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ヤヤ・バラードデッキの道のり【381】

どうにも芳しくない
プラチナに上がってからパッタリと勝てなくなってしまった
それはそれとして、ヤヤの優位性(ぺスに対してだ!)も探さねばならず
やること多いな!?


前回はこちら


デッキ

交渉人の号令

なにげに土地バランスが変わっている

なんだかんだ合って、白白出ずに《審判の日》が撃てずに泣く、というパタンが散見されたので、《山》と《平地》をコンバートした
特にこれで問題が出た、ということは無いんだが
というか、もっとデカい問題が見えてきた

《戦導者の号令》除去されたら勝てない問題

である

主にこいつらのせい
でも、最近はいろんな方法でとにかく置物がやられる

ちなみに、《羅利骨灰》《失せろ》のよくない所は、PWも触ってしまうことで、《戦導者の号令》に限らず、勝ち筋に繋がる何かを置いても取りあえず除去が飛んできてしまう
もう、飛んでこないのを祈るしかないレベル
ちなみに《ウラブラスクの溶鉱炉》はAFだけど、ボロストークンってだけで警戒されるので、結局除去される
そうすると、もう勝ち筋が(ほとんど)無いのだ
こまった

特に白とか、ざっくり追放してくるので質が悪い

《戦導者の号令》が対処されても、《世話人の才能》や《永劫の勇気》があればまだ勝ち筋は残っている
とはいえ、サイド後は概ね2枚~置物を対処されるので、この辺も安定しているとは言い難い
また、《永劫の勇気》はデッキ内2枚ですぐに切り替えるには期待値が薄く、《世話人の号令》はLv3までにどうしたって時間とマナが必要になる
やはり軸をズラした戦い方がひとつくらい欲しくなる

ちなみに、先日整理した勝ち筋はこの辺

一応、《トーテンタンズの歌》《真夜中の騒乱》を連打してトークンを叩きつけ続ける、という戦い方はできるものの、土地が伸びてなければ出てくるトークンは3~4体が関の山で、その内にリソースが尽きてしまいがち
《世話人の才能》やヤヤでのリソース獲得はできなくはないものの、なんとなく除去されてしまっているので埒が明かない

毎ターン引けるなら全然イケるんだが
そういうわけにもいかぬ

特にサイド後が辛くて、
・白系は《悪魔祓い》《巣ごもりの季節》などの追加
・青系は《否認》などの追加
・黒系は《強迫》《ヴェールのリリアナ》などの追加
・緑系は《陣当ての陣形》《温厚な襞背》などの追加
にで、赤系以外はまぁキレイに対応してくる
そもそも、メタ上に白単コントロールという類似デッキがあるので、みんな対策はばっちりなのだった

全部白単が悪い

やはり、《否認》《強迫》を抜けられるクリーチャーが欲しいか…
《叫ぶ宿敵》などの追加によって、薄くなったであろうクリーチャー除去をかわしつつ、本体にダメージを放り込むチャンスがあるのものを増やして軸をずらすのはとても魅力的に見える
…だがしかし

軸ずらし候補
しかし、こいつら入れたら入れたでな…という思いも

非クリーチャー呪文をメインにデッキを組んでいるのは、除去が辛いから…というだけでもない
ヤヤ+1のケルド人の果敢を十全に生かしたい、という思いもあったのだ
ここでクリーチャー盛ってもエエんか?
という気持ちにはどうしてもなる
あと、ボロストークンって結局《ミストムーアの大主》《跳ねる春、ベーザ》辺りが出てくるので《喉首狙い》辺りはサイド後もうっすら残ってたりして、軸をズラした所で対処はされてしまうのだ

まぁ、大主はエンチャントだし、ベーザもサイズはともかく飛んでいるわけではない
相手からしたら、クリーチャー除去の必要性はそこまででもないのか?

