0.3
前回の考察に沿うなら、4枠空けて《胸躍る可能性》あたりを入れたい所なんだけど、残念ながらそんな枠がない
BO3なら、《切り裂く炎》《兄弟仲の終焉》をそれぞれサイドに回してもいいかな、というところかなんだけど
3マナ以下のインスタント/ソーサリーは《血に飢えた敵対者》とのシナジーが
《鏡割りの寓話》については《血に飢えた敵対者》《街並みの地ならし屋》をコピーできた際のバリューがある
アーティファクト群はコンセプトなので増やすことはできても削ることはできない
…ヤヤくらいしかシナジーしてないものが見当たらぬ
つまり、こうか
まぁ、このデッキ回すのは、もうこの連載の本筋ではないので、これはいよいよここまで、となった感ある
やはり、新しいデッキを考えなくては
ヤヤ・スペル2.0.0
ということで、おニューなデッキの試作版がこちら
ヤヤと《秘儀の砲撃》によるインスタント/ソーサリーをフル活用する形
《秘儀の砲撃》は、昔の《溺神の信奉者、リーア》の枠になるので、ここがどうしても無理な用ならリーアにしてもいいかもしれない
ただし、その場合は《爆発的特異性》が撃てなくなる可能性が高い
《第三の道の偶像破壊者》でトークンが並ばない限り、素で撃つのは厳しい
2マナのクリーチャー枠には《第三の道の偶像破壊者》を採用
上記の通り、トークン並べて《爆発的特異性》を撃つことを視野に入れている
《血に飢えた敵対者》の場合、墓地のインスタント/ソーサリーを再活用した際に、《秘儀の砲撃》のタネが消えてしまう懸念があったので偶像破壊者にしてるんだけど、よく考えたら《血に飢えた敵対者》で余計なノイズを除去して欲しいものだけを厳選するのもアリだったか…?
とはいえ、久々に使いたかったのだったり
《第三の道の偶像破壊者》《秘儀の砲撃》の起動用に、1マナのインスタントを確保
あとは、《秘儀の砲撃》やヤヤ、対処しきれないファッティ対策に《かき消し》を仕込んである
《胸躍る可能性》は《情報収集》でもいいかもしれない
ただ、《情報収集》の場合は手札が増えないのが気になる所
現状はこちらで
《第三の道の偶像破壊者》が入ったことで、《兄弟仲の終焉》はオミット
《家の焼き払い》については最後まで悩んだけど、とりあえずはオミット
横展開してくるデッキが白青兵士くらいで、アーティファクトもそこまでメタにいない…と信じてる
それなら、単体除去でなんとかしてしまいたい所
その他、特に『兄弟戦争』で気になってるカード群はこちら
《熟練の魔術師、ハーキル》
《秘儀の砲撃》を引っ張ってくるには他のエンチャントが必要になる
他はドローサーチで事足りるかな、というところで、エンチャント足す余裕はないなってことで今回は見送り
あと、そもそも3マナ青ダブルシンボルは厳しい
《天空射の士官》
兵士を用意するのにひと手間かかるな…というところで採用を見送ったけど、ぜんぜんワンチャンあると思ってる
《第三の道の偶像破壊者》に除去使わせてから降ろしたら場持ちしそうではあるんだけど、そうなると兵士・トークンを用意する術が自前のテキストのみとなるのがな、という
モンクも仲間に入れてほしかった
《時間の旅人、テフェリー》
結構なドローソースを用意してるので、それなりに大きくできそうな気もしている
クリーチャー少ないし、テフェリーからトークン生んでもらえるとイロイロと動けそう
トークンが警戒じゃなくて到達なら迷わず入れてたと思う
《僧院の速槍》
入れたかったんだけど、ここ採用すると《熊野と渇苛斬の対峙》まで入れないと、ちょっと片手落ちになりそうな気がしていて
そして、そんな枠はなかった
果敢はヤヤに賄ってもらうことにする
《苦々しい再会》
《熟練の魔術師、ハーキル》を採用してたら候補に入ってはいたと思う
とはいえ、エンチャントかつ速攻付ける相手がいないということでミスマッチ
《抹消する稲妻》
白単ミッドレンジが観測範囲内でほとんど見当たらず
エスパーミッドレンジも同様で、あまり効果的な対象がいない
メタによっては差し替えていきたい所
《機械化戦》
《第三の道の偶像破壊者》のお供に入れておきたかったりはする
