見出し画像

ヤヤ・バラードデッキの道のり【249】

神安藤人

メインのデッキは楽しいんだけど、ちょいちょい雑なデッキ作るのがやっぱり面白い
時間なさ過ぎてメイン回さなきゃってプレッシャーが強すぎて、こういう遊びができてなかったんだけど、ようやく気持ちの余裕ができたなと
空き時間でプレイ回してりゃいいんだわ

前回はこちら


デッキ

グリクシスドラゴン

デイリー用に雑にドラゴン詰め込んだデッキ

面白かった
ってか、青無理に入れんでいい気もするんだけど、《太陽降下》が嫌だなって思いで投入した形
せっかくなので、《苦々しい勝利》《困難の謎掛け》《アモンケットへの侵攻》《鉄面提督のトンネル掘削機》で墓地にドラゴン送って《爪のライヴァズ》でリアニするギミックも…って、落とすギミックの量と釣るカードの量が釣り当ってないな？

ライヴァズへの期待がデカすぎる
一応、アモンケットからもリアニっぽい動きは可能

当たった相手もよかったのか、早めにライフ削ってくるデッキではなかったので、順当に準備して盤面取れた感じだった
《コラガンの戦争屋》が走ったら、取りあえずドラゴンが手札に入るし、《魂の洞窟》があれば取り合えず盤面には出せる
2枚目、3枚目の《骨集めのドラコサウルス》が手札にあれば除去も怖くないし、いざとなれば《爪のライヴァズ》で釣れる
コレは楽しかった

キミたちホントに優秀
ラクドスでよかったのでは、と思わされる

ただ、《アモンケットへの侵攻》《鉄面提督のトンネル掘削機》あたりは、いっそドラゴン積んだ方がいいかもしれぬ
3T目の強い動きとはならんのよな
せめて枚数減らしてドラゴン積んで…と思ったけど、ちょうどいいドラゴンが見当たらない
《燃える魂、サルカン》とかかなとも思いつつ、イロイロ考えたい所だ

ちょっとノイズになってた感は否めないか
3マナ、4マナはまだまだ研究の余地がある感じ

ヤヤ・バーン

バーンの名を付けたデッキ、いくつ目だっただろう…
Ver.がわからん

昨日の帰りにふと思いついたアイデアが

4T目にヤヤプレイ、+1で忠誠度5
5T目にクイントプレイ、ヤヤとクイントそれぞれ+1でヤヤ忠誠度6、クイント忠誠度5
6T目に《電位の負荷》を2回フェイスに撃てば、増殖2回入ってヤヤ忠誠度8、クイント忠誠度7
ここでヤヤ-8で紋章作ってから、クイント-6でクイントが残ったまま、墓地のカードが使えるようになる
墓地にあと4枚ほどカードを落としておけば、《電位の負荷》2枚と合わせて6マナ出せるので、コレで墓地から《電位の負荷》が2回撃てる
ヤヤ紋章で3倍になるので、3点×3倍×2回=18点、クイントの常在型効果も2回起動して、追加で4点のドレイン
これで計6+18+4=28点だ
…コレは…勝ったな？

皮算用

このデッキのいい所は、《クイントリウス・カンド》-6のおかげで火力を序中盤の除去に使ってもいい所
悪い所は、タフ4以上を除去できない所…
ちなみに、本気でフェイスだけを詰めたとして、
1T目：《火遊び》：2点
2T目：《稲妻の一撃》：3点：計5点
3T目：《火遊び》《稲妻の一撃》：5点：計10点
4T目：《稲妻の一撃》×2：6点：計16点
5T目：《稲妻の一撃》《電位の負荷》or《炎心の切りつけ》：6点：計22点
で最速でも5ターン掛かる
ビート絡めないとダメージ足りんなぁ

撃ちたい放題
-6に至れないと悲しいけど

その、ほぼ唯一のビートダメージ源であり、貴重な増殖要員である《騒音の悪獣》はパンプアップ要素がなさ過ぎて、ブロッカーがいると増殖ができないというワナ
トランプル付けてパンプする…《エターリの好意》か？

