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ヤヤ・バラードデッキの道のり【405】

やっと負けだしていて、ホッとするなど
でも、負けが嬉しいわけでもない
ここからが本番といったところか


前回はこちら


デッキ

焦熱の灯(仮)

やはり、事故るときは事故る

土地が思うように延びなかったり、火力が足りなかったり
あと、普通にプレミしたり
まずは対戦メモを

対戦メモ

ラクドスサクリファイス:後××

ジェスカイコントロール:後○××

エスパーエンチャント:後○××

まとめ

3戦全敗
反省点は多いので、まずはそこから

俺も残響だった…?

まずは1マッチ目のラクドス
1ゲーム目は《ウラブラスクの溶鉱炉》がある状態から《逸失への恐怖》の攻撃を許してしまい、さらにその逸失を焼きに行ってしまうという二重のミスがあって負けてる
結果から言うと、これは攻撃を通して火力をフェイスに撃ってればループ回って勝ってた可能性が高い
逸失焼いたことで火力足りなくなってるので、その辺がよくなかった

攻撃前の優先権で焼くつもりだったのを、うっかり忘れていた
で、攻撃入ってから思い出したように火力振ってしまったという

2マッチ目のジェスカイコントロールについては、本当に相性が悪かった
ただ、それも2ゲーム目以降の話で、1ゲーム目はネタも割れてないので置物が残せている
2ゲーム目以降、PWまで見せていたことで《悪魔祓い》《失せろ》《この町は狭すぎる》と最低3種の対策が取られるようになっているうえに、きっちり《三歩先》《否認》と打消しも盛られていたので辛かった
今後のメタもあるだろうけど、青白系に対しての軸ずらしは考えないとだ

大主さえ通して守ったら勝ち、という意思を強く感じるデッキだった

3マッチ目、エスパーエンチャント
このデッキ、《養育するピクシー》が出てこなかったのが印象的
とはいえ、《一時的封鎖》で《望み無き悪夢》を出し入れされて手札とライフを責められるのは変わらず、ほんとしんどかった
これに対して、置物を置くことを意識しすぎてしまったんだけど、正解はひたすらフェイスを焼くことだったんだと思う
打消し少ないはずだし、ライフレースしてればまだワンチャンあったはず
ただ、そのためには《稲妻のらせん》が欲しい
相手の《逃げ場なし》が手札で腐っていることを考えると、《炎心の決闘者》を盤面に残しつつ火力を撃つのは難しく、確実にライフゲインできる《稲妻のらせん》でトントンまで行きたい

出入りしてるだけで爆アド
これ止めるのむず過ぎる

総じて、
・とにかくプレミを減らす(ずっと言ってんな)
・サイドからの軸ずらしと火力追加
が課題といえそう
前者はもう、ここ2年ずっと言ってるのでいいとして(よくはない)、後者についてもうちょい考える

調整案

火力の増加

これは、特に青黒系エンチャントに対して有効であると考えている
ハンデスとバウンス、そしてクロックに枠を割いていて、サイド後も打消しが入ってくる枚数が少ないのだ
それなら、序盤から積極的にフェイスを責めて、3点火力を7回放り込めばいい…という寸法
どうせ4マナ以上の手札は刈られ切るし、プレイできても置物はバウンスされるだけだ
軽い火力をトップから撃ち続ける方が勝ちに繋がりやすいだろう

つらい
ってか、悪夢はライフロス持ってんのがエグすぎる

問題は盤面のクロックをどう処理するか、くらい
《嵐追いの才能》のカワウソによる1/1果敢と《孤立への恐怖》の2/3飛行のクロックが合わさると、毎ターン3点撃ってるだけじゃどうしても足りなくなるわけで
こうなってくると、意外に《開花破》も強そうに見えてくるけど、クリーチャーダメージが2点と絶妙に孤立に届かない
盤面とフェイスのダメージ逆だったらなー

そこで、《稲妻のらせん》によるライフゲインでライフレースを乗り切るのがいいんじゃないかと考えている次第
このデッキのライフは、主に《炎心の決闘者》の絆魂に頼るところが大きい
《クイントリウス・カンド》のドレインは、ほぼオマケみたいなもんで、そこまで行ってたら勝ってないとダメな奴だ
ただし、どこまで行ってもサイドチェンジでクリーチャー対策が消えることはなく、バウンスも込みで《炎心の決闘者》による絆魂での回復を見込むのは難しい