1枚くらいピン挿ししてしまいたい
あと、今になって気が付いたけど、エンチャントもう1種置いとかないと《絶望招来》で落とされる
その為の《かき消し》ではあるんだが
できれば、ダイヤモンドに入ってから調整したかったんだよなぁ…
コレで結果出せないとプラチナでTierが落ちてしまう
とはいえ、これを進めていくしかなさそう
どうしてもだめなら、ヤヤ・ランプでお茶を濁すか
対戦記録
基本的にはスタンダード:ランク戦(BO1)
プラチナTire2~の記録というかメモ
先/後:先攻か後攻か
〇x(y):勝ち、xは勝利時の残りライフ、yは相手投了時の相手残りライフ
×(x)y:負け、xは投了時の残りライフ、yは敗北時の相手残りライフ
△:開戦前に相手が爆発して勝利、ノーカン
Sxty:マナスクリュー、xマナの数、yは止まったターン数
Cc:cは色偏りで足りなかった色
F:マナフラッド、主に後半になって3ターン以上連続で土地引いた場合
M:ミスプレイあり
m:ミスプレイあったけど大きな影響なし
?:バグあるいは不可解な動作
青黒赤ミッドレンジ:先×13M
中盤、手札が《秘儀の砲撃》×2に《胸躍る可能性》で、《胸躍る可能性》をプレイして《秘儀の砲撃》を捨てたのがミス
このデッキ、《秘儀の砲撃》2枚しかない上に回収手段がないので、カウンターされたりしたら勝ち筋が減るのだった
そして、その残り1枚の《秘儀の砲撃》に《かき消し》もらって、そのままズルズルと負け
クリーチャーが少ないため、《稲妻の一撃》を軽々しく除去に使うと、後でライフ詰め切れなくなる、というのは学びがあった
ラスト、手札には《爆発的特異性》があって10マナ目の土地まで確保していたので、《稲妻の一撃》と合わせればリーサルだったのだ
この辺はちょっと意識していきたい
あと、《秘儀の砲撃》がなくなったら、ホントに勝ち筋がグッと落ちる
ロングゲームになった際に、こちらから攻める手立てがなくなるうえ、《かき消し》で4マナ要求しても払いきられてしまう
今回も、相手7マナから《兄弟仲の終焉》とされて、抱いていた《かき消し》が意味をなくしてヤヤの忠誠度をリセットされてしまった
さっさと畳むことが難しいようなら、《かき消し》は他のカウンターにすることも検討しないといけなくなりそう
白t緑青ビートダウン:後×26S3t3Cu
と思ったんだけど、《胸躍る可能性》で引いた2枚に土地はなく、そして返しのターンでも土地を引けず
ちょっと色事故が過ぎた
このパタンが増えるようなら、タップインでもいいから2色土地を入れなければ
黒単ミッドレンジ:後×17
今度は2ターン目に《シヴの浅瀬》を引いて展開
ただ、横展開はできてもこちらの3ターン目以降
相手3ターン目の《墓地の侵入者》の処理に手間取り、結局押し切らて最後は《堕落》でフィニッシュ決められた形
序盤の盤面が弱くて、《第三の道の偶像破壊者》が残ったところで機能し始めるのが遅いのが難点
4ターン目にヤヤが降りてくれれば話は変わるのかもしれないけど、そこを掘りに行くのに手間取ってしまう
《第三の道の偶像破壊者》自身ではブロックに行けないのが辛い
3ターン目にブロック要員が用意できると嬉しいので、1ターン目に《熊野と渇苛斬の対峙》を置いておいてからの3ターン目《熊野の食刻》とか、3ターン目に《鏡割りの寓話》でトークン生みつつ《第三の道の偶像破壊者》からもトークン出すとか、そういう動きが要りそう
あとは、単純に強いブロッカーを用意するなど
あと、特に序盤に青土地がないとダブルアクション出来なくてやっぱり問題になり勝ち
土地はいじったほうがよさそう
デッキ調整
2色土地を追加
《急流の崖》については、3、4、6ターン目にタップインすると足を引っ張りそうなので、《嵐削りの海岸》で
赤緑白トークン:後×14m
結果から言うと、《宴の結節点、ジェトミア》を通したうえで除去を引ききれなかったことで、トランプルで抜かれて負け
恐らく、3ターン目《ジェトミアの情婦、ジニー・フェイ》→4ターン目《婚礼の発表》に対して、《婚礼の発表》からのトークンを利用されるのを恐れて《かき消し》としたのが仇となった形
