ヤヤ・バラードデッキの道のり【385】
真面目にやるぞ、と通勤時間に回したんだけど、普段は2マッチくらいやれるところを1マッチしかできず
やはり、ライフスタイルとデッキがマッチしてないぞ?
前回はこちら
デッキ
追放の交渉人
まずは、通勤で2回しか回せなかった対戦メモから
対戦メモ
ディミーアミッドレンジ:後○×○
ディミーアミッドレンジ:後×○○
まとめ
2戦2勝といい感じ
初手に土地4枚だと、もう除去無くても始めてしまってる
この場合、裏目が厳しくて2マッチ目1ゲーム目見たいに《止められぬ斬鬼》とかが落とせずに詰むパタンがあるので、
・土地2+撃てる除去
・土地3~+除去
が最低限のマリガン基準になるんだけど、例えば土地4除去無しでマリガンして、これ以上の手になるかというと確証はないわけで
3色なのもあって、とにかく初手が勝負の感ある
ということで、初手が悪くないことを祈りつつ、昼休みにひと回し
対戦記録
プラチナTier3-4から
初手さえ悪くない形から入れたら、結構戦える手応えはあるのだ
頼む、土地が詰まらず適度に除去をくれ
基本的にはスタンダード:ランク戦(BO3)
先/後:先攻か後攻か
毒x(y):毒・カウンターによる勝敗、xは積まれた、yは積んだ毒カウンター
〇x(y):勝ち、xは勝利時の残りライフ、yは相手投了時の相手残りライフ
×(x)y:負け、xは投了時の残りライフ、yは敗北時の相手残りライフ
△:開戦前に相手が爆発して勝利など、ノーカン
Sxty:マナスクリュー、xマナの数、yは止まったターン数
Cc:cは色偏りで足りなかった色
F:マナフラッド、主に後半になって3ターン以上連続で土地引いた場合
M:ミスプレイあり
m:ミスプレイあったけど大きな影響なし
?:バグあるいは不可解な動作
白単猫ミッドレンジ:先○○
先〇
ということで2マリスタート
勘弁してほしいなと思っていたら、きれいに土地と除去が回ってくれた
相手リソースも尽きて、後は殴り切るだけという形まで持って行ってフィニッシュ
相手は猫・トークンの横並びが主戦略、《フェリダーの上陸》《世話人の才能》を置いてくることも確認した
《悪魔祓い》《失せろ》の追加、また相手の《失せろ》の対策として《間の悪い故障》を追加
受け切ってしまえばリソース面は何とかなりそうだったので、《黒焦げのホワイエ//歪んだ空間》を抜いたのと、ライフがきつそうでPWの姿が見えなかったので《苦々しい勝利》をアウト
後〇
目論見通り、《領事の権限》が仕事した
ライフを保ったまま、相手リソースが尽きてこちらにテンポが映ってからは、《忌まわしき干渉者、アショク》で盤面作って《無形の処刑者、ケイヤ》で相手の《世話人の才能》を奪って勝ちの形が作れた
ラストはヤヤを降ろして-2から相手クリーチャーを処理し用とした所で相手が投了して勝ち
まとめ
やっぱ、時間がかかって1戦のみ
それでも、ほぼ完封できたので悪くない
コレでプラチナTier2だ
サイドチェンジで気が付いたこと
ここんところ、サイドチェンジの際に《別行動》を抜くことが結構あるな、というのは感じている
ジェスカイ召集のような横展開するデッキが環境に少なく、3ターン目に全体除去を撃つようなシーンが少ないからだ
ココを単体除去に変えれば、序盤安定するのか…?
あるいは4枚目の《精神迷わせの秘本》とかで序盤安定を図るのか?
