ヤヤ・バラードデッキの道のり【71】
週末に体調を崩し、ずっと寝てた
偉いので、寝てる間に遊んだりはしなかった
なお、微熱が出ただけだったので、ただただ体がだるいというだけという
天気のせいだったのかもしれぬ
で、先週末にまとめ直したヤヤ・グッドスタッフについて
移動中などの空き時間にプレイしたものの、どうにも戦績がよろしくない
プラチナ3と4の境目でウロウロしている
まずは、その辺の考察から
前回はこちら
デッキ
ヤヤ・グッドスタッフ1.0.0
そう、手になじむので、ちょっとした負けは久々だからだな、と思っていたのだ
でも、ちょっと負けすぎである
先週末、プラチナ3に降格したと思ったら、気が付いたらプラチナ4まで降格していた
6敗以上しているということだし、勝っても単発ですぐに連敗が始まってしまう
で、これ考えなおしてみて気が付いたんだけど、明確なゴールがない
黒系ミッドにおける《絶望招来》だ
この間までのランプなら《街並みの地ならし屋》や9マナでの《瞬足光線の大隊》にあたる
ゴールに向けての道すじがはっきりしているので、何を引きたいか、何をプレイすべきかが明確で、そしてその為のデッキ構築がなされている
強い
いやいや、エスパーミッドには明確なゴールはなくない?
とかんがえたけど、中間ゴールとして《策謀の予見者、ラフィーン》とその前後のクリーチャー群での押し込みがある
《勢団の銀行破り》などでのリソース補助もあって、序盤から殴る手が止まらない
強い
改めて、ヤヤについて考えた時に、ヤヤ自体が強いというわけでもないということには気が付けている
明確なゴールへの補助とする、という面でのアプローチについては、ランプを回した際に、ゴールへの補助とするのではヤヤがシナジーしておらず必要性に欠けるという結論に至った
であれば、目標とする強さはエスパーミッドのような強さだ
2~6ターン目にかけて、盤面をクリーチャーで圧倒するような強さが求められているのではないか
…あれ? それってひょっとして《溺神の信奉者、リーア》が邪魔してるのでは?
…という結論に至る前に、である
ヤヤ-リーアを軸とした強い盤面について考えた方が良いだろう
ヤヤ-リーア軸
6マナ以降で、《とんずら》が手札か墓地にあり、かつ墓地に大量の除去が落ちていて《溺神の信奉者、リーア》を盤面に降ろした状態
コレがまぁ、とりあえず目指すところになる
《とんずら》とリーアは3枚ずつくらいないと不安
4ターン目にヤヤを降ろすことを考えると、それまでか5ターン目には盤面を制圧していたい
6ターン目の強い盤面のためには、相手5ターン目(ないし先行6ターン目)を潰すことが肝要になる
最悪、ヤヤを犠牲にしてでも盤面をクリアできれば勝利は近い
リーアを軸にする場合、どうしても即座に勝つというのは難しい
長期戦になる場合、リーアを守っていても盤面を整えられることはあるし、そうなるとパワー負けしてしまう
長期戦までいくなら、《告別》は必須だろう
あとは、仮想的である黒系ミッドレンジをどう潰すか
それより早く殴り切る、ということができないのであれば、もう《絶望招来》を潰すのがわかりやすい
いっそ、《軽蔑的な一撃》でもいい気はするけど、そうなるとアグロ系を咎めれない
やはり《かき消し》か
中長期戦になった際に、リソースが尽きるのはしんどい
ヤヤ-1である程度は山札を掘れるものの、手札自体が増えるわけではないし、盤面が空かそれに近い場合、+1でケルド人を確保しておかないとヤヤが落ちる可能性が上がる
安定して手札が増やせれば、自ずと勝利も安定しそう
そして、《絶望招来》でヤヤを落とされないようにするためには、やはりPWを足すのが良かろう
それも、ヤヤよりも価値のあるPWではダメだ
テフェリーとヤヤだったらテフェリー残した方が相手も嫌がりそう
盤面に影響力を出せて、死んでもそこまで悲しくなりPW…これか
と、いうことで
ヤヤ・グッドスタッフ2.0.0
序盤を捨てきったのどう響くんだこれ
という気持ちで、正直いっぱいである
《勢団の銀行破り》ないし《鏡割りの寓話》を採用していない、というのが大きい
あと、《血に飢えた敵対者》や《スランの蜘蛛》といった序盤アタック/ブロックを担うクリーチャーもいない
ここまでクリーチャー排した形にするの初めてかもしれぬ
なんにせよ、2~3ターン目に能動的にやることがなくなった
おそらく、相手がミッドレンジ以上…2ターン目に何もしてこない場合、《稲妻の一撃》はフェイスに投げておく方がよい
リーアでの回収を軸にしているので、除去については何をどう投げてもいい、と考えておく
《邪悪を撃ち砕く》《引き裂く炎》については、ちょっと考えておく必要はあるが
特に、《鏡割りの寓話》を失ったことでルーティングすらなくなってしまっていることも不安材料である
基本的には手なりで進行するしかない
…やっぱ、尖らせすぎたか
せめて、《鏡割りの寓話》だけは残すかな…
さて、これでちょっとやってみる
対戦記録
基本的にはスタンダード:ランク戦(BO1)
プラチナTire3~の記録というかメモ
先/後:先攻か後攻か
