ヤヤ・バラードデッキの道のり【265】
気分転換に作ったヤヤ・スペルを少しだけ回して、そして止めようと思うの
その経緯とその先にあるデッキについて
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デッキ
ヤヤ・スペル
昨夜、《溺神の信奉者、リーア》を使えばクイントの忠誠度を溜めずとも墓地のカードを使いまわせるのでは、と思い立って、昔々のデッキをリメイクしてみたもの
何戦かして、いい塩梅の手ごたえはあったんだけど、その上で確かめられたことがある
そもそも、何でこのデッキをリメイクしようと思ったかというと、ヤヤの役割というか、強みの再確認のためだった
ヤヤの強みはそのユーティリティだけど、その強みをどう活かすのがいいのか、という所を改めて考えてみた
+1で忠誠度を減らすことなくトークンを生み出し、-1による衝撃的ドローでリソースを補強し、-2で盤面にタッチできて、そして-8で《稲妻の一撃》が3倍になる
コレは、短期決戦よりも長期戦に、もっと言うと戦線を硬直させてドロ沼の戦いに引き込んだ際に強い、と言える
つまり、コントロールに向くのだ、と1年とちょっと使い倒した段階では結論づけられる
もちろん、アグロの息切れを保管したり、ミッドレンジの勝ち筋を増やすことにも貢献はするものの、そういう使い方ではヤヤを4枚投入する必要はない
最近のアグロはゲームレンジが前に倒れすぎていて、4マナ段階はフィニッシュムーブが欲しいのでヤヤの投入はサブプランに当たるってか、その段階までで手札に来て欲しくない
ミッドレンジも4マナ域は2~3マナ帯での盤面争いの後でのフィニッシャーが降りてくるような段階で、ヤヤでは盤面を掌握できない
いずれにせよ、1~2枚程度の採用かサイドに準備しておくような使い方の方が向いているだろう
なら、青足してコントロールに寄せるのはどうか?
そして、青が足されるならリーアを足せる
昔の形にクイントを入れて、直近のカードで周囲を補強すればいいデッキになるのでは?
というのがコンセプトだった
ただし、回していて分かったことがある
・リーアとギタクシアスとのディスシナジーが気になる
・リーアでできること、クイントでもできる
・リーアを守るためのカードが必要になる
・墓地対策されるともう無理
全体的に、リーアがデッキを歪めてしまっているのだ
《溺神の信奉者、リーア》というカードは、その強烈なリソースゲイン力と打消しを否定するという圧倒的パワーが売りだったわけだけど、その為にデッキが歪んでいるうえに、現環境ではクイントがリソースゲインをくれる上にマナまで供給してくれている
打消しの否定については、クリーチャーに対しては《魂の洞窟》が担ってくれるし、そうやってギタクシアスまで降ろせるなら、打消すためにカード2枚使う形になるのでそこまで必要としない
…リーア、要らんのでは?
ってか、ギタクシアスの上の能力はほぼチャンドラで補える
《困惑の謎掛け》のルーティングが欲しいなら赤で何とでもなる
打ち消しと《ティシャーナの潮縛り》の力と引き換えに、3色にして安定感を殺しているのはどうなんだ?
と、いうことで、改めてバーンに戻す
この形ではどうか?
ヤヤ・バーン1.0.5
ヤヤ・スペルから
・《救済の波濤》:パーマネント除去対策、特に奥義リーチのPWに
・《ウラブラスクの溶鉱炉》:継続的なダメージ源かつフィニッシャー枠
・《セレスタス》:ルーティング用マナファクトとしてお守り
・《侵略樹、次元壊し》:苦手なドメイン系に対してLO狙えると聞いて
の3種を採用
クイントの枠は4枚に増強、基本的な勝ち筋を
・ヤヤ奥義からの継続的な火力スペル
・クイント奥義からの瞬間的な火力スペル
の2段構えにして、中盤以降での勝ち方を選べるようにした形だ
これらの採用に加えて土地を25→26枚に増やしたことで割りを食ったのが《炎心の決闘者》
火力呪文かつクリーチャーであり、アグロに耐性を持たせることのできる優秀なカードではあったものの、イロイロ考慮したら枠がなくなった
土地増やしたのとマナファクト2種(次元壊しも間接的なマナファクトとして)の追加でマナが余るということが多発するようなら、1~2枚の採用でマナフラを受けてくれるようになる《夜を照らす》を増やそうと考えているので、当面は決闘者の出番は無さそう
ただし、軽い火力呪文が足りない、となるようなら改めて検討だ
サイドはあまり変更ないけど、《別館の歩哨》が抜けた分、AFへのガードが下がっているため、《削剥》に加えて《永遠の放浪者》を追加
使った《侵略樹、次元壊し》を+1で出し入れしてもう一回起動とかもできるんで、全体除去枠に加えてドメイン系にも採用したい
抜けたカードをまとめると、元の形から
・《ウルザの酒杯》:パーマネント全体除去、PWサーチ
・《炎心の決闘者》:アグロ対策、火力呪文、追放領域からのプレイ
・《別館の歩哨》:序盤除去、アグロ対策
・《不安定な象形橋》:全体除去と緩めのコントロール
と抜けており、それぞれ不安な面はある
とくにアグロに対してガードが下がっているのはちょっと怖い
サイドの除去が過剰に積んであるので、何とかなると信じてるんだけど、ボロス召集とかの4ターン目までにドカッと展開して持っていかれる危険性は増したかも
また、全体除去が減ってて、エスパーの《策謀の予見者、ラフィーン》、ゴルガリや黒単の《墓地の侵入者》辺りの護法持ちに難がある
ラフィーンは《石術の連射》をサイドイン、侵入者は手札捨てても後で回収できると信じるしかない
そして、何点である墓地対策カードへの対策が何もない
特に、現環境ではゴルガリに採用されたりする《温厚な襞背》に対しては完全に無力なのが怖い所
こいつが頻繁に出てくるような環境になるようなら、もう青を足すしかない
打ち消しと《敬虔な新米、デニック》の二段構えで対策を取ろうと思う
正直、クイント4枚は過剰な気もするんだけど、クイントかリーアどっちか出たらいいやで計4枚積んでいるのと何も変わらないので、多分問題ない
ってか、ここまで書いて気が付いたんだけど、青混ぜたら増殖枠増やせるな…
コレは再検討の余地もあるかもしれん
忘れんようにせねば
ということで、週末回せるようならこの形で行く
週明けにどんな気持ちになっていることやら
今日のまとめ
戦績
無し!
週明けからが本番である(毎日言ってる気もするが)
デイリークエスト
どうしたもんか
なんか作ってたかしら
週末はお休みです
今週末はクリスマスということで、子の対応が待っている
やっとサンタも理解しだしたので、25日朝が楽しみである
サンタさん、俺にもなんかくれんか
次回はこちら
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