ヤヤ・バラードデッキの道のり【335】
新デッキ、回すの楽しいんだけど中々勝ち星が上がらない
このペースだと今期のミシックも、もう怪しい感もアリ…
とはいえ、練度も調整も足りてないだけだと思うし、もうちょい今のデッキに付き合いたい所
前回はこちら
交渉人の号令[マルドゥミッド]5.0.1
デッキ
3色になって回す難易度が増した、という印象
特に3マナまでの土地の置き方がムズい
相手のデッキと先手か後手かに合わせて、タップインするかどうかも選ばないといけないし、1ターン目を捨てて2ターン目に赤白が出る可能性を盛って置くとか、3ターン目黒黒確保するとか、そういうのが要る
取りあえず、まずは負けまくりの対戦メモから
対戦メモ(マルドゥミッド5.0.1)
ゴルガリミッドレンジ:先××
オルゾフブリンク:後○××
ディミーアミッドレンジ:後○××
ボロス装備品:後○○
まとめ
4戦1勝
ただ、負けた試合はいずれも土地が後1マナあれば勝ってたシーンが多くて、むしろきっちりボードコントロールして勝ち筋まで導く準備までできてることが多かった
ホント、あと1手が足りないのだ
ちなみに《別館の歩哨》は、やっぱ現行のメタに合っているように思われる
面倒な3マナまでのクリーチャーとアーティファクトを抑えれる上、黒では《喉首狙い》が届かず、《戦導者の号令》があれば《切り崩し》も効かない
タフ4なので赤でも落としにくいという所も評価できる
ただし、現環境の特に黒混じりのデッキについては、やたらと接死が付いていてブロッカーとして機能させるのは厳しい所もある
飛行が止めれるわけでもなく、上からクロック刻まれて負けるケースもありそうなので、除去を振るなり飛行クリーチャーを歩哨で抑えるなり、ひと工夫が要る
で、土地の話だ
1.4.x系においては、4マナにヤヤ、5マナに《家の焼き払い》と、メインで伸ばしたいの基本4マナまで
ただし、《トーテンタンズの歌》の為に6マナくらいまで伸びてくれると、X=5でリーサルが見やすくなるという形だった
とはいえ、仮に3マナで止まっても、《ウラブラスクの溶鉱炉》《婚礼の発表》でトークンを確保、《戦導者の号令》で強化して盤面を作ることも可能だった
今回、5.0.x系においては、4マナでヤヤ、《怒りの大天使》はキッカー払いたいので、アグロに対して出なければ5~6マナ換算
5マナに《トルヴァダへの侵攻》、7マナの《無形の処刑者、ケイヤ》は素で出すことはほぼないだろうけど、まぁ7マナだ
とはいえ、多少上回りが増えたとはいえ、基本的に3マナ以下で盤面を作るという軸はズレていない
では、なぜ土地を増やしたにもかかわらず、土地が足りないとか言い出しているのか?
