ヤヤ・バラードデッキの道のり【95】
イヤホンがぶっ壊れてしまい、移動中の動画視聴が困難に
つまり、アリーナが捗るな?
ということで移動中にも少し回してたんだけど、3連勝の後で2連敗
どうにも安定しないし、コレはメタを考えていかないとダメか?
前回はこちら
デッキ
ヤヤ・ミッド3.0.3
勝ち筋としては、序盤除去して3ターン目に《ウラブラスクの溶鉱炉》、4ターン目にヤヤを降ろして5ターン目に1マナ残して《栄光のドミヌス、モンドラク》
モンドラクを降ろした段階で、盤面にケルド人が2体程度とモンドラク、戦闘フェイズには溶鉱炉トークンが3/1で2体並ぶ
ここからなんとなく溶鉱炉トークンで毎ターン殴って、6+8+10と7ターン目くらいの勝利を目指すことになる
この場合、3~5ターン目は展開の時間帯であり、除去が飛ばせない
除去が必要な場合は展開を遅らせることになる
ここが結構致命的で、逆に盤面を固められるといかんともしがたい状況にもなりがち
ただ、5ターン目のモンドラク前に相手が盤面を整えに来ている場合は、少し我慢して《告別》によるリセットからの動きも視野に入る
《邪悪を打ち砕く》《放浪皇》《家の焼き払い》《告別》などの手札の状況に合わせて判断していくことになる
ヤヤ→《放浪皇》などの場合は、《告別》からPW軸での勝利プランに入る形もあり得る
この場合でも、《ウラブラスクの溶鉱炉》による継続ダメージが重要
幸いにも、現環境ではそこまで《削剥》が飛んでくることがない印象がある
グリクシスが減って白単、白黒あたりが増えているイメージ
負けパタンは、
・毒カウンター
・序中盤で殴り切られる
・致命的なパーマネントを処理できない
のいずれか
上2つは基本的には序盤除去が足りなくなって負けてる感じ
下は特にPWの印象が強く、単体のクリーチャーに負けてる印象は少ない
クリーチャーに負ける場合はそもそも序中盤の展開に対して対応しきれずにライフが減っていて、5ターン目以降のメインクリーチャーにトドメを指されている感じだ
BO1を主戦場としていることもあり、1戦目の手札で除去を探しに行くようなことは難しい
マリガン基準は土地が足りてるかどうかと、重すぎないかどうかの2点くらいでそれ以外の方針を持てない
「《ウラブラスクの溶鉱炉》がないからマリガン」みたいなことをやってると土地が足りなくなるし、そもそも3ターン目の溶鉱炉ってそこまで強くない
でも、昔に比べて明らかに除去が減っていて、アグロ~ビートダウンに対する耐性が減っている気がしてならない
ここを補強することで、勝率が上がる可能性はある
ついでにPWに対する耐性も上がるし
あと、白系が増えていることが面倒で、《栄光のドミヌス、モンドラク》に破壊不能を付けても追放されてしまいがち
特に、4マナ以上ある場合は返しで《放浪皇》が飛んでくることも想定されて、下手にタップできずに打点に使えずに4/4の壁として運用することが多い
警戒付与しつつ殴れたら嬉しいんだが
逆に、《放浪皇》が白の隆盛によってちょっと微妙になりつつある
《修繕する建築家》《鋼の熾天使》《夜明けの空、猗旺》など警戒クリーチャーが除去できず、2/2警戒を生むだけの存在になっている場合がある
ただ、白単以外では十分に仕事するので判断がムズい
例え手札に無くても、(W)(W)込み4マナ構えていれば相手もそれ想定でアタック控えたりしてくれるので、プレイング次第では抜いてしまってブラフでデッキに入っているように見せることもできる…かもはしれない
調整の方向性もなんとなく見えてきた
・アグロ~ビートダウン
・PW軸コントロール
・白系ミッドレンジ
この辺りの出現頻度と負け方を見つつ、今後の方針を決めていく
アグロ~ビートダウンの場合、除去と絆魂を兼ねる《怒りの大天使》も偉い
PWにも飛行でダメージを入れれる所は好印象
《敬慕される腐敗僧》も呪文の対象に取らずに処理できる
ただ、4マナ域が大渋滞を起こすのが懸念
《鋼の熾天使》なら、絆魂つけて殴ってればライフレースで優位に立てるし、《フェニックスの雛》あたりをブロックして時間を潰せる
白系ミッドレンジに対してはやはり《鋼の熾天使》が筆頭
モンドラクに警戒を付けてダメージを伸ばすのも有効だし、相手の飛行持ちも《稲妻の一撃》と合わせて抑え込める可能性がある
PWに対して溶鉱炉トークンに飛行を付けてダメージを入れに行けるのも偉い気がする
後は、なんかちょいちょい数が復活しつつある気がする《夜明けの空、猗旺》に対して《抹消する稲妻》を入れておくのも効果があるかもしれない
PWに対して4点撃てると、マイナス能力から入った《裏切りの棘、ヴラスカ》《無形の処刑者、ケイヤ》に対して強い…と思ったらケイヤは呪禁か
まぁ、そんなに見かけないし、セーフセーフ
あと、なんかよく噂になってるリアニメイトアトラクサ
こいつは全く見かけないので、現状は放置しよう
ただ、自衛能力持ってないとはいえ、警戒飛行持ちでこちらの対策が《邪悪を打ち砕く》と《告別》のみ
《邪悪を打ち砕く》としてもどうせ《報復招来》でカウンター乗せて帰ってくる
《告別》で流せることを祈ろう
…あれ?