2/2トランプルではな…
とは思いつつ、火力合わせればフェイスに通せる可能性も上がるわけで
しかし、そうなると発見のノイズは減らしたい
悪獣そのものがノイズになってしまう懸念も

後は、白の確定除去や置物破壊をサイドに入れておきたい所
特に、このデッキにおいてはPW以外は吹き飛んでもほとんど問題ないので、《太陽降下》《告別》が撃ち易くていい
ヤヤ-クイントの電位コンボを決めようと思ったら、自然とケルド人とスピリットが盤面に溜まってるはずなので、そこをどう考えるか、くらいか

この辺かな？
特に《失せろ》はチャンドラで2回起動できたりもするんで、相性よさげな予感
クイントいないけど、こんな感じでも決まったりする
まぁ、コレは相手があまり早くなかった

このデッキは可能性感じてるので、空き時間で回しながら、現状のトークンズと比較していきたい所
欠点もはっきりと見えてるし、白のパワーで保管できそうなので上手いことやれればいいな、という所だ

ヤヤ・トークンズ1.2.2

で、本命のコレ

悪くはない、という感じで、回してて面白いのは間違いない
ただ、他の赤交じりのデッキが《嘶くカルノサウルス》《クイントリウス・カンド》《地質鑑定士》と発見回してるの見ると羨ましくなったりもする
発見で回してる所が強くない、というのが悲しい所だ

そして出てくる恐竜たち
めんどくさいのよ

そんな、デッキパワー不足を痛感しながら戦っていた対戦メモがこちら

対戦メモ（トークンズ1.2.2）

3戦1勝、その1勝もおそらくは通信障害による放置勝ちで、内容としても五分五分だったので、やはり「強いデッキ」というのとは違う印象は強い
全体的にデッキパワーの上昇は感じていて、トップ勝負してたら、まぁ勝てない感じ
《トカシアの歓待》を絡めたリソース差で勝ちに行くデッキでリソース差つけてても、発見などで一気に盤面とリソースを捲られるのがなかなか心に来る
《原初の征服者、エターリ》《偉大なる統一者、アトラクサ》といった全環境からの猛者に加えて、《嘶くカルノサウルス》の発見5によるリソース回復力もしんどい所

赤の両名は引き次第ってとこもある
アトラクサはダメだ

相手が7マナ溜まるのを悠長に待ってる、というのも問題ではあるんだけど、そもそもこっちとしては待ってるつもりはないのだ
ただただ、詰め切れないだけ
序盤から中盤にかけての毎ターンダメージが安定して1～2点で留まっていて、相手のキルターンで相手ライフが10点以上残っているのがザラなのは、流石に環境に適していない感は否めない
せめてこちらの盤面で15点くらい殴れれば話は変わってくるし、不可能ではないんだけど、再現性が低すぎて期待できない

コレ、勝ったとはいえ8点だもんなぁ
しかも、相手事故で7ターンかけてコレ
これも上手いこといったけど、もうクイント-6とか必要なくなってるし経過ターンもヤバい
一応、コレで足りなければクイント-6からフィニッシュだった

現状流行ってるデッキ、そのままEtBの強いデッキとも言いかえれそうな気がしていて、あげく除去できなかったら爆アド取ってくるので埒が明かない
《太陽降下》3枚目が要るんじゃないだろうか、とも思いつつ、そもそもこのデッキのカラー的に相手クリーチャーの着地までは止めれず、せいぜい遅らせることができるだけだし、EtBでやられるなら《太陽降下》は間に合ってないということになる
《機械の母、エリシュ・ノーン》は5T目ということもあって間に合ってないし、環境考えたらもっと早いデッキにしないとダメなのではないか？

