ヤヤ・バラードデッキの道のり【208】
昨日あたりから、うっすら気になってたんだけど、ミシック入ってからメタが変わってきている気がする
明らかにアグロ/ビート系に当たることが減って、コントロール/ランプ/コンボが増えた印象
とか言ってると、ダイヤまででほとんど見ることのなかった緑単に2~3回当たってて何が起こってるのやら
と、昨日もやっぱり更新しそこね
諸事情合って、いつもの記事書く時間が取れてないのがデカい
今週はちょっと不定期になりそう
前回はこちら
デッキ
ヤヤ・溶鉱炉コントロール1.0.1
ようやく、《永遠の放浪者》も機能しだして、これからかなーと思っていたんだけど
どうにも勝率が上がってこない
まずはそんな対戦メモから
対戦メモ
3戦0勝で全敗
5C版図はアトラクサが回り出すとリソース差、カードパワー差で負けるんで、それまでに何とかするか着地を許さないか、何かしら対策が要る気がしてならない
緑単は事故含みで、白出てればクリアして勝ってたとは言える
ディミーアは惜しかったけど、3本目も勝てたかというと中盤の引きがちょっと弱かったとはいえ、怪しい
要は、全部しっかり負けた
ここで、ミシック上がってからの戦績をちょっと見なおしてみる
こういうコトするために記事書いてるんだったな、そういえば
思ったより、コントロールには勝ってる
というか、ディミーアのLOコントロールにやや不利なだけか
アレはLOしなくても、何となれば《黙示録、シェオルドレッド》《碑出告と開璃》で殴ってくる上に、《多元宇宙の突破》で一気に盤面有利取られてしまうという勝ち筋の広さが強いうえ、《トカシアの歓待》でドローしてるとLOが待ってるというしんどさがある
ってか、そもそもビートダウンに強い耐性を持たせているはずなのに、緑単ミッドレンジに負けてるのはどういうことか
《太陽降下》1発やろ? と思ってたんだけど、実際の所は《温厚な襞背》による置物対応、《ドゥームスカールの戦士》によるリカバ、そして《向上した精霊信者、ニッサ》が盤面対応と奥義によるフィニッシュと、毎ターン対応を迫ってくるのでとてもしんどい
中盤以降に出てくるサイズがデカすぎて、対応追いきれなくなったら速度で負けてしまうし
誰だよ、緑に人権無いとか言ってるやつは! 強いって!
そして、5C版図
少し前なら、むしろボーナスくらいのノリで対応できてたんだけど、やっぱ今のデッキとはゲームレンジが違う
今のデッキ速度だと、どうしても《偉大なる統一者、アトラクサ》の着地を2~3回許してしまう
合間に《群れの渡り》などの横展開の対応も含むので、どうしても除去が追いつかない
あと、地味に《力線の束縛》がぶっ刺さっている
置物全部対応される上、《力線の束縛》に対応するのに《告別》撃つと、こっちの《骨化》までなくなってしまう
「数値で見たマナコストが5以上のエンチャントとクリーチャーを全て追放する」ソーサリーを赤にくれ
百歩譲って破壊でもイイからさ
さて、ここでいつものアーキタイプ相性をWikiでチェックする
なるほど、妨害ができないのでコンボとランプに強くなくて、速度も妨害手段もない今のデッキはむしろミッドレンジとして扱われる
このため、5C版図とディミーアLOに弱いのだ
勝つためには、速度か妨害が欲しい
…今の構成だと、無理じゃない?
緑単ビートダウンについてはひとまず置いておこう
アレは引き次第で勝てるはず
今のざっくりとしたメタ認識だと、
・ディミーアミッドレンジ(ビートダウン)
・ディミーアLO
・5C版図
に勝てるデッキが良いだろう
版図に勝つためにクリーチャーで速度を上げれば、自ずとビートダウンは除去か展開かの2択をせざるを得なくなるはず
展開を選べばブロックして時間を作れるわけだし、下回りにクリーチャーを配置しつつ、青含みにして《偉大なる統一者、アトラクサ》を打ち消すのがよさげ
…あれ? そんなデッキ、どこかにあったような?
そうか、コレは弱いパーだったな
アグロ/ビートダウンとしては遅くて序盤の打点が低く、アグロ/ビートダウンに押し負け、ミッドレンジには質で負け、コントロールには速度で勝ち切れてない
では、どのように改善しなければならないのか?