ひとつには、そもそも土地関連の事故が無かったわけでもないってのはあると思われる
先月末くらいにすげー事故ってたし
1.1.x系にせよ、1.4.x系にせよ、3マナしかないとダブルアクションが取れずに盤面での1:1交換が難しくなっていく
そのうちに盤面もリソースも足りなくなって負ける…というケースはよくあったと思う
コレは、クリーチャー展開を減らして除去を盛っていることの裏返しだ
また、1.4.x系で採用した《トカシアの歓待》のような、ドローソースが全くないというも大きい
そもそも、土地26枚~のデッキって上回りに必ず到達するために、白単なら《野心的な農場労働者》、青なら《推理》などによって土地サーチやドローを濃くすることが多い
特に工夫せず、「土地26枚なら5枚くらいすんなり土地並ぶじゃろ」とか言ってるのがそもそも問題ある気がする
今回のVer5.0.1への更新にあたって、《望み無き悪夢》を抜いたことは、少なからず影響があったように思われる
《塔の点火》と合わせれば占術3、3マナ払えばそれだけでも占術2を行えたことで、デッキトップから土地を探しに行けた(あるいは不要な土地をボトムに送れた)ギミックが、実はデッキ安定性に貢献していた、というのは間違いではないだろう
ただ、やりたいことに対してデッキ枠が足りてないのも事実だ
《望み無き悪夢》を3枚なり入れるとデッキ安定度は増すかもしれないが、一方で何かしらは犠牲にする必要がある
これ以上に除去を削ることは、メタの中心にいるビートダウンに対してガードを下げることにもつながるし、できるだけ避けたい
そもそも、ユーティリティの枠はヤヤで埋まっているのだ
かといって、残りは勝ち筋に関わるカード群で、これを補足するわけにもいかない
一方で、《無形の処刑者、ケイヤ》の1枚採用にも疑問は残る
いや、出たら強いんだけど、こいつほぼ《トルヴァダへの侵攻》を経由しないと場に出れないのが現状なのよね
このためには、《ヴェールのリリアナ》を経由して墓地に落とす手間もあって、イロイロと噛み合わなければ盤面に出てくることがまずないといっていい
⓪ 手札にケイヤを用意する
① ヴェリアナで墓地に落とす
② 土地5枚確保する
③ トルヴァダで釣る
…悠長すぎん?
やりたいなら、2枚くらい採用しないと期待はできないのではないか
《ヴェールのリリアナ》で墓地に気軽に遅れるパーマネントとしてとても優秀ではあるんだけど、そのためには少なくとも4ターン目に手札にいて欲しい
でも、ヴェリアナがいないと手札で腐り続けるし、再序盤ならそれよりも除去が欲しい
2枚デッキに入れて手札を圧迫し続けられても、正直困る
やるならミッドレンジ以降のデッキに対して2枚~のサイドインじゃないだろうか
この場合、
3T目:《ヴェールのリリアナ》+1で《無形の処刑者、ケイヤ》を墓地に
4T目:全体除去などで盤面クリアか、ヤヤ+1や《怒りの大天使》展開
5T目:《トルヴァダへの侵攻》でケイヤを引っ張る
という理想的な流れも現実味を増す
…《集団失踪》欲しいな?
また、この場合は《別館の歩哨》が邪魔になる可能性がある
《大洞窟のコウモリ》などを3ターン目に捕えている場合、4ターン目に《集団失踪》とするとコウモリが解放されて、手札の《トルヴァダへの侵攻》が持っていかれてしまう
つまり、《集団失踪》を入れる場合は《別館の歩哨》とのコンバートになるということで、アーティファクト対策をデッキから失うことになる
現状メタではそこまで気にしなくてよさそうでもあるので、ここはOKとしよう
あとは土地をちょっと整えて…
こうか
交渉人の号令[マルドゥミッド]5.0.2
デッキ
土地の色については、もうちょい時間をかけないと駄目な気がしている
1T目:B>R
2T目:RW
3T目:R(2)≧w(2)>BB(1)
4T目:RR(2)>WW(2)
5T目:WB(3)
くらいまでは確定したいのだ
土地を引く引かないはあれど、色は出て欲しい