調子に乗って火力を振ると、返しで除去が飛んでくるのだ

《稲妻のらせん》なら、フェイスに撃つ分には打消しさえなければ確定で3点回復でき、これでざっくり1ターン延命できる
1ターン伸びれば3~6点くらいの与ダメージに繋がるのだ
運よく《炎心の決闘者》が残せたり、相手のバウンスや除去に合わせて撃てる状況が作れたら6点回復できる
これは大きい

うまく隙をつけるとデカい
決闘者は見えている脅威になることが多いので、対処もされがち
プレイングで何とかせねばならぬ

ここで、デッキ内のフェイス火力も再確認する
・《稲妻の一撃》R(1):3点×3
・《目標の強奪》R(1):2点×2 ※ 土地以外を捨てる必要あり
・《稲妻のらせん》RW:3点×2
・《勇気の徳目》R(1):2点×4
・《炎心の決闘者》R(2):3点×3
・《金屑の嵐》RR(1):3点×3
6種17枚、計45点分の火力があり、1枚当たり平均2.65点の火力がある
ゲーム終了まで8ターンある場合には15~17枚程度のカードを見れて、うち17/60=28.33%が火力であるとすると、ざっくり4.5枚が火力ということになる
4.5×2.65≒12で、これではダメージが足りない…

もっと火力あると思ってたし、余裕で焼ききれると思ってた…
意外に足りんのな

それもそのはず、平均火力2.65点の場合、おおよそ8回火力を振らないとライフ20点を削り切れないのだ
ダメランによる自傷を考慮しても、最低7回は火力を振らなければならないだろう
このルートを採る場合、
・火力を増やす
・生き残れるターン数を増やす
・ドロー数を増やす
といった対策が必要だ

ちなみに、ドローソースこちら
置物ばっかりだな?

ここで重要になりそうなのが、《目標の強奪》だ
1回撃てば、条件付きとはいえ2点撃ちつつトップを2枚めくれる
どうせバウンスされるPW陣や重い置物を捨てて、次の火力を強引に探しに行けるということだ
一挙両得じゃないか?
なお、《美術家の才能》はバウンスされる可能性が高くてそこまでルーティングを回せないということを考えると、やはりこちらの方が優位性が高そう

Lv2になったので対処します!

仮に、《稲妻のらせん》《目標の強奪》を、サイド後4枚ずつに変えた場合は火力の量が変わる
・《稲妻の一撃》R(1):3点×3
・《目標の強奪》R(1):2点×4 ※ 土地以外を捨てる必要あり
・《稲妻のらせん》RW:3点×4
・《勇気の徳目》R(1):2点×4
・《炎心の決闘者》R(2):3点×3
・《金屑の嵐》RR(1):3点×3
これで6種21枚計55点火力、火力1枚平均では2.61と下がるものの、火力を引く期待値は増えている

なんだかんだ4枚も増やしたら、そりゃ期待値は増える

ゲーム終了までも《稲妻のらせん》による延命で10ターンまで伸びたとして、また《目標の強奪》によってより多くライブラリを掘れる…と都合よく解釈すると、20~22枚程度はデッキが見れそう
火力枚数は21/60=35%、21枚見たとしてその内の火力は7.35枚だ
7.35枚×2.61点=19.18点
…ギリギリライフ詰めれそうじゃない? 打ち消されたりライフゲインあったらアウトだけど

そもそも、魁渡でクロック増えたり、庇護でゲインされると破綻する
そんなに都合よくは行かんか

あと、やっぱりクロックは対応できるに越したことはない
上記の通り、青黒なら《悪夢滅ぼし、魁渡》が、白なら《幽霊による庇護》などが出てくる可能性があって、計画が破綻しかねない
最低限、クロックを除去していればこれらの脅威の早期着地を防げるだろう
なんにせよ長期戦をしなければならない以上、除去と火力のバランスは課題になりそう

フワッとこの辺から仕掛けてくる
こいつらは出た時点で仕事ほとんど終わってるというのに…

ということで、サイドに《稲妻のらせん》《目標の強奪》を盛るプランはアリっぽい
サイドから抜く候補は、《ゴバカーンへの侵攻》と《間の悪い故障》か
ゴバカーンは大主系への時間作るためだったんだけど、そもそも間に合ってない感がすごくてあまり効果を実感できてなかった
手札を見れるという点ではめちゃイイし、《クイントリウス・カンド》の常在型ともゆるくシナジーするんで評価自体はしてるんだけど…

