ヤヤ・バラードデッキの道のり【211】
軽い気持ちで『エルドレインの森』のカード見てたら2日経ってた
びっくりである
ということで、そろそろ次環境のことも考えながらデッキ回す
前回はこちら
ヤヤ視点での『エルドレインの森』カードレビューはこちら
デッキ
ヤヤ・ビート2.0.2
このデッキ、致命的に壁に立たれると弱かった
特に5C版図の《偉大なる統一者、アトラクサ》と白単コントロールの《機械の母、エリシュ・ノーン》
タフ7が基本は削り切れないので、バットリで何とかするしかないんだけど、リソース尽きてるとそれもできない
なんせ、リソース獲得手段が《レンの決意》、ヤヤ-1、《燃え立つ空、軋賜》のPigによる衝撃的ドローなので、ダメージスペルが相手に透けてしまう上に2ターン以上プレッシャーを与えれない
回復が豊富なこの2種のデッキがガンで、アグロしきれずに負けることが多かった
『エルドレインの森』環境では、赤単アグロは《巨怪の怒り》などのバーストを獲得できていて、おそらく5分以上の戦いもできるようになるのだろうけど、今は厳しいのでは、という印象だ
メタ的にも、ディミーアミッドレンジに焦点を当ててたんだけど、それ以外のコントロールに対してが辛かった、という所
『エルドレインの森』環境を考える
特に序盤について
まずは、赤単が流行るだろうと思われる
あと、ボロスビートバーンも出てくるだろう
すでにサンプルデッキのレシピも出回っているし、少し考えればそれっぽいのは作れる
速い強いは正義だ
大事なのは、《擬態する歓楽者、ゴドリック》を4/4にしないこと
3ターン目に祝祭起動のスタックで3点撃ち込むのが肝要だ
同様に、2ターン目熊野の効果を受けて出てくる2/2連中にも2点撃てれば嬉しい
つまり、《火遊び》《塔の点火》などの1マナ2点インスタント、及び《稲妻の一撃》に代表される2マナ3点インスタントはほぼ必須と考えていいだろう
あと、協約と役割・トークンの存在
主に、オーラ系のエンチャントの増加が見込まれ、またトークンの需要が増大する
お手軽にトークンを並べて役割を付けたり協約のタネに出来る、《婚礼の発表》あたりを有し、ついでに相手のエンチャントや横展開に対して全体除去が撃てる白系ミッドレンジ、コントロールが増えそうな予感
《一時的封鎖》がメインから入ってくるようになると、こっちにまで影響が来るのもやめていただきたい所だ
ディミーアもヤバい
絶対フェアリー出てくる
基本は小兵が並ぶ形になるのだろうが、お手軽に打消し撃ってくるだろうし、全体除去が通る保証がない
飛行クリーチャーをブロックできないとちょっとしんどいだろうし、そっちに目が行っているといつもの黙示録な法務官がお目見えしてくるのは間違いない
黒除去でお手軽に除去されず、飛行も止めれるクリーチャーで序盤を止めて、中盤にはしっかりとフィニッシャーを止めれるようにしないといけない
後は、役割によってオーラを得やすくなったセレズニアエンチャントとかも形を変えて出てきそう
《神聖なる憑依》型ではない形で出てくるのではないか、と思っている
その場合は、やはり横展開を咎める必要があるし、起点となる《運命に導かれし者、ケイリクス》をインスタントタイミング3点で焼いたり、役割落として延々と盤面に戻ってくる《無常の神》を追放除去したりしたい
総じて、ヤヤ・溶鉱炉コントロールは概ね対応できている、といってもよさそう
《塔の点火》あたりを差し替えつつ、《怒り狂う戦闘ネズミ》《魅力的な悪漢》あたりを試していきたい所
そして、ヤヤ・ビートについては方向性が二つに分かれる
このまま赤単でアグロプランを強くするか、ボロスにしてバーンにするかだ
いずれにせよ、キーになるのは《ウラブラスク》だと思っている
立ちふさがる壁を無視してダメージを出しに行けるので、フィニッシャーとしてとても有能だ
基本的に、アグロプランでダメージを出している場合、相手の除去は前半で使い切ってもらえるので、ウラブラスクもある程度は生存する可能性が高いというのもあるし
ただし
もし、予想しているメタが当たるか、それに近しい場合、おそらく環境はアグロ>>ビートダウン>コントロール>=ミッドレンジだ
強いアグロ/ビートダウンでなければ、メタの強いアグロ/ビートダウンに勝てない