〇x(y):勝ち、xは勝利時の残りライフ、yは相手投了時の相手残りライフ
×(x)y:負け、xは投了時の残りライフ、yは敗北時の相手残りライフ
△:開戦前に相手が爆発して勝利、ノーカン
Sxty:マナスクリュー、xマナの数、yは止まったターン数
Cc:cは色偏りで足りなかった色
F:マナフラッド、主に後半になって3ターン以上連続で土地引いた場合
M:ミスプレイあり
m:ミスプレイあったけど大きな影響なし
?:バグあるいは不可解な動作
黒緑青ミッドレンジ:後×(11)15S4t2
相手はファッティ並べて勝つデッキだと思うんだけど、《ラノワールの壌土語り》以外のマナクリーチャーは見当たらず
今考えたらリアニだったのかも
ただし、そのファッティを素出しされて負けた
《告別》で墓地の《街並みの地ならし屋》と盤面の9/9《年経指枝》をさらった後に出て来た《産業のタイタン》に対してなすすべ無し
11点2回で負けるの確定してて、そこまで
《溺神の信奉者、リーア》が安かった…
やはり、《とんずら》を待たないとダメか
とはいえ、《とんずら》はその4枚先までなかったので、何とも言えない
こうなると、《さまよう心》あたりで先に引いておきたくはなる
《鏡割りの寓話》の前に優先すべきかも
白黒???:先〇20(18)
相手が2マナで詰まったのか、4ターン目に爆発
次行こう
赤白目覚ましい修復術:後〇16(3)m
《かき消し》は《目覚ましい修復術》に使った
偉い…と言いたい所なんだけど、1ターン目に《嵐削りの海岸》から入り忘れていて、2ターン目に《かき消し》を準備できていなかったことから、相手3ターン目の《鏡割りの寓話》をスルーすることになっていた
おそらく、コレは《かき消し》してしまっていたものと思われるので、ミスから生まれたナイスプレイだったとしか言えない…
でも、結果から言うと《鏡割りの寓話》は目くじら立ててはいけない(《かき消し》2枚しかない上に、《溺神の信奉者、リーア》で使いまわせない)ということは分かった
止めるべきはそこじゃない
で、《修復と充電》で《多元宇宙と共に》とされたうえで《ファイレクシアへの門》が出てくるものの、こちらはケルド人しか失わず
横に大きく並んだ相手の盤面を墓地ごと《告別》として、あとはヤヤ⇒《溺神の信奉者、リーア》と展開して殴り勝ち
コレが大事なんよ
ひょっとして、《告別》4枚にするところから始めるべきだったのか?
白青兵士:先〇3
赤単アグロじゃなかったけど、白青兵士だった
ただ、相手の展開が遅い
ロードに《ヨーティアの戦術家》を採用しているタイプで、おそらく《交渉団の保護》も入ってないものと思われた
中盤の攻勢にライフを大きく削られたものの、《小隊分配機》で足を止めて、ヤヤと合わせてブロッカーを形成
あとは《溺神の信奉者、リーア》を降ろして除去勝ち
黒単ミッドレンジ:後×(6)22M
ミスが2回
1回目は、《兄弟仲の終焉》が早かったこと
《しつこい負け犬》《鼠の特攻隊長》を落とすために使ったけど、もう1ターン待てば少なくとも2体目の《鼠の特攻隊長》まで巻き込めた
実際には、差r内《墓地の侵入者》まで追加されたことや、《しつこい負け犬》の奇襲でのドロー追加までされたことを考えると、ここはもう1ターン待つべきだったと思う
2回目は、ヤヤ-1で土地を探しに行ったのに、肝心の土地をすでにプレイしていたというミス
《放浪皇》の為に白指定が足らず、-1で土地を探すか+1でケルド人を出すか、というところで-1として、そもそも土地プレイしてたというアホさ
ここで仕方なしに《小隊分配機》としたところに飛んできた《絶望招来》で何もかも持っていかれてしまった
せめてもう1ターン待って《とんずら》構えるべきだった…《絶望招来》のダメージが増えてたけどさ
-1で白土地は見つけれてた(というか2枚とも白土地だった)ので、ここで白土地構えてエンド、返しのターンにこちらはヤヤのみだったのでおそらく《絶望招来》の前にアタックだっただろうから、《放浪皇》で《墓地の侵入者》を斬り捨てれた
《絶望招来》だったとしても《放浪皇》からトークン出してヤヤを守って、アタックヘイトをヤヤに移して次ターンに《とんずら》構えて《小隊分配機》とできたわけで
コレは大きなミスだった
赤単ランプ:後×(14)18S4t4
《鏡割りの寓話》トークンで宝物・トークンがあったので何とかなっていたものの、中盤以降マナもなければ手札もイマイチという状況で、相手の墓地からにらみを利かせてくる《街並みの地ならし屋》に対して《削剥》を握りしめたまま何もできず
最終的には、相手は《ファイレクシアの幻視》×2と《セレスタス》で手札をぶん回して《瞬足光線の大隊》を9マナで出してきて、これに対してなんもできず負け
まぁ、ランプなのわかってたので、ココまでの間に《告別》と6マナ無いと無理だったな
いつもの「長期戦になってリソースが足りずに負ける」の典型だった
ドローソースとして期待していた《小隊分配機》だけど、このシーンで持っていたとして、単体からドローできるようになるまでに除去が飛んでこないとしても2ターン掛かる
とはいえ、引いてれば多少は違っていたか…?
