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ヤヤ・バラードデッキの道のり【6】

週末に少し考えた
ほんと、カウンター使うの下手すぎるし、特に序盤にカウンターを握ってターンを遅らせるようなプレイング、マジで向いてない
であれば、いっそ序盤のカウンターは基本的には諦めて、中盤以降に撃たれたくないものをカウンターする形にしてみてはどうか


前回はこちら

デッキ

ということで、こんな感じである

ちょっとだけ調整した
デッキ
4 軽蔑的な一撃 (GRN) 37
4 衝動 (DMU) 55
4 嵐削りの海岸 (VOW) 265
2 否認 (DMU) 58
1 反逆のるつぼ、霜剣山 (NEO) 276
4 シヴの浅瀬 (DMU) 255
4 傲慢なジン (DMU) 52
3 焦熱の交渉人、ヤヤ (DMU) 133
3 鏡割りの寓話 (NEO) 141
4 島 (HBG) 296
2 削剥 (VOW) 139
2 稲妻の一撃 (DMU) 137
2 時の火炎嵐 (DMU) 147
4 考慮 (MID) 44
2 炎恵みの稲妻 (VOW) 158
2 山 (HBG) 304
1 日没の道 (VOW) 266
1 さびれた浜 (MID) 260
1 天上都市、大田原 (NEO) 271
1 爆発的特異性 (NEO) 140
2 ローナの渦 (DMU) 63
1 奈落のとりこ (DMU) 132
4 ザンダーの居室 (SNC) 260
2 火遊び (MID) 154

《かき消し》《呪文貫き》といった序盤のカウンターを捨てて、《軽蔑的な一撃》に変更
また、《考慮》も1枚増やしてドローサーチをちょっとだけ増やすのと、《傲慢なジン》やケルド人の果敢をサポートする形に

対戦記録

基本的にはスタンダード:ランク戦(BO1)
シーズン変わってブロンズTire2~の記録というかメモ

赤青ビートダウン?:〇

相手先行で最初に出てきたのが《星の大魔導師、ヴァドリック》で、これはまぁ、スペルなんだろうなぁという気がしていた

使いたいカードTOP10に入ってる子だけど、レアではワイルドが足りぬ

《感電の反復》からの《祭典壊し》×2で盤面さらわれたりしつつ、相手のクリーチャーは焼き切って対応、《溺神のリーア》は《軽蔑的な一撃》でカウンター
《船砕きの怪物》も《軽蔑的な一撃》で…と思ったらこいつカウンターできねーでやんの
ただ、マナ使い切ってくれてたのでキッカーした《ローナの渦》でデッキの底へと送って対処

絶対やばいというにおいがプンプンする

このあたりで、うすうすカウンター入ってないんじゃね? という疑惑が上がってきてたのと、《祖先の怒り》がやたらと見えてることから、たぶん《船砕きの怪物》をパンプ、トランプルでビックダメージ狙うデッキだったのでは、と
あと、《星の大魔導師、ヴァドリック》パンプからX火力ぶち込むとか
ただ、こちらが盤面制圧しつつ適度にケルド人たちが果敢活かしたダメージを通して勝利

こっちに撃ってドローと墓地肥やしてたので、もうちょっとなんかギミック有りそうだった

とりあえず、調整した点がうまくハマったように見えるが、果たして

白緑エンチャント:〇

小兵は焼いて対処できたんだけど、3マナ以下の場のエンチャントが割れない
致命的、とまではいかなかったけど、場に出ちゃうと対応が厳しいので、これは課題になってくる…とはいえ、今回のver.2.3はそういうコンセプトになってる、ということなのでこれは致し方ない

この手の墓地から帰ってくるやつを《ローナの渦》でデッキボトムに送れるのも偉かった

青単秘密を掘り下げる者:〇

《秘密を掘り下げる者》の変身を許してしまい、しかもその際に《とんずら》が見えたので、《火遊び》で焼けない
ただ、放置してたら後続が出てこなかったうえに相手が《島》3枚でストップ
その間に《火遊び》2枚目を引いて何とか処理