《婚礼の発表》を無視してジニー・フェイを何とか除去する形を取れれば、《宴の結節点、ジェトミア》に対して《かき消し》とできた
もしくは、ジニー・フェイに対して《引き裂く炎》としていたのを抑えておいてジェトミアにこれを撃つべきだったか
いずれにせよ、対応を間違えた、というところだろう
墓地に落ちたインスタント/ソーサリーの再利用には時間がかかるため、あまり軽々しく撃ってしまうと後で取返しが付かない
このあたりが《血に飢えた敵対者》や《溺神の信奉者、リーア》との大きな違いになってくると思われる
また、1/1を横に広げても、これを強く利用するシナジーが存在していないのもあるので、もうちょい工夫が要りそう
白混ぜて《婚礼の発表》を足すとか、《機械化戦》でダメージを底上げするとか、そういうの
クリーチャーの数参照するようなものがあればそれでもいいんだけど、できれば単発じゃない方がいい
白青黒リアニメイト:先〇20
相手は《修復と充電》型のコントロール
こちらの《第三の道の偶像破壊者》が通ったので、コレとトークンで殴り切って勝利
《かき消し》が上手いこと撃てて勝てた感じだったのでコレは嬉しい
黒赤ミッドレンジ:先×(5)23M
相手はミシュラ合体を含む黒赤ミッドレンジ
多分、《黙示録、シェオルドレッド》の枠で合体してるんだと思われる
《絶望招来》は2発飛んできた
最も問題だったのは、《かき消し》を抱えた状態で、《ファイレクシアのドラゴン・エンジン》がある盤面に対して追加された《ギックスに拾われし者、ミシュラ》をなんとなくスルーしてしまったこと
これによって次ターン合体が確定してしまい、慌てて全リソースを使って《引き裂く炎》を探しに行く羽目になってしまった
そして、もっと問題なのは、その後の展開で《かき消し》を相手の単体除去に対して使ってしまったこと
これ、黒系ミッドレンジである以上《絶望招来》が飛んでくることはほぼ確定しているわけだし、《かき消し》はよほどのことがない限り《秘儀の砲撃》とヤヤを守るために残さなければならないはずだ
つい、理由を付けて《かき消し》を使ってしまったのは甘えでしかない
ここで、プラチナTier3に降格
5C神の乱:後×(9)24
《考慮》《考慮》《胸躍る可能性》と撃って、除去しか引かず
土地は止まらなかったものの、その先がないままチビチビと削られ、《神の乱》の着地を許してなすすべ無し
《かき消し》はあったものの、相手のマナが足りてた
直前でケルド人のチャンプブロックをしており、コレが生きていれば犠牲で止めれたんだが…という
相手のマナ見て、《かき消し》範疇超えてたらクリーチャー残してないとダメなのかー
とはいえ、ヤヤを引くまでが遅すぎた
《第三の道の偶像破壊者》、ヤヤ、《秘儀の砲撃》のいずれかを引いてこないと、このデッキは動けない
《爆発的特異性》1発では削りけれないし、やっぱもう1種くらいクリーチャーが欲しいか
デッキ調整
お気づきだろうか
そう、ヤヤがまたシナジーから外れていたのだった
びっくりする
《秘儀の砲撃》がゴールとしてわかりやすすぎた
こっちに引きずられて、ヤヤの仕事がなくなってしまう
そりゃそうである
ヤヤ-8で勝とうという場合、最低でも8ターン掛かるのだ
《秘儀の砲撃》を着地させるだけなら最速で5ターン目
ヤヤよりも早く、そして決まったら強い必殺技になり得る
ヤヤはその補佐でしかないのだった
ヤヤ・デッキ再考
グッドスタッフ論
やはり、ヤヤをコンセプトとするのは難しい
コレは、1.8.2のヤヤ・ミッドの系譜を見直す必要がありそう
コントロールではなく、グッドスタッフだったととらえた場合に、ヤヤの居場所は間違いなくある
ヤヤ自身がグッドスタッフなのだから
あとは、強そうなパーツで固めてやればいい
で、こんなのを考えてみた
ヤヤ・グッドスタッフ1.0.0
ヤヤ・ミッドから、リーアを増やしている
後、《燃え立つ空、軋賜》の枠をお試しで《小隊分配機》に変更
エースであった《瞬足光線の大隊》についてはオミットとした
コレ、何するデッキなのかって?
