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ヤヤ・バラードデッキの道のり【107】
起きれた
ということで、今日の続きである
デッキはまとまるのか
前回はこちら
デッキ
ヤヤ・ミッドレンジ4.2.9
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さて、ここから削っていく必要があるわけだが
その前に、ヤヤの是非を問ういつものやつである
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ヤヤの是非
凄く雑なことを言うんだけど、ヤヤは《鏡割りの寓話》の上位的亜種だ
1章のトークン生成能力が+1能力に対応
2章のハンドアド獲得能力が-1能力に対応
3章のカードコピー能力が-8能力に対応
そして、-2能力でダメージまで出せる
ほら、能力が多いし上位的な亜種といって過言じゃないでしょう?
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こいつ何言ってんだと思ったでしょう、わかりますよ
実際のところ、寓話トークンはマナを生めるし、2章は墓地にカードを捨てられる、3章はクリーチャーをコピーできる、とヤヤのそれと比較するのは強引にもほどがあるんだけど、何が言いたかったかというと、ヤヤって《鏡割りの寓話》と同種のアドを取るカードなのではないか、ということで
ヤヤを積むなら、アドバンテージを得るカードをそこまで入れなくても機能するんじゃないか、という主張をしたかったのだった
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《鏡割りの寓話》や《絶望招来》がこれだけ使われている一方で、例えば赤を含むグリクシスミッドにおいてヤヤが入ってくるのかといえば、よくてサイドボードなので、そのパワーはお察しなのかもしれないけど
もう、面倒なので途中は飛ばすけど、要はこういうことだ
ヤヤは要る
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この辺は、自己弁護するためのものなので、コレでいいのだ
多分、迷うたびにコレやる
で、そうなるとなんということか、まずはこの3枚でデッキ枠を争う必要がある
え、ヤヤ勝てるの?
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え、ヤヤ流石に無理では?
3-5ターンの動き
デッキの再現性/安定性を図るには、コンセプトをしっかりと守って下回りで固めるのがいい、と思っている
素人の持論なので、思っているだけだが
5マナ、6マナのカードは基本的に5ターン目、6ターン目以降に出てくることになるので、そこまでに盤面が作れていない場合に使えないカードであれば、当面使えなくなってしまい、手札で腐る
5ターン目で盤面取れてるかどうかは、もちろん4ターン目までにかかっているわけで、それまでに盤面を作ることが重要だ
そして、4ターン目がこのデッキの場合、ヤヤなのである
盤面に作用するかというと、1/1果敢だして終了だ
5ターン目にマナを出せるとしても、相当に強いパワーが要る
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確かに、4ターン目ヤヤからの5ターン目《絶望招来》は強そう
ここらへんでリソース尽きてそうだし
逆に、4ターン目にヤヤが出ることで盤面が弱くなるなら、3ターン目にしっかりと盤面を作り切ればいい
相手に対応を迫り、テンポロスさせればヤヤを出してもトントンになる
3ターン目で強い動きといえば、やはりアレか
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でも、さすがにアドだけ取りに行っても勝てないのと、コレ先行ならともかく後攻だとダメ
ちなみに、3ターン目に素直にクリーチャーを展開するのも選択肢ではあるものの、なんか性に合わなかったのでやめといた方が精神安定上よさそう
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とりあえず、カード削ってこうぜ
このままでは、埒が明かない
もう、適当に理由付けてカード削っていくことにする
ヤヤは死守する
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まず、《向上した精霊信者、ニッサ》
重い
ライフを詰められていてファイレクシアンマナの支払いが不可能であれば、(G)(G)(G)(G)込みで7マナと、《絶望招来》との共存が結構絶望的
こいつ自身がライフ回復を担ってくれるならともかくとして、できることが基本的に毎ターンクリーチャーを展開するという、盤面をひっくり返すには至らないパワーというのも痛い
ヤヤよりでかいトークン出せるのはもちろん偉いんだけど、その後でカードを引けるわけでもないし、どうしようもないクリーチャーを除去することもできない
でも、どうしようもないアーティファクト/エンチャントは除去してくれるので、できればサイドボードに用意しておきたい
正直、未練タラタラなんだけど、優先度は低かった
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2枚削ったらなぜか3枚削れるのは大きい
