ヤヤ・バラードデッキの道のり【191】
昨日もイロイロ試してたけど、あまりうまくいかず
方針転換は失敗…というか、時期早々だった気配
前回はこちら
デッキ
ヤヤ・ミッドレンジ3.2.8
何とか削りに削って、《蘇りし悪夢、ブレイズ》と《栄光のドミヌス、モンドラク》を入れた形でリニューアル…したわけだけど
戦績は散々だった
取り合えず、対戦メモから
対戦メモ
5戦1勝
メタからアグロ減ったのは間違いなさそうなんだけど、これによってコントロールが増えてきてる気がする
というか、青含みによる打ち消し、白単などの呪禁など、黒い除去への対策がこっちに影響してきてる感じ
前よりも除去が通りにくく、全除去を抜いた影響もあってか散々だった
あと、気が付いたこともあって
雑に、
アグロ<ミッドレンジ<コントロール
の三すくみがあるわけだけど、アグロが減ってるのに中途半端なミッドレンジ握ったところで、
・アグロは環境に少なくて勝ち星が狙えない
・ミッドレンジにはデッキパワーで負けてる
・コントロールにはサイドチェンジで除去コントロールになるしかない
と、環境に対して強く出れる形になっていないのではないか、という
上の引用は、現環境ではもう役には立たない(ミッドレンジが強すぎる)とも言われているけど、参考にはなる
そして、このデッキは除去コントロール寄りのミッドレンジでサイドチェンジで除去コントロールになり得るわけだけど
今のコンボ/ランプはEtBがメイン…というか、《多元宇宙の突破》関係が主で、あとは《偉大なる統一者、アトラクサ》かLOあたり
打消しを持たない、このデッキではいずれも妨害手段がなく、対応しきれない
ミッドレンジにはクリーチャーの質で大きく劣り、アグロには速度負けしがち
これらには、ヤヤ・《トカシアの歓待》・《蘇りし悪夢、ブレイズ》などのリソース獲得手段からの大量の除去で対応する、というのがコンセプトだったんだけど、それでもトントンだし、何にせよ黒が流行っている以上、デッキに必ず入ってくる打消し・呪禁・破壊無効にどうしても弱い
つまり、全方向に弱いのだ
これはメタに合ってない
と、いうことで改めて、《復興の領事、ピア・ナラー》を含めたアグロをこねくり回してみた
ヤヤ・アグロ1.1.0
ヤヤ4枚にした上で、サイドチェンジによってミッドレンジやコントロールに変化するビートダウンだが、除去がやや乏しいのは気になる所
これの対戦メモがこちら
対戦メモそのに
1戦目の2本目は、白い土地が引けずに動きが止まってしまった
《レンの決意》×2と、《ナヒリの戦争術》×2くらいでとにかく土地探したんだけど引っかからず、その間にどんどんと除去がデッキボトムに埋まっていくのを眺めていた
コレを考えると、《ミシュラの鋳造所》入れてる場合ではないのでは、とも思ったりはする
一過性のものでないなら、白い土地をもうちょい増やしたい所だが
…なぜ、ボロスのファストランドが環境にないのだ?