というのが今日の課題点
取りあえず、《別行動》を《喉首狙い》や《稲妻のらせん》2枚と《精神迷わせの秘本》に変えたらいいやん、というのは、まぁあるんだが
ただ、気になっているのは、《クイントリウス・カンド》の-3のハズレが増えることと、赤単などのアグロ/ビートに対してどうか、という点だ
まず、《クイントリウス・カンド》について
緊急的にクイント-3から除去を探しに行く際、単体除去で事足りるかというと、直前に《審判の日》や《別行動》が撃てていないと厳しい
《別行動》であれば、クイント-3で捲れれば概ねオールインしてきている相手に対して刺さることも多く、実際にコレで助けられているシーンも少なくない
また、赤単などは再序盤に《心火の英雄》→《熾火心の挑戦者》→《多様な鼠》と展開してくることも少なくなく、この返しに《別行動》と撃てればテンポを取り返すことも可能になる
ディミーアもこの形に近くて、3ターン目の展開に対して《別行動》を返せれば、そこから勝ちに行くパタンも作れなくないだろう
ただ、コレは単体除去があるなら先に撃てばいいだけの話
むしろ、《審判の日》までの累積ダメージで言うと、単体除去を2ターン目に撃てている方が少なくなるシーンの方が多いだろう
なんせ、相手が広く展開してこないパタンでも通用するのだから
《クイントリウス・カンド》-3から単体除去が捲れた場合でも、最低でも5ターン目以降の話であり、対象を取るクリーチャーは概ね3マナ以上となるだろうし、マナバリューとしては悪くない形になる
…《クイントリウス・カンド》が落とされなければ、だけど
あと、《精神迷わせの秘本》を足すのは、まだちょっと怖い
それこそ、《クイントリウス・カンド》-3のハズレを増やすことになるし、特に中盤までで1枚目の秘本の占術などで2枚目が捲れた場合はボトムに送るケースが多い
引いた場合も除去を構えつつ(もしくは除去を構えているように見せつつ)秘本をプレイするのが難しい場合も散見されている
序盤安定は欲しいけど、その為に4マナ以下のカードを増やしたくない…というジレンマ
…額面5マナ以上のカードで、安定や除去に繋がるカードを探せばいいんじゃない?
《執念の徳目》は自分で釣るクリーチャーがいないけど、相手からもらえばいいしライフゲインも期待できる…が、7マナを素直にひねり出すのはランプするわけでもないのでそこそこ辛い
ケイヤを毎回素でプレイできているというワケでもないし
《勇気の徳目》は2点火力と心もとないけど、《クイントリウス・カンド》と合わさった時に凄いアドを生み出すこともある…こちらは残念ながら、非戦闘ダメージを生み出せるのがクイントと赤徳目の出来事だけなので、流石にコレは期待しすぎになりそう
でも、もっと他にあるかもしれないので、ちょっと探してみよう
額面5マナ以上で除去か安定を求める
先に言っておくと、ちょっと長くなるので、このコンテンツは読み飛ばして次の項目に進んでも大丈夫です
まず、サイクリング系列
欲しい色は多くは白か赤なので、平地サイクリングか山サイクリングを見てみる
…微妙!
このマナ帯でやりたいこと、ひとつもない
あえて言えば、《雪花石の徒党の仲裁者》くらいか
正直、6マナ以降はPWで盤面整えだしているので、クリーチャーの必要性は低い
《トルヴァダへの侵攻》で釣れるとはいえ、釣る価値がPWより低いなら意味は薄いと言っていいだろう
土地サイクリングだけの為にここを増やすのはなんか違う気がする
ただ、クリーチャーなら《トルヴァダへの侵攻》で釣れるということも見えてきた
今度は、疑似魂力的な連中ではどうか
手札から捨てると何らかの効果がある、あいつらよ
《苦難の収穫者》は、取りあえず2マナで-2/-2と《心火の英雄》に効く効果だし、5マナでプレイすれば盤面の小兵を持っていける
アグロ系には悪くないかもしれない
《嘶くカルノサウルス》は3マナ3点だけど、PWも対象に取れる飢え、《トルヴァダへの侵攻》で釣った際のバックがデカい
2枚目の《トルヴァダへの侵攻》や5マナPWが大当たりになるし、各種除去を引いても嬉しい
こいつは良いんじゃないか?