そもそも、軸をズラすズラさない以前の問題もある
早期にプレイした《戦導者の号令》が即座に対応された場合、そこからのプラン建て直しの間はダメージを出せない
出せてもトークンでチマチマ削る時間になるだけ
時間をかけて盤面を作るころには、もうこちらのライフがないか、相手がゆっくり目のデッキなら次の置物に対してきっちり対処するだけのリソースが溜まっている
根源的な問題として、そもそもこのデッキは3ターン目の《戦導者の号令》が安定して残らないと勝ちが遠ざかるのだ

号令者に限らず、3マナの置物は総じて出たターンの仕事が薄い
テンポロスしたところに2マナ除去で対処されるとさらにテンポアドを取られてしまう
建て直しにさらに時間を浪費するのでキツい

…いや、待てよ
その場合は4ターン目ヤヤが安定になる…のか?
相手は《戦導者の号令》の除去にリソースとマナを使っているので、ヤヤプレイ→+1ケルド人とすれば盤面はそこまで負けない
次ターンの全除去が撃てればテンポ取り返してワンチャンか?
となると、要るのは5ターン目の全体除去となるわけで、それは確かに今のリストでは薄い所だ
ここか?

例えばこういうコト
まぁ、この場合は2ターン目までに強迫かコウモリを喰らってることが多いんだが
こっちでも似たような感じになる
世話人が残ればヤヤでドローまで行けるし

強化すべきがココなら、《世話人の才能》の4枚目と《審判の日》を盛る、ということになるだろう
ただ、コレ本当にヤヤじゃないとダメなのか? というのはもうどうしたって引っかかってしまう
《大天使エルズペス》でよくない?
確かに、5ターン目に《トーテンタンズの歌》や《審判の日》をプレイするには引き込む必要があるし、それはヤヤじゃないと駄目だ
より安定を図るならヤヤの方が良い気もする

ってか、もうすがるトコが-1の衝動ドローくらいしかない

あと、ヤヤ4枚が本当に板なのか? という点もちょっと怪しい
3マナ置物が処理された返しにヤヤをプレイして盤面を確保、その後ズルズルと時間を引き延ばしていく…という戦略で言えば、間違って無さそうではある

4枚も要るのか?
と聞かれた時、「愛だろ、愛」以外の返答を用意できてない

でもさー
その4枚のうち2枠くらい割いて《ミストムーアの大主》入れたりとか、したいやん?
見えている白大主には、相手に除去を温存させられるメリットもあるし
その間に何かしら押し付けられれば強いし、除去を撃ち切らせておけば後は勝手に勝たせてくれるし
何より飛行トークンが偉い
《大天使エルズペス》の-2も同じ意味で偉い
ヤヤにも飛行とは言わんのでトランプル付与をくれ

なんなら、赤大主も入れたい
トークン全然関係ないけど

結局の所、ミッドレンジだったとしたらなおさらに、ヤヤの立ち位置は良くない
コントロールなら、そのリソース獲得能力において《大天使エルズペス》に勝るかもしれないけど、ビートに目を向けた途端に怪しくなってしまう
ちなみに、懲りずにビーとに目を向けたデッキを組んだ結果、ヤヤが抜けてしまったことを記しておく

ヤヤ-ピアのラインで何とかしようとしてたのに、気が付いたらヤヤがいなくなってた
なお、アラベラがピアを食ってしまったのでコレはコレでよくない
勝率はそこそこだったけど、メチャ強いというわけでもなかった
残念

結局の所、奥義に寄らず、《戦導者の号令》にも頼らず、ヤヤを起点としたしっかりとした勝ち筋がない限り、ヤヤを4枚採用する意味は無いのだ
何なら、ヤヤの4枠を他のカードに変えるだけで勝率も伸びるかもしれない
コレはしんどい

ヤヤで勝つにはどうすればいいか?