ホント、最後の決め手は土地だった
そして、《腐れ花》
ニッサ削っといてさらにアーティファクト/エンチャントへのタッチ手段をさらに削るのはナンセンスな気もするんだけど、じゃぁ《腐れ花》で何を割りたいんだという
《鏡割りの寓話》《婚礼の発表》を割ると、アド損になってしまうのだ
盤面から3/2クリーチャー削ってやることではないのでは、という気持ちが強い
その他のシステム系を破壊できるのは偉いし、何より後出しに対しては1マナで、先出しに対して3マナで対応できるのも偉いんだけど、クリーチャーであることから処理もされやすい
ここは我慢だ
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正直、まだ迷ってる
サイド選択できるならそっちに残したい
で、後は軽く除去とか削りつつ、ひょっとしてハンデスを《血に飢えた敵対者》で使いまわしたら強そうじゃない? という新しいアイデアもあって、ベースとしてはこんな感じになった
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コレ、2枚ハンデスにしたらもっと強そうではある
《強迫》は《強引な妨害》でもいい気はしている
《血に飢えた敵対者》で使いまわしたら1:4交換である
ついでにキッカーしたらフェイスに3点撃てる
フィニッシュに使えそう
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タイヴァー⇒敵対者⇒キッカーで7マナになるわけで
あと、除去枠に《魂転移》を採用するアイデアも追加
3マナ除去なので《血に飢えた敵対者》で使いまわせるし、追放除去も手に入る上に墓地からヤヤなども回収できる
《鏡割りの寓話》と血・トークンが場にあれば、ふたつのテキストを起動できるのも偉い
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でも、意外に追放除去って少なくて、インスタントだと布告系になる
新弾でインスタント追放(《苦痛ある選定》)も得たけど、4マナ以上には堕落が要るし
後は、《鏡割りの寓話》と《絶望招来》を基準に考える
候補としてはこんな感じ
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デッキ安定を見込む必要が若干減るので、屑鉄喰らいを減らせる
あと、前述のとおり《魂転移》が活かせる
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エンチャント触れるので《業火を放て》を減らせる
3マナでの除去を盛りつつ、《稲妻の一撃》を減らすことも可能
屑鉄喰らいは4枚の方が安定しそうではあるが、枠がなかった
魔除けを《強引な妨害》にするのも面白そうだけど、盤面のテンポを失う危険性もあるかなと
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なんかどっちつかずだし寓話足りるんか、これ
あとは、ここから1個選んで調整になる
どうすっかな、と思ってこれだけで1時間くらい悩んだ
飲みながらデッキ構築悩む時間って、控えめに行って最高
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ヤヤ・ミッドレンジ4.2.9
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決め手になったのは、5マナ目の動き
ヤヤ⇒《絶望招来》なら、先攻後攻を入れ替えれる可能性もあるし、このあたりで尽きることの多い手札の補充ができるのは大きい
寓話⇒ヤヤでは、手札の質を上げることはできても手札そのものを増やすことができないので、後半息切れがあり得るのだ
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ただ、この形では
・《魂転移》を十全には活かせない
・3マナ以下スペルが少ない
という欠点もある
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でも、手札は増やせないし後半がどうしても弱い
エインジーとスラーンだけでどうにかしないといけない
なんにせよ、それなりに自分では納得感あるところまではこじつけた
後は、回してみて改めて《絶望招来》と《鏡割りの寓話》どっちを取るか、あるいはハンデス入れるかどうかとか、また色々考えてみようと思う
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タイヴァー釣っておいて敵対者もう一回とかもできそう
後ろ向きすぎてアレなんだけど、エインジーやスラーンも戻せるし、悪くないかなって
《アーボーグの奪還》もライフ回復して手札2枚増えるチャンスがあるのは面白そう
おはようございます
デッキ一切回すことなく、朝になってしまった
もう寝る
月曜には、考えも変わってるかもなので、またその時にでも
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次回はこちら
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