続いて、試作
2~3マナくらいで除去か序盤安定か、どっちかが見れるものは無いか?
…どれもこれも要件を満たさんなぁ?
あえて言えば、《戦闘の打破者》が1ドローなんだけど、1/1二段攻撃が残っただけでは、このデッキではたいした仕事ができない
むしろ、同じ3マナなら《鋼の熾天使》で飛行ブロッカーを用意する方がまだマシと言える
でも、それは欲しかった効果ではない
どうやら、試作はハズレとした方がよさげ
で、エルドレインから出来事はどうかと思ったけど、こちらは一長一短あって使えなくもない、という所
やっぱ、各色の徳目は強いんだけど、《忠義の徳目》は5マナ払ってプレイするタイミングがPWの展開とバッティングするし、これを強く使えるようになったタイミングではもう勝ってそうでもある
《執念の徳目》《勇気の徳目》については前述の通りで、他はちょっと要件を満たさない
この中なら、《執念の徳目》はワンチャンあるかな、という所か
後は、部屋くらいか…?
部屋の場合は、左右どちらもデッキにマッチしてほしい所だが
黒い部屋は、主にドロ―関連
3マナから2ドローする《見捨てられた屋根裏部屋》と、3マナから継続ドローの《不浄な別室》
特に《不浄な別室》は自己シナジーするので強いんだけど、別途デーモンを用意しないと十全に効果を発揮できないのがイマイチ
《見捨てられた屋根裏部屋》は、《見晴台》の効果がほとんどデッキにシナジーしない
そして、いずれもライフロスが痛い
《忌まわしき干渉者、アショク》が居れば軽減できるとはいえ、特に《不浄な別室》はデーモンが残せない場合に毎ターンデッキトップがなくなっていくのが辛いか
赤い部屋の内、《画家の仕事場//汚された画廊》については、仕事場で3ターン目に衝動的ドローするのがこの構築では土地以外が捲れた時に辛い
画廊サイドも、トークンが並んでいるころにはゲームが決着してそうで、シナジーがないわけではないけどマッチするのはビート系だろう
《ガラス工場//粉々の作業場》については、工場側の3マナ4点火力は悪くないし、作業場側も明けてしまえばジリジリとライフを詰められて面白そうではあるものの、強烈に使いたいというほどの性能ではないか
ということで、ココまでで強く使えそうな候補は
・《執念の徳目》:徳目本体のプレイ後、相手に依存が大きい
・《苦難の収穫者》:本体プレイ時のバックが薄い可能性がある
・《嘶くカルノサウルス》:本体プレイ時のバックがデカい
と、もう完全に趣味でバイアスかかってるけど、《嘶くカルノサウルス》がよさげ
実際の所は《執念の徳目》との2択で、赤系が幅を利かせだしたら《苦難の収穫者》がいい気がしている
ただ、2マナで止まった場合は《嘶くカルノサウルス》は全く仕事をしないのは覚えておきたい
そもそも、現状の課題は
・初手2マナと除去で始めれればもうちょい安定するのに2マナ除去が薄い
・初手の土地が薄いと中盤に至る前に終わる
という2点であり、3マナ除去の《嘶くカルノサウルス》は重要度が低いのでは…?
額面5マナ以上の結論
と、ココまでやって、今更気が付いたんだけど
そもそも、《クイントリウス・カンド》-3で発見したくないのは序盤安定のための何かであって、除去が発見できない状態にすると、いざという時にクイント-3で除去できんやんか!
《嘶くカルノサウルス》は没!
《執念の徳目》も《苦難の収穫者》も同様!
やりなおし!!
《棘林のアルマジロ》をマルドゥにくれ!!!