これ、《鋼の熾天使》とりあえず入れといたらなんとなく上手いこと行きそうじゃない?
ヤヤ・ミッド3.0.4
out
《邪悪を打ち砕く》×1
《ウラブラスクの溶鉱炉》×1
《栄光のドミヌス、モンドラク》×1
in
《鋼の熾天使》×3
…コレはアレだ、コンセプトを殺してる
溶鉱炉とモンドラクを減らしたらダメよ
あと、なんだかんだで《ファイレクシアの抹消者》などの面倒なファッティを放置できないことを考えると、《邪悪を打ち砕く》は残しておきたい
と思ったけど、最近そこまでエンチャント対策要るんかしら…
確定除去は残しつつ、もっと汎用性を上げられないものか
out
《邪悪を打ち砕く》×3
《兄弟仲の終焉》×2
in
《鋼の熾天使》×3
《永遠の放浪者》×2
ということで、お試し《永遠の放浪者》
《告別》リセット後に残るPWとして有能だし、そもそもこいつが生け贄除去できる点でコレはもう強い
重すぎたり、やっぱエンチャント触りたいってなるようなら、枚数調整する
多分、《稲妻の一撃》1枚と《永遠の放浪者》1枚を《邪悪を打ち砕く》2枚に戻す感じだ
では、そろそろ始める
仕事忙しいのに、調整記事ばっかり進めてたらそもそもデッキが回せんのよ
対戦記録
基本的にはスタンダード:ランク戦(BO1)
プラチナTire3~の記録というかメモ
先/後:先攻か後攻か
毒:毒・カウンターによる勝敗
〇x(y):勝ち、xは勝利時の残りライフ、yは相手投了時の相手残りライフ
×(x)y:負け、xは投了時の残りライフ、yは敗北時の相手残りライフ
△:開戦前に相手が爆発して勝利、ノーカン
Sxty:マナスクリュー、xマナの数、yは止まったターン数
Cc:cは色偏りで足りなかった色
F:マナフラッド、主に後半になって3ターン以上連続で土地引いた場合
M:ミスプレイあり
m:ミスプレイあったけど大きな影響なし
?:バグあるいは不可解な動作
赤緑白ビートダウン:後〇3(18)
相手は《宴の結節点、ジェトミア》を軸としたビートダウン
《闇市場の巨頭》が印象的だったけど、シナジーしてないような?