ボロスアグロなら4キルもできるよ！
でも、このデッキにヤヤ4枚挿す理由がないのよな

…そういや、ボロス召集とボロスピアを合わせてヤヤを混ぜた、闇鍋みたいなデッキを一時期回していたような…
あと、祝祭ビートとかも
アレは何がダメだったんだっけ？

ヤヤ・ビートについて

ヤヤ・ビートの最終形
ビートと呼ぶにはあまりにも遅かった

ヤヤ・ビートは、横展開に弱く、即効性がなく、全体除去に弱く、再展開能力に欠け、ファッティに弱かった
ダメやん？
ボロスアグロ組んだ今ならわかるけど、このデッキはボロス召集とはかけ離れすぎていた
流石に、現環境で握る気にはなれない
では、祝祭ビートとか、その後の果敢とかはどうだったのか？

ヤヤ・果敢について

《ウラブラスク》とヤヤを中心にミッドレンジ寄りにしてた
ウラブラスクによる勝ち筋が面白かったんだが

果敢は、再展開力の弱さ、爆発力の低さが難点になった形
横展開するためには手札とマナが必要で、時間をかけて展開していたら全体除去の的になるし、《僧院の導師》が処理されたらそこで横への広がりは止まってしまう
そして、爆発的に横展開したとしても《トーテンタンズの歌》などない限りはそのターンはアタックできないし、仮に殴れたとしてもトランプルなど、ダメージを通す手段がなかった
元々が小兵なので、ブロッカーを乗り越えてダメージを叩きこむ、ということもできておらず、これなら恐らく、現環境のグルール恐竜とかの方がきれいに展開して殴り切れそうだ
また、《ウラブラスク》ルートが回れば爆発もしたんだけど、それはもうヤヤのデッキじゃない、という悩みも抱えてはいた
では、祝祭ビートダウンはどうだったのか？

ヤヤ・祝祭ビートについて

サイドチェンジでミッドレンジに変わる構成
アイデアは良かったんだが

あー、コレ飽きてるな…？
赤単アグロとの比較までしてるし、結局アグロプランがブン回って勝ったとして、それはヤヤじゃなくていいし、アグロプランで勝てなかったらアグレッシブサイドチェンジしても勝率上がってないよね、という
でも、このデッキは面白かったんよなぁ
ヤヤの居場所を作れてたし
この速度感を持って、ボロスアグロにヤヤをぶち込めないものか？

これでも4～5T目の勝ち筋があるというのに
なお、ヤヤはクビになったもよう

ってか、そもそも速度が欲しいのか、というとそんなことはないのだった
4Tキル安定できるならそれに越したことはないんだけど、4Tキルってヤヤがまったく勝利に絡まない
ヤヤを絡めて勝ちに行くなら、7T目くらいまではどうしても必要になるのだ
やっぱ、コントロール気味に相手を拘束しつつ、ヤヤでリソースや盤面で有利作って勝ちに行くというコンセプトが一番合致しそうだ

これは合致してた
悪いデッキじゃなかったんだが、オルゾフフレンズの下位互換だった

現状の課題点

改めて、課題点を挙げておく
・カードパワーが足りない
・リソースと盤面の有利を重ねる都合上、長期戦になり勝ち
・キルターンが遅いのに、フィニッシュ力も低い
…だいたい、同じこと言ってるな

いや、ヤヤのことを言っているわけでは…

要は、カードパワーというかデッキの出力が低いのだ
平均勝利ターン考えたらミッドレンジ～コントロールくらいの時間かけてるのに、勝つときはじっくりトークン並べて相手をいなしてリソース尽きたころにジワジワと殴り切る、という形になっている
コレがコンボなら一瞬で終わるし、コントロールなら戦意を喪失させ切れるだろう（《魂の洞窟》からのEtBが今は逆風ではあるが）し、ミッドレンジならもっと盤面脅威度が高くてプレッシャーで勝ってる