ただ、現状だとピア・ビートの劣化になっている感はある
こちらでも、同様のサイドチェンジができるのだ
もうちょい、今の形――ヤヤ4枚体制――を推し進めてはみるものの、結局ピア-サムトのデッキに過ぎない、となるのであれば、コレは破棄しなければならないだろう
ヤヤを積んでいるからこそ、という意味がないのであればヤヤは抜いた方がイイ
ところで、余談
スゥルタイにして、《セゴビアへの侵攻》で《時の火炎嵐》を召集でキッカーしつつ撃ったらカッコイイね、という組み合わせを思いついたんだけど、横に並べた召集のタネが2体だけ残って全滅する、ということで却下しました
対戦記録
ダイヤモンドTier3-2から
昨日のお試しで、大きく下がってしまった…と思ってたら意外に保ててる
何とかここから伸ばしたいんだけど、それは伸ばせたとして、ヤヤのおかげなのか? という点も見ていかねばならぬ
基本的にはスタンダード:ランク戦(BO1)、たまにBO3
BO1/3:BO1かBO3か
先/後:先攻か後攻か
毒x(y):毒・カウンターによる勝敗、xは積まれた、yは積んだ毒カウンター
〇x(y):勝ち、xは勝利時の残りライフ、yは相手投了時の相手残りライフ
×(x)y:負け、xは投了時の残りライフ、yは敗北時の相手残りライフ
△:開戦前に相手が爆発して勝利など、ノーカン
Sxty:マナスクリュー、xマナの数、yは止まったターン数
Cc:cは色偏りで足りなかった色
F:マナフラッド、主に後半になって3ターン以上連続で土地引いた場合
M:ミスプレイあり
m:ミスプレイあったけど大きな影響なし
?:バグあるいは不可解な動作
赤単アグロ:×○○
《静電式歩兵》《血に飢えた敵対者》など、スペルに寄せたアグロバーン
後×
そしてマナの余っている《僧院の速槍》に《火遊び》を撃つというプレイミスをするというね
コレはダメだった
先〇
結局のところ、《熊野と渇苛斬の対峙》で+1/+1付いた<ナクタムンの侍臣、サムト》が大活躍した
先制攻撃を相手が忘れていたのか、《プロの招聘》で3点入れてからのブロックがあったりとかも
いや、サムト強いわ
後〇
細かいミスはあったものの、何とかダメージを重ねて勝ち
ヤヤ全く引けず、いい所見せれんかったけど、これ以上続くようなら出番だった
赤緑改善ミッドレンジ:××
改善軸のビートダウン寄りミッドレンジ
こちらからしたらほぼファッティなので、並ばれると厳しい所
後×Cr
お互いに詰まったけど、最後はミグロズが処理できず
そして残りライフ計算ミスってフルタップで殴りに行って負けが確定してしまうというやらかし
実際の所、ブロックに回ってても後詰めでトランプル速攻4点が飛んできてたので、何にせよリーサルではあったが
先×Cw
リソース負けー
除去撃ち切った後に出てきた《活力を穢すもの》が処理しきれず
除去も撃ち切ってて、手札減ってるから《カルドハイムへの侵攻》が全く機能しなかった
これやっぱ、色拘束しんどい
《ミシュラの鋳造所》がガンか
このサイドチェンジについてだけど、《太陽降下》《カルドハイムへの侵攻》が入ることで、4マナ以上のカードが増えてて、《レンの決意》を撃っていいタイミングが4マナ以上になってる
迂闊に2マナで撃って《復興の領事、ピア・ナラー》や土地を探しに行くと痛い目にあうことがあるので注意
デッキ変更
問題点
純粋に、ピア・ビートの方が強い
ヤヤが4枚である意味がほとんどないこと、ヤヤ・アグロでやりたいことはこちらで全てできること
あと、ヤヤ・アグロならコントロールになるかなと思ってたけど、そんなことはなかったし、こっちでもできるというコト
とにかく、ヤヤを4枚積む必要が無いし、《レンの決意》《無謀なる衝動》と8枚体制作れる方が強い
このピア・ビート自体は実は勝率よくて、影でしっかり4連勝くらいしてる
ヤヤ・アグロではその勝率を支えていたパーツがなくなっているのが、とにかく大きい印象だった