中盤まで劣勢、《鋼の熾天使》と《栄光のドミヌス、モンドラク》でブロックしつつ、ブロックした《鋼の熾天使》と《ノーンの水源》を生け贄にモンドラクを生かそうと思ったらマナがなかった、とか凡ミスがあったのは注意したい
このブロックで痛み分けになったかな、と思ったら、《宴の結節点、ジェトミア》の2枚目が出てきてもうヤバい、という状態に
ただし、ここで6マナに達して《永遠の放浪者》から盤面をリセット
ヤヤも盤面に降ろしていて、後は耐えつつ殴るだけ…というタイミングで相手が爆発して勝利
黒単ミッドレンジ:後×18m
ミスは《墓地の侵入者》に対して、「手札が0なら護法のコスト払わんでいいやん」という謎の理屈で《稲妻の一撃》を撃ってフィズった所だけど、そこは些末な問題だった
思い返しても、それ以外のミスは特になく、仮に↑のミスがなかったとして、その《稲妻の一撃》は《ヴェールのリリアナ》に対して撃っていたはず
そのリリアナは2ターンかけて《ウラブラスクの溶鉱炉》のトークンのアタックで倒しているので、結果としては大差なかったといえるし
しいて言えば、《告別》を撃ったタイミングで《告別》じゃなくて《永遠の放浪皇》ならもうちょっと盤面よかったかな…くらい
仮に3ターン目に手札にあったのが《鏡割りの寓話》ではなく、《鋼の熾天使》ならどうだったのか…というと、《ヴェールのリリアナ》で生け贄になっていたことには変わりなく、むしろその後の《絶望招来》の威力を下げてくれてたし、なんかどうやっても勝ててなかった感ある
きれいに回った黒単ミッドレンジ、強いな…
白黒ミッドレンジ:先×5S4t1Cwm
最後の最後に判断ミスを…
ライフは相手が2、こちらが8
相手盤面に《婚礼の祭典》×2、《野心的な農場労働者》×2、《黙示録、シェオルドレッド》、あと《無形の処刑人、ケイヤ》忠誠度1、手札1枚
こちら盤面がヤヤ紋章に加えて《永遠の放浪者》忠誠度4とヤヤ(-1使ったら土地2枚だった…)、《放浪皇》、4/4になった二段攻撃トークン、そして《ウラブラスクの溶鉱炉》がカウンター2と0
《永遠の放浪者》で農場労働者を残して除去して、こちらの溶鉱炉トークンと二段攻撃トークンで勝ち…と殴ったら《放浪皇》が飛び出てきて侍を斬り捨てられ、返しに《放浪皇》の+1/+1トークンが農場労働者に乗ったな、と思ったところにもう1枚の《放浪皇》が出てきて、もう1個トークンが乗り、ケイヤの+1と合わせてこれできっちり8点削られておしまい
あー、でも、コレ《永遠の放浪者》が+1使って《黙示録、シェオルドレッド》を一時追放してても流れは同じか
放浪者が0でトークン、《放浪皇》も-1でトークン生んで、溶鉱炉トークンだけで殴ってごまかす以外では返しに持っていかれてる
ヤヤの紋章があるんで、《稲妻の一撃》か《家の焼き払い》を待つか、《放浪皇》ケアで《鋼の熾天使》を待つかじゃないと厳しいのか
でも、それだとシェオルドレッドの処理ができずにライフ差が逆転するし…
コレはミスと言っても結果論だった気がする
そういうことにしておこう
白単ミッドレンジ:先〇9(9)S3t2
相手は、《機械の母、エリシュ・ノーン》軸の白単ミッドレンジ
《別館の歩哨》《骨化》などのEtBを2重にかけて相手の盤面を取っていく形と思われる
《機械の母、エリシュ・ノーン》が固くてどうにもならんな…と思っていたところ、《ウラブラスクの溶鉱炉》のトークンをブロックしてくれたので《家の焼き払い》と合わせて焼き払い、そこからはヤヤと《永遠の放浪者》で盤面を制圧
ただ、相手の除去もすさまじく、PW以外がとにかく盤面から消えていく
《払拭の斬撃》で溶鉱炉も破壊しに来てて、横の展開もなかなかのもの
《告別》欲しくて《ノーンの水源》を回すも届かず
ただ、最終盤に祈りを込めて出した《栄光のドミヌス、モンドラク》に対して、タッチされなかったのをきっかけに、放浪者の侍とヤヤのケルド人を展開、返しのターンで溶鉱炉と《鋼の熾天使》をプレイして…と勝利の算段が付いたタイミングで相手が爆発、辛くも勝利を得た
今日のまとめ
戦績
4戦2勝でトントン
最近こんなのばっかりだな
ただ、負けはしたものの流行りのミッドレンジに対してはそこまで負けてる印象はなく
黒単ミッドレンジも、回り方や先攻後攻の差とかで何とかなる感はある
調整自体は悪くなかったんじゃないかな
デイリークエスト
白緑はトークンの色だ
…という認識が強すぎて他のことができないでいる
何とかそのイメージを払拭してアーティファクトに寄せたのに、結局ダニトークンがこっちに寄ってきた、前回の例もあって何とかしたい
いっそ、緑単とか逆にスパーラとかにするか…?
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