ヤヤ・グッドスタッフ2.0.1
out
《とんずら》×1
《稲妻の一撃》×1
in
《さまよう心》×2
《告別》引けてればなとか、《とんずら》引けてなくてリーア出せないとか、《削剥》が無くて《ファイレクシアへの門》が割れないとか
そういう言い訳をしたくないのだった
ということで《さまよう心》イン
《鏡割りの寓話》との入れ替えも検討はしたけど、そもそもETB持ちなので《キキジキの鏡像》とのシナジーがある
《鏡割りの寓話》は抜けないのだ
強いな、《鏡割りの寓話》
プラチナTier3-1
青黒赤ミッドレンジ:後×18
長期戦になってリソース切れ
一方相手は《勢団の銀行破り》《鏡割りの寓話》でドローとルーティングを繰り返して手札を整え、盤面を取りに来る
まぁ、勝てんよねという状況で…むしろ、残りライフ1でよく頑張った
そして、やっぱ《かき消し》合わない
プレイングもそうだけど、デッキがあってない気がする
というのも、2マナ構えてプレイングするにはマナが足りん気がするの
これやるなら、《護国卿、ウルザ》とかほしい
ってか、色もあっててスペル気味な構築で、ウルザ入れない理由あるんか?
今日のまとめ
戦績
7戦3勝で負け越し
やっぱ、ダラダラと試合が長引くことが多い
これを是とするなら、継続的なリソースの確保が必須であるように思われる
そうでなければ、必殺技を用意することだわ
マナの枯渇
なんか、4マナあたりでマナが止まることが多くて、そうなると《かき消し》を構えて何かプレイする、みたいなことができない
青相手で相手も2マナ立ててるとか、そういう時に何かできないというのはストレスだし、カウンター構えるならマナが欲しくなる
そうでなければ、直前で見えた通り《護国卿、ウルザ》あたりを突っ込んでコスト軽減するとか、そういう工夫が要る
《かき消し》の是非
しんどい
out
《かき消し》×2
in
《稲妻の一撃》×1
《小隊分配機》×1
土地を増やして《かき消し》を撃ちやすい環境を作る、というのも考えはしたんだけど
そうするなら《かき消し》も増やした方が撃ちやすくなる
だとして、自由枠は? というと《さまよう心》の2枚くらいで、ここはまだ減らせない
あえて言えば、《放浪皇》だった気がしなくもないけど、それでも効果的に《かき消し》が機能するタイミングは4~6ターン目で、それ以降は犠牲を払ったところで意味がないというシーンまで増えてくる
ここは、前向きに進める方向で、序盤除去とリソース確保の方向に
エスパー増えるとかなんとか
噂によるとだが
そうなると、白単ミッドレンジも含めて《抹消する稲妻》の価値が上がる
そんな隙間はないんよ…
《放浪皇》が《抹消する稲妻》の代わりをしてくれんか
必殺技
やっぱ、なんかこう、モヤモヤはする
リーアでは、降ろした時点での勝利は見えないので、そこまでの準備とそこからの展開が要るんよな…
《街並みの地ならし屋》は楽でよかった
ただ、今までの経験から、強い必殺技はヤヤも殺す
準備無しでも場に出せば勝てるよ、というレベルで数枚仕込むというようなものでなければ、ちょっとしんどい
《街並みの地ならし屋》を使うなら、準備がどうしても欲しくなるわけで
《発展の暴君、ジン=ギタクシアス》とかはちょうどよかったんだけどリーアと喧嘩するし
ちょうどいいエースはいないものか
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