このアップキープの変身にカットインで焼けると思ってたんだけど、そこにカットはなかった…

そのあとは相手が土地を伸ばせず、こちらの《傲慢なジン》への回答が《消えゆく希望》のバウンスでの時間稼ぎだったので、そのまま殴り勝ち

青赤コントロール:×

土地が4で止まり、こちらの《傲慢なジン》のプレイがしにくい状況から、手札溢れそうになってやむなくプレイしたら通ってほっとしたところ、返しに《船砕きの怪物》
このタイミングで《ローナの渦》《奈落のとりこ》が手札に無く、処理しきれないままコントロールされ切って負け

盤面に降りてマナがあるときにどう対応したらいいんだこいつ

カウンターは山ほどあったものの、さすがに軽い呪文でカウンターされ続けるとどうしようもない
レシピ調べたわけじゃないけど、おそらくこのデッキはカウンターのほとんどを《船砕きの怪物》が担ってるんで、さっさと《傲慢なジン》を着地させとけば、その後のマナスク時点でも《傲慢なジン》の効果でもう少し耐えれた可能性もあったか…結果論だけど
青相手だと、2マナは余らせておきたい欲が出てしまったのもなぁ
デッキ読みの力が要るわ

赤黒サクリファイス:×

《鬼流の金床》を咎めることができず、そのままズルズルとアーティファクト並べられて、最後は《龍火花の反応炉》から9点飛んできてエンド

最終ターン、まだ5カウンターなら大丈夫って思ってたのに、気が付いたら9個になってた

軽いアーティファクトについては《軽蔑的な一撃》では対応できないものの、2マナ以降であれば《否認》×2か《削剥》×2で対応できるはずだったんだけど、今回ドローサーチも引けず探すことすらできなかった
現環境詳しくないんだけど、サクリファイス対策に《カーンの酒杯》でもお守りに入れるか…?

X=2なら《傲慢なジン》を守りつつ、大事なところ一掃できるかも
5マナから着地させれば妨害除去にも対応できるし悪くないのでは
あれ? これ強ない?

デッキ調整

ver.表記もマイナーチェンジに対応
デッキ
3 焦熱の交渉人、ヤヤ (DMU) 133
4 傲慢なジン (DMU) 52
2 否認 (DMU) 58
4 軽蔑的な一撃 (GRN) 37
4 衝動 (DMU) 55
4 考慮 (MID) 44
2 火遊び (MID) 154
2 炎恵みの稲妻 (VOW) 158
2 削剥 (VOW) 139
2 稲妻の一撃 (DMU) 137
2 ローナの渦 (DMU) 63
1 奈落のとりこ (DMU) 132
1 カーンの酒杯 (DMU) 234
1 時の火炎嵐 (DMU) 147
3 鏡割りの寓話 (NEO) 141
1 反逆のるつぼ、霜剣山 (NEO) 276
1 天上都市、大田原 (NEO) 271
2 山 (HBG) 304
4 島 (HBG) 296
4 嵐削りの海岸 (VOW) 265
4 シヴの浅瀬 (DMU) 255
1 日没の道 (VOW) 266
1 さびれた浜 (MID) 260
1 爆発的特異性 (NEO) 140
4 ザンダーの居室 (SNC) 260

全体除去枠なので、泣く泣く《時の大火炎》を1枚にして《カーンの酒杯》のスロットを確保
基本的には、《時の大火炎》は《傲慢なジン》が場にある状態でキッカーする運用、もしくは盤面を完全に取られているときにキッカーなしで撃つ運用が主になっているので、5~6マナで撃っていたことになる
この場合、5~6マナ以下のパーマネントを吹き飛ばせるので、《時の大火炎》よりも大きなクリーチャーを一緒に巻き込める可能性が高い
《傲慢なジン》を守りつつ大きなクリーチャーを除去する、ということはできないので、2枚目以降の《傲慢なジン》を手札に引き込んでから打ちたいところ
もちろん、アーティファクトやエンチャントを除去したいだけならX=2でも十分なケースもあるので、使い方次第か

