ヤヤ・バラードデッキの道のり【112】
昨日の後、移動中に少し回してみて、ざっくり負け越しはしたものの、勝つときはしっかり勝つことができていて、悪くない
毎回、手ごたえだけはいいのがアレだが
ただ、見えてきた欠点などもあって、この辺りをどうするか、から
前回はこちら
デッキ
ヤヤ・ミッド3.1.0
冒頭で触れたように、イロイロと問題が見えてきた
まずはその辺の精査と、対応するかどうかとか
ライフが足りない
特に、《スクレルヴの巣》を複数出したときが顕著
ダニではライフを詰め切れないため、時間がどうしてもかかる
そこにのしかかる、毎ターンのライフロス
コレが痛い
ペインランドからのダメージや《栄光のドミヌス、モンドラク》のファイレクシアマナのライフコストでの支払いも影響して、馬鹿にならないライフが自傷ダメージとして累積しているのが現状だ
ただ、《スクレルヴの巣》の自傷ダメージは、堕落の達成によって絆魂を得さえすれば多少は取り返しが効く
問題になるのは、ダニが《忘却の儀式》などの生け贄になりやすいことか
ダニが盤面に残りにくい→堕落が成立しない or 成立しても絆魂を持ったダニが盤面にいない、という状況が頻発している
《ウラブラスクの溶鉱炉》やヤヤからのトークンが安定供給されていればいいんだけど、そうもいかないシーンの方が多い、という所だ
そうなると、7マナまで耐えてからの《無形の処刑者、ケイヤ》の+2で3ライフ回復する…という、ちょっと遠い話をすることになる
ゲームレンジとしてはそこまで見据えてはいるものの、現実問題として鳥25枚で7マナ絞り出すころにはライフは1桁になっているどころの騒ぎではなく、5以下みたいなこともある
やっぱ、《月皇の古参兵》とかで地道にライフ稼いだ方がいいのかな…?
後は、《敵対するもの、オブ・ニクシリス》によるライフゲインを狙うか
《ウラブラスクの溶鉱炉》との相性が良くて、X=3くらいで犠牲から出てこれたら十分に仕事できそうではある
こっちなら2~3枠くらいでいいし、単体でも仕事はある
現実的かもしれぬ
コントロールにクソ弱い
コレは想定外だったけど当たり前だった
打消し込みでゆっくりとしたゲームを展開してくるコントロールは、ウチのデッキの除去が刺さりにくい
特に青黒毒殺とかだと、ほぼ置物がいないので除去が腐る
逆に、PWメインの場合、並びだすとちょっと処理が追いつかない
《忘却の儀式》が通るなら、1枚で2体持って行けるのでまだ何とか、という所だけど、その時点でトークンが用意できているかの方が問題になる
ただ、こいつらそこまでメタというわけでもなく、でも無視できるという程少なくもないというのがめんどくさい
青黒毒殺なら、1日に多くて2回くらい
青白コントロールは1~3回くらいか
大きくコントロール、と括ったら、今のTierだと体感で25%くらい当たる
早期に《スクレルヴの巣》《ウラブラスクの溶鉱炉》と展開できていれば、そのまま押し切れることもあるんだけど、裏目に出て除去が手札で腐るともう勝てない
対応するには、もっと早いゲームレンジに持って行く必要がある
クリーチャーを増やすのは、元々のコンセプトから剥離してしまうし、軽いドローサーチでとにかく早く《ウラブラスクの溶鉱炉》を探し出すくらいかなぁ…
トークンが生めないと何もできない
切実
基本的にはトークンがあることを前提としているため、特に《ウラブラスクの溶鉱炉》やヤヤが引けていない状態でズルズルと後半戦に進むと、除去もいい加減に枯れ果てて盤面制圧されて終わる
特に相手がPWやアーティファクト、エンチャントをメインとする場合、《忘却の儀式》を撃つための生け贄が無くて詰む
《忘却の儀式》自体はクリーチャー・トークンである必要もないので、血・トークンなどでもいい
赤黒なんだし、《税血の収穫者》でも入れたら雑に解消できそうでもある
血・トークンを使って手札入れ替えてもいいわけだし
ただ、そこに枠を割きだすと、一気に《鏡割りの寓話》や《黙示録、シェオルドレッドが顔を出してきて別のデッキになりそう…というかもうラクドスでよくね? ってなりそうで怖い
総括
現状、放置!