フェイスに入れるべき火力を除去に回され、ライフを詰め切れずに負けることも想定される
そうなると、ビート系のデッキはボロスにして《炎心の決闘者》を入れてアグロ耐性を高める形がよさそうだ
赤単アグロはどうせみんな作るし、おそらくゲームレンジ的にヤヤを選択する必要性がない
取り急ぎは、そこまで大きく触る必要の無さそうなヤヤ・溶鉱炉コントロールを詰めていきたい所ではある
クリーチャーの枠を作るのは難しいんだけど、どこを割くかは考えておく必要があるだろう
ヤヤ・溶鉱炉コントロール1.0.3
《兄弟仲の終焉》《太陽降下》を3積みして横展開を大きく咎める形にしている
特に、《兄弟仲の終焉》は、《墓地の侵入者》《ファイレクシアの肉体喰らい》の護法を無視して除去できるのも大きいし、《ヨーグモスの法務官、ギックス》なども含めて主に黒系ビートに強く出れる
今後も黒系ビートは絶えないだろうし、減らすのは少し怖い所でもある
《火遊び》3枚なのは《スレイベンの守護者、サリア》に対しての警戒でもあり、また特に2マナまでのシステムクリーチャー対策でもある
序盤に本体に撃って土地を探す、なども可能ではあるし、リーサルに関与することもあるので本体火力である、という所は見逃せない
ただ、『エルドレインの森』には1マナ超汎用除去とも言える《塔の点火》があって、ここを差し替えるのは考えるべきだ
ただ、《兄弟仲の終焉》《火遊び》については、役割のせいで火力不足になる可能性もある
特に《火遊び》《塔の点火》の2点ダメージは、終盤に腐る可能性が高い
《塔の点火》は協約で3点になれるし、《火遊び》も本体に撃って果敢のタネにしたりできるとはいえ、ココは減らしてもいいかもしれない
《石術の連射》とのサイドチェンジ候補だったので、《石術の連射》の枚数調整をするかどうかも併せて検討だ
《邪悪を打ち砕く》は4マナ以降の脅威――《黙示録、シェオルドレッド》《偉大なる統一者、アトラクサ》などだ――への対応と、面倒なエンチャントへの対策だけど、単体で脅威になるエンチャントは少ない
《太陽降下》3枚と合わせて考えると、ココは2枚にしてもいいかもしれない
と、ココまででようやく2枠削れたんだけど、入れたいのは2マナクリーチャーなのだった
となると、最低でも3枚、できれば4枚入れたい
おニューは試してナンボなので、枚数入れるに越したことはないし
ただし、ネズミは上のテキストを重複させて撃ちたいスペルが《太陽降下》だったりするので、自身も吹き飛んでしまうことを考えると数は要らないかもしれない
《兄弟仲の終焉》にも巻き込まれるので、こいつは祝祭が安定しないなら1体ずつ展開する方がよさそう
そういう意味では3枠でもいいか
3マナの置物3種はこの枚数がベストと考えている
《婚礼の発表》は4枚あってもいいくらいなのだし
となると、もう削る所がない…
ちなみに、《太陽降下》は対戦中絶対に1回は撃つタイミングがあるので、抜く選択肢は(殆ど)ない
今のメタで、クリーチャーが入ってないデッキはほぼ存在していないし、クリーチャーが少ないデッキでもトークンは出してくることが多いためだ
ただ、そんなこと言ってたら枠は空かない
除去枠がとにかく多いので、過剰っちゃ過剰でもある
《火遊び》《稲妻の一撃》は本体火力を兼ねるので、まだいいとはいえだ
・《火遊び》×3:any1
・《骨化》×3:クリーチャー/PW
・《邪悪を打ち砕く》×3:クリーチャー(タフ4以上)/エンチャント
・《稲妻の一撃》×4:any1
・《兄弟仲の終焉》×3:クリーチャー&PW/アーティファクト(3マナ以下)
・《太陽降下》×3:クリーチャー(all/追放)
合計19枚、デッキのおよそ32%が除去なのだ
これは、何かしら削っていいのでは…
という所で、今日はおしまいである
最近、ちゃんと回せてないなー
今日のまとめ
戦績
無し
いや、実際は対戦メモの方に残ってたりはするんだけど、とりあえず今日は時間がない
ミシック86%とかで終わるのも悲しいし、せめて95%に戻りたいなぁ…
デイリークエスト
まぁ、適当に回してれば達成できる
新しいアイデアがあるわけではないし、メインのデッキ回しておこう
次回はこちら
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