緑ビートダウン:×

プレミ

盤面取られた状態でこちら6マナから《カーンの酒杯》降ろした後に、相手が《シルバーバックの古老》プレイしてきたので、X=5で撃ったら除去れるやん? と返しのターンで《カーンの酒杯》起動したら《タミヨウの保管》で守られた

よく考えたら、続いてクリーチャープレイされてたら《カーンの酒杯》割れてたので危なかった

…と、ここまでならまぁ仕方なかったね、で済むんだけど、問題は手札に土地と《否認》を握ってたことで
なんで土地プレイで7マナにして《否認》のコスト作ってから動かんかったかなぁ!

こういうの挿すトコ作れるの、偉いなって思う

黒単ビートダウン:×

《ヴェールのリリアナ》への対応ミスったのが敗因か
そのまま盤面取られて押し切られた形
そもそもこちらの2ターン目にマナ使ったせいで相手の3ターン目で《ヴェールのリリアナ》のプレイに対してカウンターできなかったんだけど
その後で+1能力→-2能力で忠誠度2になってたのを、相手ターンで焼くのを見逃してしまってた
返しの自分のターンで焼かざるを得ず、そうなるとこのターン動けない上にカウンターを構えれない
そのまま《肉を穢すもの》を許してしまって、ズルズルとサイズで押し切られて負け

思ったよりしんどかったので、こいつ許したらダメだった
というか、3ターン目リリアナも警戒しないとダメだ

青単秘密を掘り下げる者:〇

特に触れるところはないか
《鏡割りの寓話》分、《傲慢なジン》のコピーで飛行ブロック用意できたのが勝因

白緑トークン:×

一度《時の火炎嵐》でリセットした後、ヤヤでチャンプブロックして引き延ばしてはいたものの、マナフラッド起こしてて対応できず、《爆発的特異性》を撃ってもあと3点足りずに殴り負け
《カーンの酒杯》があれば…と思ってたけど、よく考えたらその前に《削剥》拾ってこないと《市民の鉄挺》でぶっ壊されるだけだったわ

クリーチャー処理しても場に残る、装備品ってずるい

いつの間にかシルバーTier4になってた

青白緑謀議ビート:〇

《帳簿裂き》《照光の巨匠》に《警備の抜け道》《戦闘研究》を付けて謀議で大きくなりながら殴りつけてくるデッキだった
かっこいい

このあたりがメインパンチャーだと思われる

盤面取られてたのと青白混ざってたので、こちらも《傲慢なジン》を展開しつつ7マナまで待って、《カーンの酒杯》をX=2で起動、特に妨害もなく盤面さらって勝ち

赤黒ビートダウン:×

サクリファイスだったのかもしれない
こちら3ターン目に《傲慢なジン》を展開、これで相手3ターン目にマナを残さなかったせいで《ヴェールのリリアナ》が着地
…どこかで見た流れだな?
とはいえ、負けたのは《墓地の侵入者》のせい

墓地いじったらあかんって…
こいつのせいで《傲慢なジン》が相打ちも狙えなくなるのはとてもよくない

3マナクリーチャー3点は除去ラインなんだけど、護法が厄介…と思ったらこいつの護法ディスカードか
てっきり無色マナ追加だとばかり…
次は焼き殺してやる

そう、われらがヤヤの小技でな!