ズアーが仮想敵だったんだけど、そもそもズアーが安い上に緑大主でランプしてくる
こいつには全除去ぶっぱと置物とにかく処理するのがいい気がする

《間の悪い故障》については、サイドチェンジで入れる隙間がほとんどなかった
所々で、効果的な相手には当たるんだけど、マリガンしてまでキープするかというとそういうわけでもなく、デッキ2枚で効果的に使えるかというと、むしろノイズになっていた印象もある
コンボが流行ってきたらまた入れようかな、という感じ

こことか
後はLOとか、その辺

ということで、現時点ではこんな感じ

これは、青黒系エンチャントに対してのサイド後
何気に除去が増えたのでアグロ耐性も増えたか
しかし、メインのヤヤ-クイントラインが消えてしまうのは悲しいな

軸ずらし

え、もう枠無いんですけど?
…とはいえ、だ
どう軸をずらすのか…というと全くイメージがなかったので、ここはもう仕方ない感もある

クリーチャー足したらエエんか?

フルパーミッションについてだけど、こちらが序盤に振る軽量火力は無視せざるを得ないだろう
特に、《勇気の徳目》出来事などを隙をついて撃ち込んでおけば、相手はこちらの対応に迫られることになる
極端に置物対策を取られていない限り、ヤヤなどを見せて《失せろ》を誘っておけば、追放領域に見ている《勇気の徳目》に打消しを撃たざるを得なくなるわけで
結果、火力だけ振っていればいずれライフが尽きる…となればいいなぁ

出来事側で通っていれば、相手に見える脅威を押し付けれる
コントロール相手にちょっとしたプレッシャーはかけれるか?

もし、軸をずらすなら「PWとエンチャントの置物を軸とした連続火力によるコンボ」として見る場合に、相手はクリーチャー除去を抜いて《否認》などの非クリーチャーカウンターの追加か、《失せろ》などの置物対策をスカす形になるだろう

まぁ、入ってくるでしょうね、という
《失せろ》はPWまで見れるのがめんどくさすぎる

ただ、元々積んでいるであろう《三歩先》《喝破》などの万能カウンターやクリーチャーにも効く《失せろ》を残り越えるのは厳しい
中盤までにあらゆる脅威を展開して見せて対策を撃ち尽くさせたとして…
そのうえで、出したら必殺くらいのクリーチャーが欲しいんだけど、そこまでマナが伸びるわけでもない
二の矢要らずの5マナクリーチャー…いたかな?

コレ全部撃たせたうえで、やっとプレイできる
マジか

…そんな便利なクリーチャーおったら、みんな使っとるわ!
ということで、一応候補こちら

EtB4点兄弟!!

《ボイラービルジの大主》は、最悪伸び切らない土地でも4マナからプレイできるのが魅力で、7マナ構えれば《喝破》も乗り越えれる
ただ、4マナ4点で終わりだったらマナ効率が悪すぎるので、できれば1回は殴りたいところだけど、そもそも4ターン目の赤大主は着地を許されないか、許されても動く前に何らかの形で対処されるだろう

この町でバウンスしてくれるなら、また4点撃てるんだがな…

そこで、《焼殺への恐怖》だ
このデッキ、カードタイプはそれなりに多くて、そしてルーティング前提なので墓地に狙って落としやすい
打消しや除去が繰り返されるだろうことから、置物系は自然と墓地に落ちるし
つまり、昂揚達成から盤面に《焼殺への恐怖》が降りて8点フェイスで即勝利、というシナリオを目指せるかもしれないわけだ

土地も含めれば7種ある
まぁ、ほぼインスタントとエンチャントで、特にクリーチャーが落ちにくくはある
ルーティング回せるかどうかは重要そう

コレ、実は昂揚前提になるため、除去や打消しの濃い相手専用にはなるけど、流行りの青黒系は任意ハンデス絡めてくるのでそれなりに相性が良いように見える
火力呪文だけで足りなかった最後のライフを詰めるための隠し玉としては悪くなさそう…とか思ったけど、青黒系にコレは序盤に引くと恐らくプレイできないので、やっぱコントロール相手用か…?