ということで、改めて
結局の所、除去が減るのはそのまま序盤安定を損なうといっていい
相手のクリーチャーを除去してしまえば、基本的には時間が作れるわけだし、デッキのコンセプト的にも除去を盛るのが方向性としては正しいのだろう
それか、いっそのこと土地を27枚にするか…
ちょっと改めて、何を入れるか考える
土地27枚について
確率から言えば、過剰に思える
ただし、このデッキについては土地はナンボあってもイイ
そもそもマナの頂点が《無形の処刑者、ケイヤ》の7マナだし、《歪んだ空間》を開けるための6マナや、《忌まわしき干渉者、アショク》をプレイしてからのヤヤ-1で追加のアクションを取る動きなど、10マナくらい欲しいというのが正直な所
となると、自然と土地を盛るのはイイことに見えてくる
ただ、その場合はもう少しリソース獲得のためのエンジンが要るし、マナを恒常的に消費するマナフラ受けのための何かが欲しい
土地が増えてアクションを増やせることは問題ないとしても、盤面でマナを有用に使うことができるようにはなっておらず、マナフラを受けきれない
あくまでも、このデッキについてはPWを展開してナンボだし、そのPWを引くためにはリソース獲得源が必須となる
土地を盛るなら、ドローソースが要る
つまり、序盤安定を図るのであれば、土地よりも先に《精神迷わせの秘本》などのドローエンジンや《蒐集家の保管庫》などの2マナ以下のルーターが欲しい、ということになる
でも、その辺を増やすと《クイントリウス・カンド》-3のハズレが増えるというジレンマ
結局、どこを改善したいかということに尽きるのだろう
除去は削りたくない、というのであれば安い除去を盛る以外の選択肢は無い
除去しながらアドを取れるカードはそうそうないのだし
改めて思考整理すると、
序盤安定を図るために土地を盛りたいけど、その為にはドローエンジンとマナフラ受けがいるし、そうなったらクイント-3のハズレが増えるので、序盤除去を増やして時間を作る方がイイ
ということになる
んじゃ、素直に序盤除去を盛ろう
序盤除去が欲しい仮想敵はいくつかあるけど、概ね
・ゴルガリミッドレンジ
・ディミーアミッドレンジ
・赤系アグロ
の3種におさまるだろう
このほとんどに《苦痛ある選定》は刺さるけど、同時に《喉首狙い》もほぼ当たるため、どっちかが第一候補
《苦痛ある選定》ならサイドが空くので、《別行動》と入れ替えやすいってのが一番のメリットか
また、《ヴェールのリリアナ》《悪夢滅ぼし、魁渡》などPWに当たらないのが問題になる場合は、《失せろ》も候補に上がる
ただ、ディミーアでの魁渡以外はほぼ環境にメインからのPW採用は無いし、《苦々しい勝利》《軍勢を灰に》での対策もできているので、そこまでPW対策を手厚く見る必要は無いだろう
むしろ、エンチャントに触れること、白マナで除去が可能なことがメリットか
なお、《塔の点火》は好きなカードだけど、今回は協約コストを支払えないのでオミット
《塔の点火》を使うなら、やっぱり《人参ケーキ》や《望み無き悪夢》、《不穏な笑い》辺りが欲しい
取りあえず、サイドの《苦痛ある選定》と《別行動》を差し替えて、様子見てみるか…
2マナアクションがあれば、もう少しマリガンも融通が利くし、3ターン目に白白必要なくなるので色事故も少なくはなりそうでもある
今日明日で試してみて、どうなるかという所だ
ココで時間切れ
《クイントリウス・カンド》-3のハズレを気にして妙なことに時間使ったのが痛かった
コレで、改めてやっぱ全体除去要るってなったら、今度はどのタイミングで欲しいのかを気にしておきたい
実は、《証人隠滅》の方が良い可能性もあるので
では、また次回
次回はこちら
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