白緑ビートダウン:〇

ちょっとコンセプトわからないデッキだった
《吠え群れの笛吹き》からなんか出てくる予定だったのかもしれないけど、他に見えたのもシステムクリーチャーっぽいのは《バイパーの牙、サリス》くらいだった

サリスで笛吹きを守る、ということなのかもしれない
が、狼男やこれら以外の重いクリーチャーが一切出てこなかったので何とも

青緑エンチャント?:×

《天空に至る母聖樹》を処理しきれず、8/8到達の《母聖樹の枝》になったら、もうちょっとどうしようもなく…
《シルバーバックの古老》を《奈落のとりこ》で奪ってからクリーチャー呪文を撃てば…とか考えてはみたものの、このデッキ、クリーチャー4枚しか入ってないのよ

《母聖樹の枝》が出た時点で、おおよそ6/6到達がほぼ確定
サイズ、エンチャント、到達持ちと、ここまでで一番頭抱えたかもしれない
ちなみに最後には2本そびえ立ってた

気になったのは、《島》が結構厚めに入ってたっぽいのに青要素がほとんど見られなかった点
《根のとぐろの忍び寄るもの》が見えたことから、フラッシュバックでも活用するデッキだったのだろうか…

黒単ビートダウン:〇

いつもの
ただ、ブン回りとは行かなかったようで、《しつこい負け犬》は《炎恵みの稲妻》で処理、《進化した潜伏工作員》も除去…とここまで行って3ターン目に出て来た《墓地の侵入者》が処理できない
こちらの4ターン目、必死で《衝動》しても単体除去が掘れず、祈りを込めたヤヤの-1能力で何とか《削剥》引いて除去に成功、ここで相手が爆発して終了

こいつ除去したのは早計だったかもだけど、残したらドローエンジンになるし、正解はわからぬ

白青黒コントロール:×

私のトップデッキ弱すぎ…!?
ということで、なんだかんだあって(カウンター合戦とか《しつこい負け犬》を2回焼いた上で《ローナの渦》でデッキの底に送ったりとかカウンター合戦とか《ヴェールのリリアナ》の着地とか)盤面と手札が空になった後が弱すぎた
土地しか引かんとはどういうことか
何もプレイできないので夜になってて、《墓地の侵入者》が《墓地の大食い》で出てきて、溜めに溜めた墓地をすっからかんにして夢も希望も無くなっておしまい

《漆月魁渡》をカウンターした結果、《ヴェールのリリアナ》が対応しきれずアドを失った感あるので、実は《漆月魁渡》スルーだったのかも
まぁ、タラレバである

+1能力で手札回されたら、それはそれで負けてた感ある

青緑エンチャント:〇

今回は、《天空に至る母聖樹》を全て《軽蔑的な一撃》で対応
これによって相手の土地が止まったことも相まって、《傲慢なジン》で殴り切って勝ち
《巨大な空亀》の魂力がカウンターできなくて、なるほどなってなった

出てしまえば飛行、護法2の6/5は厳しいが、いかんせん相手が土地止まってた

今日のまとめ

調整後は11戦5勝
プレミ負け考えると勝ち越してると言っても過言ではない

《カーンの酒杯》は即効性に欠けることもあって、やはりサイド向けではあるものの、BO1を主戦場とするならメインボードでよさそう
マナ総量を参照することから、無駄にデカくなった小兵も倒し切れるのはやっぱ強いし、なによりエンチャントにタッチできるのが大きい
とはいえ、エンチャントがやばい色って白緑で、どっちも破壊できちゃうのでカウンターをしっかり構えてないといけないというのは手間がかかる
その点で、ソーサリータイミングとはいえ《カーンの酒杯》と比べて即効性があり、残すクリーチャーを選べる(ヤヤも残せる)という点でも《時の火炎嵐》の評価は変わらず高い

ヤヤかっこいいしな

もうちょいプレイング詰めていけば、そろそろ最終形も見えてきそうだし、改めて赤青スペルとの相違点まとめて比較していきたいところ

マスタリー報酬のパックから出て来た(2枚目)ので、とても運命を感じる

次回はこちら

注意表記

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