めっちゃ手札刈られるので、6マナまで手札に残せない
都合よくトップすることを期待するか?

飛び道具としては悪くないけど、とにかく6マナをひねり出してなお、プレイすることに価値がある状況でないとデッキには入れられない
少なくとも、アグロ系には重すぎて使えない
ただ、白系コントロールに対してはこちらは6マナまでの時間が作れるし、置物を定着させにくい黒系ミッドレンジには墓地が肥えて逆に刺さるシーンもあるかもしれぬ
タフ4と最低限のサイズもあるので、2ゲーム目以降でクリーチャー除去が減っていれば、ワンチャン生き残って次ターンには火力倍だ
コンセプト的にも合致する
サイドの軸ずらしとしては悪くないのでは…?

あれ?
なんか可愛く見えてきたぞ…

まぁ、問題は枠だ
既に自由枠は火力追加で使い切った後で空きがない
ただし、「火力追加」だったことがポイントだ
強火力を追加するなら、火力そこまで盛らんでよくない?

ここだ

とか思ってたんだけど、《稲妻のらせん》はライフゲインを担うし、《目標の強奪》はルーティングも兼ねている
どうしたもんかな…と悩んでいる間に昼休みが終わってしまいそう
ここはざっくり組んで回してみるか

どーん!

対戦記録

プラチナTier3-4から
昨夜から負けまくったところだし、ここで踏ん張りたいが…
どうかな

黒単スケルトン:後○×○

今思ったら重いな、コレ

トントンくらいで進んだ、最終局面
こちらは美術家をLv3にしてループ回して勝ちを狙う、という状況
で、美術家をLvアップさせたら、なぜか赤マナが2個残ってなかった
恐るべし、マナ自動支払い
これで逆転を許しそうになるもグッとこらえ、何とか次ターンまでこぎつけて勝ち…
プレミから勝てるのは稀だし、ほんとラッキーとしか言いようがないぞ?

しかも、ラストの局面これだけ回してるのに火力ほとんど引けてない
色々と危うかった
焼殺は今回は控えてもらった
使いどころはあるけど、もっと優先するものがある
まぁ、1本目取ったし、2マナあればそれなりに動くか?

まぁ、ちょっと舐めてたよね、という感じではあった
それでも3マナで何とか除去を振り回して勝てそうだったんだが
《すりのチビボネ》が出てきて《チビボネの参加》で《領事の権限》が落ちて、《迷いし者の骸》で速攻つけて殴ってくるのは聞いてない
返しに《ウラブラスクの溶鉱炉》で殴りつけて火力叩きつけて勝ち、というプランがきれいに消えてしまった
せめてラストで白マナが追加できれば盤面さらえたんだけど、毎ターン相手が2点回復する装置が完成してしまっているのでもうなんともはや

悲しみしかなかった
領事めくれてなかったらまだワンチャンあったのにな
サイドチェンジは無し
追放除去はえらいぞ

相手のハンデスがきつかった…
とはいえ、何とか持ちこたえ、ラストは《クイントリウス・カンド》-3からの火力を引いて逆転勝利
実は前のターン、こちらのブロッカーが1体のみだったため、相手が《砂漠の境界》を使ってたらブロックできずに終わってた
相手のプレミで勝つのはなかなかない
ラッキーだったな

そういうわけもあり、攻めた結果がうまくいった
残りライフ2だったので《山賊の才能》だけで終わってたし、これしか選択肢なかったんだが

まとめ

とりあえず、1戦1勝
調整したサイドを活用するようなシーンはなかったけど、まぁこれからってところ
むしろ、頻発するプレミの方が気になる
最近、増えてきてないだろうか…

頭抱えてばっかり

余談

楽しい

そろそろ忙しくなりそうなんだけど、ちょっと手が空いてるので色々とデッキ組んで遊べてて、これが丁度いい気分転換になっている
今のお気に入りはボロストークンビート
これは軽く記事にまとめようかしら

ということで、まとめた
他にもお気に入りはあるので、今のうちに書き記しておこうかと思う
環境変わると崩されちゃう子たちが多いので、書くなら環境末期の今だ

これとかも、まとめておきたくはある
バント毒性エンチャントアイヴィーもあるよ
だれかやってそうでもあるんだが

まぁ、何はともあれ週末なのだった
今週はこれでおしまい、続きは月曜から
では、また次回

注意表記

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