ということで、一度この形は捨てて新しいアイデアを試す
ヤヤ・ビートバーン
フルバーンというわけではないけど、まぁ一応フェイスに火力撃って行こう、という想いだ
しつこく、《復興の領事、ピア・ナラー》は残していて、コレのせいでフルバーンになれてない、ともう言うんだが
4マナ以上の直接火力やX火力を入れていないのは、《血に飢えた敵対者》の採用によるもの
ただ、このデッキは次の構想への繋ぎでもある
その次の構想、忘れてしまいそうではあるけど
取り合えず、このビートバーン試して手ごたえが無かったら、次に行く
コレは面白くなりそうではあるんだけど、ひとまずはこいつだ
ヤヤ・ビートバーン対戦記録
黒単ミッドレンジ:××
後×
除去が追いつかず、というか火力を引けず
《ウラブラスク》ではどうにもならぬ、ということで負け
先×
なんかビート白って言われたので殴っては見たものの
《無謀なる衝動》のとこ、火力にならんかったんか、という気分
終盤は土地ばかり引いたこともあって、いいとこなし
ちなみにヤヤは《シェオルドレッドの勅令》でお亡くなりに
《放浪皇》でかわしたい
ここで、Tier4-4に降格
ダイヤモンドTier4
黒単ミッドレンジ:××
《ドロスの魔神》《ヨーグモスの法務官、ギックス》を擁する、ビートダウン寄りのミッドレンジ
とにかくダメージが痛い
後×
悪くは無かったんだけど、途中から除去を引けず
相手の《ドロスの魔神》のダメージに耐えきれず、負け
先CwM
この、2ターン目ドローした《太陽降下》が最後まで撃てず
白1マナではなー、と思いながら負け
というか、その前のターンで《黙示録、シェオルドレッド》に対して《ナヒリの戦争術》を握りながらもドローフェイズに《邪悪を打ち砕く》撃ってる時点でダメ
これはプレイミスでの負けといえる
黒単ミッドレンジ:×○○
今日、デッキ変えてから黒単ミッドしか当たってないぞ?
《アーボーグの掃除屋》《アヤーラの誓約者》と入ってる、ビート寄りのミッドレンジ
先×
除去されておしまい、という
やっぱクリーチャー少ないので、除去されちゃうとしんどい
先〇
今度はこちらの除去が回り、相手のクリーチャーを咎め続けて勝ち
最後は相手のリソースが尽きた所を《ウラブラスク》で殴り切った
後〇
相手の除去が薄く、手札の《ウラブラスク》を守りつつお互いのリソースが尽きまで消耗戦をした上で、《ウラブラスク》で殴り出し
道中、相手の展開を許すも、ヤヤ-1から《太陽降下》を撃って盤面クリアして、最後はその培養トークンでフィニッシュ
デッキ調整
ヤヤ・ビートバーン1.0.1
バーン、というアーキタイプではないなという気持ちはありつつ、んじゃなんなの? と聞かれると、たぶんこれ…ビートダウンだな
まぁ、そんな細かいことはいいんだ
《ウラブラスク》が思った以上に効くので、ちょっとそっちに寄せた形
あと、サイドの《希望の標、チャンドラ》については有用に使えるシーンが無さ過ぎたのでオミット
《祖先の怒り》によるドローで《ウラブラスク》を強引に変身まで持って行くのが狙いになる
ヤヤの役目は、
・+1で果敢ケルド人を出す
→ 《祖先の怒り》の対象を作ることができる
→ ケルド人は《祖先の怒り》で3/2になれるのだ
・ピアと合わせて-1から飛行機械トークンを出す
・ウラブラスクのために-1でスペル探す
・ピア、ウラブラスクを-1で探す
・横展開できる場合は-2で盤面開ける
・忠誠度が貯まったら《稲妻の一撃》《火遊び》でフィニッシュ
となり、《ウラブラスク》と4マナかぶりしてることを除けば仕事充分である
問題は、これってウラブラスクのデッキじゃん? ってくらいか
まぁ、主役になれない縁の下の力持ちなのはいつも通りだし、問題ではない
何となれば、ヤヤで盤面作って勝てるし
では、これで進めようか
ダイヤモンドTier4
ジャンドミッドレンジ:××
《英雄の公有地》《忠実な護衛、ハジャール》と伝説守る気満々なんだけど、イマイチ何を守るのかがわからなかった