改めて、現状のリスト

とはいえ、
・《戦導者の号令》があれば+1で1点撃ちつつ2/2果敢が降ろせる
・《世話人の才能》があれば+1でドローしつつ1/1果敢が降ろせる
・《永劫の勇気》があれば+1で3/1果敢速攻を降ろして殴れる
と、トークンを生むこと自体はとても良いことだ
ただし、コレは《大天使エルズペス》でもできるし、何なら生き延びたトークンに飛行をつけて殴れる分、ぺスの方が攻撃的で勝利に直結する
そして、そのぺスですら、今の白単コントロールのリストにおいてメインから4枚採用というコトはほとんど無いのだ

「お互い、辛いわね」とか言ってきそう
ばーか、お前のせいで俺たちはもっと辛いんじゃ、ばーか

となると、やっぱ-1や-2を活かす必要が出てくる
-2においては先にクリーチャーを展開しておく必要がある上、最近は何かと言ったら護法とか言ってくるので、現実的とは言いにくい
オプションとして考えるか、除去しにくいクリーチャーを先に置いておくことが必要になる

pigで後続用意したり、こっちが先に護法つけたり

となると、メインで考えたいのは-1だ
で、ココで安易に《復興の領事、ピア・ナラー》はどうか、と考えるは浅はかである
ピアを十全に扱うためには、ヤヤ以外にも衝動的ドローが必要になってくる
この際、
・2マナ以下で衝動的ドローを起動すると、ヤヤが捲れた時に辛い
・ピアを中心にデッキ組むとビート寄りになってヤヤが活かしにくい
という問題が出てくるのは、もはや周知の事実である
詳しくは過去記事参照のこと
正直、どこで書いてるか覚えてないけど4~5回くらいやった気がする

仕事場がメチャマッチするので、専用のデッキ組むと楽しそうではあるんだが

となると、現環境で衝動的ドロー、ひいては追放領域からのプレイを起点としてアドを取れるのは
・《超常の旅》
・《忌まわしき干渉者、アショク》
・《クイントリウス・カンド》
・《街角の料理人、ロッコ》
の残り3種類しかない
他は、プレイコストを下げるなどでサポートはしてくれても、直接的なアドには繋がらないものばかりだ

ちなみに、超常の旅は論外
青と合わせるならそもそもラルを使う
あと、クリーチャー多めにしないとドローできんのもPWと噛み合いが悪い

そして、《忌まわしき干渉者、アショク》についてはそこまでシナジーを生まないことが分かっている…というか、ラクドスにせずとも黒単やオルゾフ、ゴルガリ辺りでまとめた方が強そうだった
そもそも黒と合わせると、ライフゲインも除去も黒が補ってしまうせいで、赤いカードを入れる意味が薄れてしまう
衝動的ドローの為にヤヤを入れるくらいなら、もっと他に入れたいものがあるのだ

メチャ強そうに見えて、4-5の動きでボードを全く取れないのが辛い

《街角の料理人、ロッコ》についても、相手からアドが発生することとクリーチャーであることが災いして、なんとなく除去されるケースが多発していた
ロッコ→ヤヤという3-4の流れは悪くないものの、ヤヤが-1から動けるのはマナの都合上5ターン目からであり、その間はむしろ相手の方が上手く動いてしまう欠点もあった
あと、《復興の領事、ピア・ナラー》と合わせて下回りのビートから速度を出した方が強そうだった

この辺も面白いし、まだまだ面白そうではある

では、やはり《クイントリウス・カンド》か…
とか考えながらデッキ組んでたら、なんか妙なことになった

…マルドゥ、行けるんすか

とりあえず、楽しそうなのでこれを回してみる
行き詰った時は、取りあえず遊ぶのが一番いいのだから
と、言い訳を用意して今日は終わり
また、次回

めでたくはない
分かってるんだ、マルドゥフレンズ、さんざんやったもん
ヤヤが邪魔になるんだ、どうせ

次回はこちら

注意表記

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