ひとつは、そもそものベースであるオジュタイコントロールに寄せてしまうこと
ただ、コレは《ズルゴとオジュタイ》を最大限活かすためのパーツが必要で、結果としてヤヤが抜けてしまうことになりそう
雑に、既存のレシピから《放浪皇》と入れ替えたとして、それは多分除去が足りなくなって負けるだろう
そして、ディミーアLOにはオジュタイにサイズで勝る上に、相打ち上等の《碑出告と開璃》がいるのだ
ちょっと環境的に厳しそう
もうひとつは、《ズルゴとオジュタイ》を諦めてビートに寄せること
ただ、この場合はディミーアビートダウンと比較して、盤面で勝てるかどうかが怪しい
見てる感じ、全体除去が少なくなっては来ているので、横展開は強そうではあるんだけど、純粋な暴力を展開してくるディミーアビートに対しては、そもそも展開してる時間がない
こっちが全体除去撃ちたいくらいなのだ
…バーンか?
バーンなら、
・《兄弟仲の終焉》《家の焼き払い》を無理なく入れてビートに対応できる
・火力全ツッパしたら5C版図やLOに速度で勝てる可能性がある
・楽しい
と、いい所しかない
ディミーアもフルパーミッションという程には打消しを構えてこないだろうし、これは5C版図も同じだ
ビートバーンとの軸替えができればサイドチェンジで《否認》を積まれても殴り切って勝てるかもしれない
あ、あと今のデッキに《ゴバカーンへの侵攻》を4積みして、面倒なトコを全部時間ずらしてしまうという選択肢もあるんで、そこは忘れないようにしとく
2ターン伸ばせば勝機もあろうというものだ
まぁ、《ゴバカーンへの侵攻》はアゾリウス系で《かき消し》と合わせるか、白単兵士などの速度で押し切るのが強い印象はあるんだけど
ヤヤ・ビートバーン2.0.0
こんなのはどうか
ミシックのいい所は、もう落ちる所が無いことだ
いくらでも新しいデッキが試せる
なお、%は減る
対戦記録
ミシック91%から
下がるのはあっという間だなぁ…
基本的にはスタンダード:ランク戦(BO1)、たまにBO3
BO1/3:BO1かBO3か
先/後:先攻か後攻か
毒x(y):毒・カウンターによる勝敗、xは積まれた、yは積んだ毒カウンター
〇x(y):勝ち、xは勝利時の残りライフ、yは相手投了時の相手残りライフ
×(x)y:負け、xは投了時の残りライフ、yは敗北時の相手残りライフ
△:開戦前に相手が爆発して勝利など、ノーカン
Sxty:マナスクリュー、xマナの数、yは止まったターン数
Cc:cは色偏りで足りなかった色
F:マナフラッド、主に後半になって3ターン以上連続で土地引いた場合
M:ミスプレイあり
m:ミスプレイあったけど大きな影響なし
?:バグあるいは不可解な動作
黒単ミッドレンジ:××
ビート寄りで《ギックスの命令》まで入ってるやつ
やっぱクリーチャーが強い
後×
相手の《墓地の侵入者》に対抗すべく、《ナヒリの戦争術》を切ってしまい、《黙示録、シェオルドレッド》への対策が無くなってしまった
コレはダメ
そして正解は《稲妻の一撃》を落として《兄弟仲の終焉》を取っておくことだった
先×
ダメだわ、結局のところ、除去に追われてフェイスに火力を入れてる暇がない
黒系ビートが特にそうなんだけど、迂闊にクリーチャー放置してるとすごい勢いでライフ削れていくので、毎ターン《稲妻の一撃》をフェイスに撃ってたとしても間に合わない
コレはもうちょい考えないとダメか…あるいは、プレイングでカバーしきれる範疇なのか?