2本目でエースが見えて、納得
後
《巨竜戦争》で盤面を抑えられ、《黙示録、シェオルドレッド》が出てきてコレを倒せずに負け
《巨竜戦争》からのドラゴン・トークンに対して《皇国の地、永岩城》を撃つのを忘れてしまうというプレイミスもあり、最後は《ウラブラスク》→《祖先の怒り》で1ドローしたら2点食らって死亡
なぜか、シェオルのライフロスを1点だと勘違いしてた
先×
SS忘れてる
お互い、土地を張り合う展開で何も起こらず
《ロノムの発掘家、フェルドン》に対して《骨化》を撃つのをためらってる間にダメージを重ねられたのが痛かった
その後、《太陽降下》でまとめた後に《黙示録、シェオルドレッド》《忠実な護衛、ハジャール》と出てきて完全に裏を取られた形
最後は《ギックスに拾われし者、ミシュラ》が出てきてトドメとなった
イゼットコントロール:×〇×
後×
打消しを恐れてダラダラしているうちに《発展の暴君、ジン=ギタクシアス》が出てきて負け
先〇
《祖先の怒り》で《僧院の速槍》を強化しつつ、《稲妻の一撃》《火遊び》をフェイスに撃ち込み続けて勝ち
後×M
《僧院の速槍》を重ねたことで《兄弟仲の終焉》でまとめられ、そのまま後続を引けず
残りライフ3まで詰めたものの、最後は《感電の反復》→《家の焼き払い》で出てきたデビル・トークン6体を処理できず、負け
コレは悔しい
ここで、ダイヤモンドTier4-0に
地の底まで落ちたので、後はやり放題である
デッキ変更
ヤヤ・コントロールバーン
もう、怖いものはない
ずっと使いたかった《伝承師、クイントリウス》を軸としたコントロールバーンを組んでみた
なんだ、今日めっちゃデッキ作るな
コンセプトは上記のとおりである
序盤はとにかく受けて、その間にマナとクイント、あとなんか守る手段を作って、後は《爆発的特異性》でドッカンする
《希望の標、チャンドラ》がいれば、20点だ
コレは勝ったな?
ヤヤは何するの? という所だけど、《爆発的特異性》の追加コストのためにケルド人を量産しつつ、盤面を抑えてもらう役割になる
《爆発的特異性》以外のカードは-1からでも撃っておけば後で回収できる(はず)なので、思う存分撃ち込める算段だ
なにより、紋章作って《爆発的特異性》撃ったら30点よ?
こんなロマンはない
ちなみに、構想段階では《復興の領事、ピア・ナラー》《僧院の速槍》と合わせてアグロっぽい作りから、サイド変更後にはコントロールバーンになる…というはずだったけど、全くかみ合わなかったのでやめた
それに、こっちの方が美しい
さぁ、行くぞ
ダイヤモンドTier4
版図アトラクサ:×〇×
後×
終盤までいい塩梅に進み、上手く展開していたんだが
愕然とした
この後、《偉大なる統一者、アトラクサ》出てきて負け
先〇
今度は、上手く決まった
《メルカディアへの侵攻》、いいぞ?
後×
《メルカディアへの侵攻》からの《カイレンの火炎職人》は当然のように《力線の束縛》によって咎められ、あれよあれよという間に《ゼンディカーへの侵攻》から《苦々しい再会》のマナも含めて《偉大なる統一者、アトラクサ》が出てきた
まぁ、それは無理よ
今日のまとめ
戦績
書くの面倒なくらいには負けた
最後のヤヤ・コントロールバーンについてはほとんど余興みたいなもんなので、そろそろ観念して元の状態に戻そうかと考えている
なんだかんだで、勝率5割ちょいあったように思うし
正直、この数日で作ってたデッキよりは勝率高い
週末、ちょっとコントロールバーン回して、ダメなら戻そう
なんか脱線しまくってしまったけど、そもそもピアとヤヤの相性自体は悪くなかったのだ
ピア活かす方向に行き過ぎた
余談
ということで、週末であるのでお休み
結局、残り僅かというところまで来てしまった
ダイヤモンドの壁、高いなー
次回はこちら
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