やるなら《敵対するもの、オブ・ニクシリス》か《黙示録、シェオルドレッド》の検討かな…
2枠くらいなら、なんとか
ということで、今日も今日とて回す
勝って負けて負けてで、貯金を使い果たしたので、今日もプラチナTier4-0からのスタート
対戦記録
基本的にはスタンダード:ランク戦(BO1)
プラチナTire4~の記録というかメモ
先/後:先攻か後攻か
毒x:毒・カウンターによる勝敗、xは積まれた毒カウンター
〇x(y):勝ち、xは勝利時の残りライフ、yは相手投了時の相手残りライフ
×(x)y:負け、xは投了時の残りライフ、yは敗北時の相手残りライフ
△:開戦前に相手が爆発して勝利、ノーカン
Sxty:マナスクリュー、xマナの数、yは止まったターン数
Cc:cは色偏りで足りなかった色
F:マナフラッド、主に後半になって3ターン以上連続で土地引いた場合
M:ミスプレイあり
m:ミスプレイあったけど大きな影響なし
?:バグあるいは不可解な動作
青黒フレンズ:後×23m
てっきりコントロールだと思って《稲妻の一撃》を序盤に本体に入れたのが敗因
あと、《踊る影、魁渡》のトークンの接死を忘れてて《栄光のドミヌス、モンドラク》でブロックした挙句に破壊不能つけ忘れるという凡ミス
こっちのがデカかった
相手はPW軸で、除去しても除去しても《ヴェールのリリアナ》《不笑のソリン》《裏切りの棘、ヴラスカ》が沸いてくる
流石に除去しきれず、前述のモンドラクの無駄死にもあって負け
モンドラクが生きていれば、次ターンからは《マイコシンスの庭》で《ウラブラスクの溶鉱炉》が2つになって一気にダメージも加速していた
PWを破壊するチャンスも増えただろうし、ココまで押されることはなかったはず
痛恨のミスでの負けになってしまった
赤単コントロール?:後〇7m
相手は除去たっぷりの赤単
ただ、本体火力が見えなかったので、何をするデッキかがわからず
あと、多分事故ってた
《スクレルヴの巣》《ウラブラスクの溶鉱炉》からトークンで殴り続け、《霊狩り、ケイヤ》でトークン2倍とか言いながらダメージを重ねて勝利
ミスっぽくなったのは最終ターン、ケイヤを改めてプレイしてトークン2倍にして殴ってぴったりだったんだけど、コレ1マナ残ってたしなんとなく溶鉱炉トークン焼かれるだけでリーサルを逃してた
手札の《稲妻の一撃》×2を使ってリーサルにした方が良かったなと
そして、残りライフ7に唖然としてる
本体に飛んできた火力は《巨竜戦争》1章の2点のみ
自傷ダメージだけで11点もらってることになる
ペインランド、もうちょい控えた方がいいかもしれぬ…
赤黒サクリファイス:先×(8)24S5t1m
相手は《処刑者の族長、ヴラーン》《ウラブラスクの溶鉱炉》のシナジーを活かしたサクリファイスビートダウン
…だと思う
赤に寄ってたし
序盤から押されていたものの、何とか除去しつつ5マナ溜めて、6マナになれば《告別》でリセット、7マナまで伸ばして《無形の処刑者、ケイヤ》で回復…と思ってたんだけど、相手の《鏡割りの寓話》のトークンを割りに《シェオルドレッドの勅令》を撃ったらクリーチャー指定してしまってフィズるというやらかし
コレで取り返せなくなったので投了
白青黒LO:後×(14)5
相手がコントロールだと《危難の道》が腐る…
やっぱ、ルーターあったほうがいいか…
そして、《告別》が飛んでくるのは分かっちゃいたけど、展開せずにはダメージが絶対に足りない
《告別》までのカウントダウンをしながら、《ウラブラスクの溶鉱炉》を展開してダメージを重ね、《稲妻の一撃》×2を本体に撃ち込んで何とか、としていたんだけどダメージ足りず
《テリシアの精神壊し》が早い段階で墓地に落ちており、コレを攻撃前に対応できる手段がこのデッキでは薄すぎた
最後は《第三の道の創設》2章からの《完成化した精神、ジェイス》の奥義で19枚持っていかれておしまい
相手の《告別》があと1ターン遅かったり、あるいは《第三の道の機構》が1発少なければ、残り5点は削り切っていただけに、推しかった
デッキ調整
ヤヤ・ミッド3.1.1