そういや、最近シェオルの話聞かない
いつの間にか、皆が待ち望んでいた禁止改訂に引っかかっていたのか…？

つまり、しっかりと4T目でヤヤを降ろして盤面を整えて、フィニッシャーを降ろして勝つ、ないしトークンを並べて勝つ形が望ましいのでは？
5T目以降、ヤヤが-1を連打すればフィニッシャーを探してこれるし、+1を連打すれば盤面を硬直させつつ殴れる
横に並んだケルド人たちでオールインしつつ、インスタントをバットリにすれば全員果敢で2/2でフィニッシュもあり得る
やはり、コレか

ヤヤ・オジュタイ1.1.0

やはり時代はたまつくオジュタイなのだよ

以前、《ズルゴとオジュタイ》《悟った喪失者、ナーセット》の2軸のデッキを作っていたが、あの時はオジュタイがいるとヤヤが要らなくなる、という話になっていた
ただ、《魂の洞窟》を手に入れた今、5T目に確実にオジュタイを降ろせるかどうかは結構重要だ
そこで、ヤヤである

やりたいことが多すぎた

この形なら、2T目《魅力的な悪漢》3T目《トカシアの歓待》4T目ヤヤ+15T目ヤヤ-1で、5T目までにトップを4枚見れる
いや、もっと見る方法はあるんだけど、ここで重要なのはリソースを得つつ、盤面を作れるということだ

盤面作りつつ、トップ掘れるよ！
ちなみに相棒にしなかったのは、5T目5マナ安定のために悪漢の宝物が欲しかったという理由

3T目《僧院の導師》4T目ヤヤ+1で盤面を作るのもイイ
除去さえ飛んでこなければ、後は横展開からズドンだ
コレは、3T目《セゴビアへの侵攻》から入るのも同様で、その場合はセゴビア割った後に、《否認》を構えつつヤヤを降ろして全体除去への耐性も持てる寸法

横展開もできるぜ

また、3T目《セゴビアへの侵攻》ないし《僧院の導師》から4T目《千の月の鍛冶場》と入ると、5T目には鍛冶場が（なにもされなければ）変身できる
後はヤヤ+1から横展開しつつ、盤面を抑えて《ズルゴとオジュタイ》を待てるようになるはずだ

どちらかだけで、鍛冶場が場に出たタイミングでクリーチャーとAFが4つ揃う
必要量の8割を2枚でカバーできるし、2T目に悪漢が宝物出してたら6つ揃ってる状態に

懸念は、非クリーチャー呪文の少なさ
サイドには盛り盛りなんだけど、メインでアクティブに使えて《僧院の導師》を巻き込まない（《太陽降下》を含まない、ということだ）スペルは16枚
1マナのスペルも無いので、《僧院の導師》をやや活かしにくい場面がありそうだ
この辺は、回しながら《火遊び》《とんずら》あたりの導入も検討しつつ、様子見したい
このデッキの本筋はあくまでもオジュタイであって、導師ではないのだ

5種16枚
そして重い

ところで、コレ作ってる最中に気が付いたんだけど、モンクってだいたい果敢持ってて、これって誘発効果よね
つまり、《うろつく玉座》で2回起動するんじゃないか

ヤヤのトークンもモンクなんです

ヤヤの玉座

つまり、こういうことよ

まぁ、流石にネタっぽい気はしているんだけど
…いけるんかな、コレ
とりあえず、サイドまで手が回らなかったのでBO1でコレは試そう

今日のまとめ

戦績

何もしてない！
デッキいじってただけだったな…
現状で、
・トークンズ1.2.2（BO3）
・オジュタイ（BO3）
・バーン（BO1）
・玉座（BO1）
とデッキがあって、全部調整したいのに時間はない
コレは困った

増えたい

デイリークエスト

黒緑30回

…今日作ったデッキが一切引っかからない色の組み合わせ
コレは困った
しかも、デッキが100個溜まったのでゴルガリビートは処分してしまっている

コレ
愛がなかった、と言われてしまったデッキ
流石に回したいデッキが多すぎるので、コレは塩漬けにしておこう

次回はこちら

注意表記

このページはファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。
©Wizards of the Coast LLC


いいなと思ったら応援しよう！