これを参考にして、土地枚数をもうちょい詰めたいんだけど、昼休みになったので、まずはひと回し
対戦記録(マルドゥミッド5.0.2)
プラチナTier4-2から
全く勝ち星が上がらず、このペースだとミシックが見えない
今週中に何とか大筋はまとめてしまいたいんだが
基本的にはスタンダード:ランク戦(BO3)
先/後:先攻か後攻か
毒x(y):毒・カウンターによる勝敗、xは積まれた、yは積んだ毒カウンター
〇x(y):勝ち、xは勝利時の残りライフ、yは相手投了時の相手残りライフ
×(x)y:負け、xは投了時の残りライフ、yは敗北時の相手残りライフ
△:開戦前に相手が爆発して勝利など、ノーカン
Sxty:マナスクリュー、xマナの数、yは止まったターン数
Cc:cは色偏りで足りなかった色
F:マナフラッド、主に後半になって3ターン以上連続で土地引いた場合
M:ミスプレイあり
m:ミスプレイあったけど大きな影響なし
?:バグあるいは不可解な動作
ラクドスレジェンズ:先○×○
先○
5マナ目が出なかったのが痛くはあった
とはいえ、3マナ出てれば回らない、というコトは無く
相手が2マナで止まってくれてたのもあって、《ウラブラスクの溶鉱炉》《戦導者の号令》と揃った所で相手が投了
単体除去を厚めにとってみた
ヤヤ効きそうなデッキではあるんだけど、あえてのチョイス、ということで
後×
除去盛っておきながら、その除去が回せなかった…
あと1枚除去あれば、《トルヴァダへの侵攻》で《ヴェールのリリアナ》を回して対応できてたんだけど
そして、やっぱなんだかんだで《黙示録、シェオルドレッド》が痛い
サイドは対ミッドレンジお試し
コレで《無形の処刑者、ケイヤ》が出せればいいんだが
果たして
先○
除去がしっかり回り、ラストは《トーテンタンズの歌》からのヤヤ-2でブロッカー排除、《トルヴァダへの侵攻》を《壊れた空》にひっくり返して盤面掌握の流れがハマった
ここで全除去撃たれても、《壊れた空》《ミレックス》があればなんとな刈りそうなのが偉い
グルールミッドレンジ:先○×○
先○
相手がそこまで展開してこないデッキだったのが幸いして序盤をやり過ごし、《ヴェールのリリアナ》+1を叩く方向に
ただ、まだ4ターン目開始時点で方向性が定まっておらず、《ミレックス》を捨てる羽目に
こういうミスは減らしていかねばならぬ
その後、相手の攻め手も尽きて、無事リリアナ奥義が決まって相手が投了
後×
黒マナか、あと1マナか…
6マナで止まって《無形の処刑者、ケイヤ》が出せず、しかも黒黒無くて5ターン目以降《ヴェールのリリアナ》が下せない状況が続く
《望み無き悪夢》を生け贄に捧げるにも黒マナが要るし、トップをめくっても土地がない…
やきもきしているうちに相手盤面が整ってしまい、《密輸人の驚き》からファッティが並んでしまった
《産業のタイタン》の破壊不能が効いてて、返し切れずに負け
先○
相手は今回もゆっくり目
こっちは2マリながら相手も1マリだったので、《ヴェールのリリアナ》で手札を落とすのは不利目とはいえ、選択肢を減らせると判断
3ターン目《ウラブラスクの溶鉱炉》、4ターン目からヴェリアナ+1で積極的に手札を落として行く形に
そのまま、ヌルっと土地が伸びた所に《トーテンタンズの歌》を引き、《トルヴァダへの侵攻》を裏返すも返しに《中止/停止》で《ウラブラスクの溶鉱炉》と《壊れた空》を壊され、次ターンには《土建組一家の魔除け》で《ヴェールのリリアナ》を布告除去されてしまう
ただ、相手もリソースがなくなっており、こちらの盤面にはまだネズミたちが残っていた
《眠らずの城塞》を合わせて殴ってフィニッシュまで
エスパーミッドレンジ:先××
先×
先攻1マリのふりを背負いながらも、除去を回して何とか立ち回っていたんだけど、2体目の《策謀の予見者、ラフィーン》がいかんともしがたかった
ラスト前、祈りを込めて《望み無き悪夢》を起動したものの、トップ2枚に逆転の手はなく、ドロー後も残念