out
《スクレルヴの巣》×3
《危難の道》×1
in
《婚礼の発表》×3
《日没の道》×1
取り合えず、土地26枚は要るだろう…というか、多分本当は27枚のデッキだこれ
何とかなるケースもあるけど、それは序盤に《ウラブラスクの溶鉱炉》を引けていた場合に限る
せめて土地1枚くらいは何とかしようということで、なんか腐りやすい《危難の道》を1枚削減…不安ではある
そして、《敵対するもの、オブ・ニクシリス》を入れようと思っていたんだけど、先にお試しで《婚礼の発表》
上手く使えたらカードも引けるし、《スクレルヴの巣》を抜いたことでライフリカバする理由もちょっと薄まっているはず
ただ、コントロール寄りなこともあってライフリソースはどうしたって使うことになる
ココはニクシリスの方が丸かった気がしなくもない
プラチナTier4
黒単ミッドレンジ:後×(2)21
ヤヤが《強迫》で落とされる所からスタート
《婚礼の発表》は2回とも《絶望招来》とされ、まぁ相手のアド少なく済ませたか…? という
その後の相手の展開は何とか《忘却の儀式》で除去していたものの、トークンがそもそも出せてないので《トカシアの歓待》を生け贄にするなど、アドを取ってる形にはならず
そんなこんなで3枚目の《絶望招来》で6点ライフを削られ、何とかひねり出した《永遠の放浪者》も4枚目の《絶望招来》で対応
最後のドローはさっき増やした《日没の道》で、なすすべ無しとココまで
まぁ、土地は伸びたな?
赤単ランプ:後×14m
取り合えず、《危難の道》は《集団失踪》にしようと思った
4~5ターン目に展開されたクリーチャーが除去できぬ
3ターン目までの展開については他の除去で何とかしてもらいたいのと、《婚礼の発表》でブロッカー置けるでしょ的な
結構惜しい所まで行けてて、7マナ時点で残りライフ4
《無形の処刑者、ケイヤ》を降ろして+2能力でライフ回復して、後はどうにかという形だったんだけど、ちょっと他能力にかまけてしまった
最後は《兄弟仲の終焉》で何もかも持っていかれてワンパンで負け
もうちょい上手いことやってれば、ワンチャンあったんじゃないかなーという
やっぱ、7マナだけあってケイヤまで行けたらワケが違うな、という所ではあった
今日のまとめ
戦績
まとめて、6戦1勝と散々
でも、まだまだこれからよ
ヤヤ・ミッド3.1.2
out
《危難の道》×2
in
《集団失踪》×2
上で触れた通り
後攻3ターン目に絶対除去しなければならないものはあるけど、それは3マナのものが多い
《危難の道》で割れるもので強いて言えば《鏡割りの寓話》のトークンとかになるかなと思う
それなら、きっちり上のマナ帯も咎めれる《集団失踪》を採用してみる
混色に対して不利になるのがアレなんだけど、まぁやってみてって感じで
ヤヤ要るの?
要る
このデッキ、トークンが出せないと話にならない
その意味だけでは《ウラブラスクの溶鉱炉》が一番重要なんだけど、次点がヤヤになって、その次が《婚礼の発表》
継続してトークンを生みだせるのはデッキコンセプトにマッチする
その上で、-1によるドロー、-2による除去も込みで優秀だ
-8のことは忘れよう
ヤヤ、意外にヘイトが高くて-8まで行けることが少ないのと、やることない時は-1でカード引くんで忠誠度が8に至ることがそもそも無いわ
その他の課題については、もうちょい回してから
《婚礼の発表》がイイならそのままで、やっぱライフ厳しいってなったら《敵対するもの、オブ・ニクシリス》を入れる予定
最近はなんとなく《ギックスの残虐》とか《ファイレクシアへの門》が散見されるから、クリーチャー入れるよりはそれ以外で何とかしたいのよね
デイリークエスト
青黒なぁ
毒性コントロールみたいなのはみんなやってるし、何やるかな…
毒以外のカウンターを増殖して面白いことできんもんかしら
ただ、今回はスルーして、今のデッキ回したい気持ちもある
何せ、回せる時間が足りないのだし
次回はこちら
注意表記
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