そして、そもそも、本体火力が少なすぎた
ヤヤ紋章か、《希望の標、チャンドラ》がいないと、除去対応してたらとてもじゃないけど20点削り切れん
ビートプランでダメージ嵩増ししないと無理なのに、黒白が台頭してる除去環境では、ビートすることも許されない
2ターン目《タルキールへの侵攻》、3ターン目《ナヒリの戦争術》でバトル割って《果敢な雷口》としても返しに《喉首狙い》が飛んでくる
もうちょい回すけど、コレはもっとクリーチャー増やさないとちょっと厳しそうな予感
白青黒LO:〇××
いやいや、ここでLO引かんでもいいのよ
しかもエスパーLO
それなら《テリシアの精神壊し》に対して《邪悪を打ち砕く》が撃てる、元のデッキの方がまだワンチャンあるんよな
後〇
きれいに打消しを避けて《希望の標、チャンドラ》が降りて、《血に飢えた敵対者》を5マナで出して《稲妻の一撃》×2と3/3敵対者、そしてチャンドラで7点と16点叩き込んで勝ち
気持ちいいけど、こういうのを「誤った成功体験」と呼ぶのだ
知ってる
後×
《信仰の繕い》の回復が余計なんよなぁ
詰め切れず、最後は《多元宇宙の突破》から《完成化した精神、ジェイス》と繋がって負け
先×
そう、足りなかった
《テリシアの精神壊し》でデッキ削られた後に《完成化した精神、ジェイス》でフィニッシュ
…まぁ、相性とかな、あるしな!
デッキ調整
チャンドラ・ビートバーン
まぁ、こうなる
中盤を受ける役割としてのヤヤだったけど、受けきれるパワーがあるわけではないのだ
この形なら、むしろチャンドラを出すことに注力してしまった方がイイ
序盤、5~7点くらい稼いでチャンドラを出して、チャンドラ→《稲妻の一撃》×2→チャンドラ忠誠度-5で11点、盤面にクリーチャー残ってたら残りを削って勝ちだ
ちょっとだけ試してみよう
対戦記録(チャンドラ・ビートバーン)
5C版図:○○
ちょっと黒寄りな印象あったけど、まぁ変わらないか
《多元宇宙の突破》に加えて、《原初の征服者、エターリ》まで積んでる形
7マナ溜まったらおしまい感
先〇
序盤はゆっくりだったものの、《血に飢えた敵対者》でクロック刻み、一度《希望の標、チャンドラ》の-Xで盤面のクリーチャーたちを露払いしてけん制
《ウラブラスク》を降ろした後に出て来た1体目の《偉大なる統一者、アトラクサ》を、ウラブラスクの先制攻撃+《稲妻の一撃》で落とした後に変身、相手がアトラクサのプレイを1ターン待ってくれたおかげで3章までの時間が稼げて、3勝で《稲妻の一撃》を3枚撃って12点でリーサル
後〇
序盤からクリーチャーを並べて積極的にライフを削り、《ウラブラスク》を降ろしてさらにダメージを追加
最後は《稲妻の一撃》を入れてピッタリ
《偉大なる統一者、アトラクサ》までに削り切るくらいの速度は出るっぽいので、コレは取り合えず5C版図にも勝てるポテンシャルがある、ということで
緑白エンチャント:〇×〇
油断してると出てくるセレズニアエンチャント
恐らくサイドインしてきたカードがヤバかった
ただ、この対戦分がメモで終わっちゃってるので、内容が不確かになってしまってる
メモ程度に
後〇
《希望の標、チャンドラ》の5点でフィニッシュ
チャンドラは、6マナany2 target 5点って使い方が基本になりそう
現環境では、黒なら《邪悪を打ち砕く》、白なら《骨化》で対応されちゃうし
後×
相手のサイドチェンジで展開がゆっくりに
そして3ターン目に貼られた《灯の破裂》で《希望の標、チャンドラ》を全否定されてしまった
さすがに6マナ5/5はほとんど意味がない
相手の展開も相まって、除去対応できなくなって負け
先〇
その《呪文槍のケンラ》は先手番を活かして3ターン目に変身して護法を獲得
《骨化》ではなく、《仮初めの時間》での除去を選択していたので、これで最悪5ターン目までは対象に取られない
相手はちょっと事故ってたようで、変身したケンラに有用な手段を持ってなかった様子
あとは適当にインスタント撃ってたら何とかなりそうな盤面になって、ここで投了入って勝ち
昨日のまとめ
戦績
ヤヤ・ビートバーンは2戦2敗
改良したチャンドラ・ビートバーンは2戦2勝と水が開いた形に
とはいえ、チャンドラが使いたいわけではないのだった
コレは息抜きとして、ヤヤのデッキを何とかしないといけない
ヤヤ・溶鉱炉コントロール1.0.2
版図に対しては、《ゼンディカーへの侵攻》《偉大なる統一者、アトラクサ》《多元宇宙の突破》のいずれかを咎めれればワンチャンあるはず
時間作ってる間に何とかしたいんだけど、どうか
次回はこちら
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