1手前に赤1枚引けてれば、《怒りの大天使》で《最深の裏切り、アクロゾズ》を落として望みをつなげたんだが
残念
エスパーミッドレンジには《邪悪を打ち砕く》と《石術の連射》、あと全体除去が欲しいから《集団失踪》、そうなると《別館の歩哨》を歩哨を抜いて…とか考えているうちにケイヤ型になってしまった
ゲームレンジ考えたら、悪くはない気もするけど、果たして
先×
コレは判断ミスの気がする
3T目《ヴェールのリリアナ》+1で《ミレックス》を捨ててるのが怪しいんだけど、そもそもコレはいつでも-2使えるように持ったままにして、《ウラブラスクの溶鉱炉》を優先すべきだった
ヴェリアナはその後、相手の《長い別れ》で仕事をせずに終わってしまったんだけど、これ引っ張っておけば溶鉱炉トークンに撃ってもらえてた可能性もあるし
その後の展開で《忠義の徳目》《婚礼の祭典》と並ばれたのは仕方ないとしても、もうちょい流れも変わっていた気がする
あと、赤マナがずっと1しか出なかったのも辛かった
苦し紛れの《石術の連射》を撃ったシーンでも、《ウラブラスクの溶鉱炉》を被せて出せていればもうちょいライフ詰めれてたし
赤足りないって連続で言ってるのは気になる所
今日のまとめ
戦績
3戦2勝、ただしTier1にはタテ負け
実は、ここの所Tier1.5以上には勝ててなくて、やきもきしている
今日のエスパーミッドレンジとかは、手応えを感じはしたものの、強烈に有利って感じでもなかったし
後、ケイヤ型にサイドチェンジした時の土地の伸び方はやっぱり気になる
土地が多ければ、《トーテンタンズの歌》のXも増やせるし、悪いことは無いのだけど、4~5マナで止まりがちだし、そうなるとどれか1色が出なかったり2マナ出なかったりと、「事故とは言いにくいんだけど何かしら足りない」ということが多発する
「6マナ出ていずれかの色が2マナ出せる」を安定させたいし、そのために《望み無き悪夢》を投入したわけで…
もうちょい回してからの判断とするけど、ひょっとして、純粋にもう1枚土地が要る、とかかしら…?
…とか、単純に考えてはダメなのだった
勝負を決定付けるのはウチのデッキだと6~8ターン目で、ここで5~6マナを安定して出しておきたい
実際には5ターン目5マナが理想的で、6~8ターン目で6~7マナって感じ
つまり、土地を現実的な方法で増やすには、枚数を増やすのではなく、
① ランパンする
② マナクリかマナファクトを用意する
③ ドローしまくる
④ 占術、諜報などで疑似的にドローを進める
といった解決が要る
選択している色的に、①は平地しか引っ張れないので没
②ならマナファクトを入れることになるけど、スタン環境で色も安定させたいなら3マナのファクトになり、一番動きたいターンを阻害する
③は黒ならライフか生け贄を支払う、白ならクリーチャー展開のついでとなるけど、黒側はやっぱりテンポロスが気になる
白は不確定要素も多いしパワー不足が否めないし、後、いずれにせよコンセプトから少しズレる
となると、やっぱ④が現実的なラインで、そしてそれはもうやっているのだった
ってか、そもそも土地バランス見直してなかった
ということで、取りあえずは土地だけいじって5.0.2は完成としよう
交渉人の号令[マルドゥミッド]5.0.2
デッキ
一応、理想的な話(《ミレックス》が都合よく色を出したいタイミングで出せる、タップインする土地は先に出せてる、ファストランドは3T目までに出せてる、など)をすれば、色事故は起こりにくい構成になったはず
コレで進めて、ダメならいよいよドローソースの検討か、もしくは取りあえず《望み無き悪夢》を足すか…何かしらの対策を練らねばな
とはいえ、やっと勝てだした感もある
練度も上げていかねば、乗り手のせいでデッキが死ぬ
頑張らねばな
次回はこちら
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