除去を中心に盤面作って、ざっくり殴り勝つんだよ
《溺神の信奉者、リーア》
結局、何かしらヤヤでデッキを組んでいると、《血に飢えた敵対者》《秘儀の砲撃》など、インスタント/ソーサリーの再利用が欲しくなるのだ
多分、コレは個人的な趣味に近い
であれば、その筋は残さなければならない
《血に飢えた敵対者》は使い勝手がいいが、《大勝ち》《家の焼き払い》《告別》などが拾えず、また2回起動しようとする場合は8マナと結構なマナが必要になる
普通に組めば5マナで1回起動が順当だろうし、そうなると例えば《兄弟仲の終焉》を拾って生き残る、みたいなプレイングは難しい
とはいえ、逆に言えばマナフラ受けにはよいかもだが
《秘儀の砲撃》は強すぎる毒だ
コレをコンセプトとするべきであって、ヤヤと合わせるものではない
合わせてもいいけど、枚数は《秘儀の砲撃》3にヤヤ2とか、そういうバランスの方がよさそうだ
あと、即時性に欠けるので、降ろして即時《雲散霧消》《大勝ち》あたりを食わさないと相手に絶望感を与えれない
ヤヤのデッキとしては方向性が違うように思われる
《溺神の信奉者、リーア》はそういう意味で、ちょうどいい
《大勝ち》だろうが《告別》だろうが、とりあえずなんでも使いまわせるし、盤面にいる限りは(マナさえあれば)好きなタイミングで起動できる
あと、カウンターを否定できるというのも、青相手の中長期戦となった場合に盤面に降ろしたときに強い
問題は、降ろせるかどうかと守り切れるかどうかになるわけだが
ただ、ヤヤがいれば《絶望招来》からはケルド人を犠牲にすることで守れるし、なんとなれば《とんずら》が全てを解決する
まぁ、使い慣れてるしな、という所もあるし、どうしても贔屓目にはなってしまうけど
《小隊分配機》
中長期戦に置いて、問題になるのは手札のリソースである
ヤヤはドローできるわけではないので、-1能力で疑似的に手札を増やせるものの、状況によっては不利になることもある賭けだ
そこで《小隊分配機》である
ヤヤ+1のケルド人展開によって、終了ステップのクリーチャー数を補うという点でシナジーがあり、お互いのリソースが尽きる展開になった場合でも4/6というサイズと、マナフラ受けをしながら盤面を構成できる能力は、このデッキに噛み合う
《家の焼き払い》トークンの展開なども併せて、手札を増やすことができるのは偉いし、あとよく考えたら《家の焼き払い》で落ちない
イロイロと懸念というか、いじりたい点はあるんだけど、とりあえずはこれで進めてみたいかなと思う
流石に半月近く回してなかったので、メタもちょっと変わってるし、調整できる点はまだありそうだし
今日のまとめ
戦績
7戦1勝
でも、コレはなんか仕方ない気がするし、次に進むための糧となったはずである
いや、なってくれてないと困る
デイリークエスト
「赤黒30回」であり、コレはもう、誰が何と言おうとミシュラ合体である
久々にヤヤ以外のデッキも作りたいのだ
前に作った時は『兄弟戦争』リリースすぐ位だったので、今ならもうちょっといじれそうな気もしてるし
前のはコレ
次回はこちら
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