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ヤヤ・バラードデッキの道のり【375】

週末はいつものように回せず
ただ、通勤時間で回せたし、ちょっと思う所がある
とはいえ、これ毎回やってるやつなんだけど


前回はこちら


デッキ

焦熱の稲妻

まっかっか!

ヤヤ4枚搭載のビートバーン
基本は火力を相手フェイスに叩きこみつつビートプランの完遂を目指し、長期戦になる場合はヤヤでリソース確保しながらライフを詰める形
サイド後は除去を盛ってビートプランを安定化させてもいいし、バーンプランに寄せてより火力を出しに行くことも可能
柔軟性のある、悪くないデッキになっているという自負はある
あるのだが…
取りあえず、週末の対戦メモを

対戦メモ

ボロスt黒ハツカネズミ:後○×○

ディミーアLO:先×○×

ボロストークン:後○×○

ゴルガリミッドレンジ:先×○×

ポストでは○×間違えてる
負けてるやん?

まとめ

4戦2勝でトントン
悪くはないけど、良くもないって感じ
あと1手が足りないシーンもあって、もうちょいリソース確保するか、クリーチャーで殴るか、とにかく打点が少しだけ足りてないことがある

コレとか、ベーザで8点回復されてるわけで
もうちょい早くダメージ出せてたら勝ってたんだが―

ただ、そんなことより痛烈に感じたのは、ヤヤがノイズになっている、という点だった
コレ、ここ2年でビート系のデッキ組むたびに思うんだけど、どうにもこの形のデッキにおいて、ヤヤの立ち位置が分からない…というか、メインでの立ち位置がない、という感じ
メイン4枚のリストは結果も出てる(2年前だけど)し、ビートダウン~ミッドレンジの橋渡しとしてのヤヤという立ち位置は十分に理解しているものの、昨今のゲーム速度とカードパワーの上昇に伴って、もはやヤヤ入れてミッドレンジに繋ぐよりも、もっと押し付けた方が特にメインは強いのだ

当時の4マナ帯、これだったからなぁ

サイドに詰む選択肢はあると思うけど、メインから4枚入れてるのは流石にやり過ぎな気がしてならない
少なくとも、《雇われ爪》《叫ぶ宿敵》《稲妻波》《噴出の稲妻》などの3枚積みになっている連中を4枚にした方が安定するだろう、というお気持ちは否めない

ヤヤで探さなくても、引いて叩きつける方が早い

コレは、乗り手の問題もあるとは思うんだけど、やっぱりビート系にヤヤを乗せると、ヤヤがいる前に決着がつくのが理想になりがちで、そうなると「なんで俺はヤヤを4枚も採用したのだ…?」という気持ちになってしまう
デッキ自体は回していて楽しいし、多分性に合っているんだけど、残念ながらヤヤと乗り手との相性を考えると、ビートバーンに採用するのは方向性が違っていた、ということかと思う

幾度となく試しては消えていったアイデアたち

あるいはメタの問題かもしれないけど、やっぱこのデッキで戦い抜ける気がしない
ひと昔前なら、これでもプラチナ抜けるくらいはできたと思うんだけど、もうヤヤがノイズになってて安定しなくなってしまっている
もういいや、で《目標の強奪》でヤヤ捨てるのは嫌なんだよ…

あと5点で勝てるなら、強奪で2点撃ちながら火力を探しに行きたいのだ

あと、これもプレイフィールに寄る所は多いんだけど、正直遊びで組んだボロスバーンの方が強そうだったってのも悲しかった

こっちは短期決戦か絆魂使った長期戦かが選べる
楽しい

では、このボロスバーンにヤヤを積むか? というとそれもまた違う
このデッキはインソ火力で押すのが重要で、PW出してる暇があったら火力を叩き込みたいのだ
マナがあればダメージに変えたいし、上手くいけばライフゲインに繋がる…という形の中に、残念ながらヤヤをプレイしている隙間はない
やっぱ、ヤヤを活かすならじっくり盤面作ってる方が良いのだろう

保険で入れてる赤大主すら、シナジーがないのでノイズっぽくなってる
果敢も起動しないし
多分、ココは《目標の強奪》なりでリソースるついでに火力ぶち込む方が良い

と、いうことで改めてボロストークンの路線に戻って再考したい

デッキ

ボロスの交渉人

サイドが欲張りセット

前環境から調整していたボロストークンに、『ファウンデーションズ』のカードを足してまとめたもの
ただ、手応えとしては《ボロスの魔除け》に対して若干の不信感が残っている、というのが現状
このカード、イロイロできるんだけど盤面に触れないのが辛いんよな…
《魅力的な悪漢》の枠で採用してるんで、盤面除去が減ったというわけではないんだけど、安定度はやっぱり落ちてるし

役割が違うので、単純に比較はできんのだけど
使えるシーンが多そうで、実はそうでもないというのが魔除けの辛い所

あと、5マナ帯が気にかかる
《クイントリウス・カンド》の採用は、ヤヤ-1の受け皿として、この形にするなら選択肢はこれしかないのと、トークン戦略にも噛み合うからだ
ただ、その先の《勇気の徳目》まで見ているのは、ノイズになっている感が否めない
メイン2枚では成立させる気が無いようにも見えてしまうし、この環境はバーンしないのであれば2点火力の当て先が少なくて、除去としては火力不足で信頼性に欠ける

除去火力としては3点欲しい
2点火力があると、2枚使ってもデーモン(6/6)に届かんし

この、《クイントリウス・カンド》《勇気の徳目》コンボについては、成立に5マナのカードを2枚使う上に、少なくとも1枚以上のフェイス火力が必須になっている
《ボロスの魔除け》の採用などはこの為でもあったわけだけど(2マナで4枚トップを捲れる上、クイントや赤徳目を相手の除去から守ることもできる)、あくまでもサブの勝ち筋だ

もっとがっつりコントロールに寄せないと、そもそも前提条件が満たせないまま終わる

サイドから《希望の標、チャンドラ》を入れるフルバーンの形になった場合にはメインウェポンとなり得るけれど、そもそもクリーチャーが少ない今の形からフルバーンにシフトする意味は薄い
クリーチャー除去は最初から当たる場所がなく、打消しに弱いのは変わらないのだから
置物除去を無駄にできる…とはいえ、結局《勇気の徳目》がないとコンボは始動できないわけで、《ボロスの魔除け》を構えないと安定しないというのであれば、もっと別の形でバーンした方が強そうだ

あと、置物除去が強い色ってPWも触れるんで、置物減らしたらPWに矛先が向く

ただ、ゴルガリが《ラノワールのエルフ》を採用しつつある、との話も聞く
2ターン目に3マナ域が出てくるのは困るし、きっちり処したいというのもあり、2点火力がダメという話ではない
どっちかというと、除去火力として見るなら《噴出の稲妻》の方がよくない? という感じだろうか
コンボを捨て、序盤除去に振ってコントロール力を増さなければ、そもそもコンボ成立までたどり着けそうにもないのだから

ショックの上位互換あhわけが違う
マナフラも受けてくれて、〆の4点押し込みにも使えるし

そもそも、《勇気の徳目》にこだわらなければ、序盤除去を《失せろ》にしてもいい、と言えばいい
これなら相手のPWやエンチャントにもタッチできるし
ただし、その場合は勝ち筋が減ることになる
疑問視したとはいえ、《勇気の徳目》からの勝ち筋はフェイス火力が増したことで現実味を帯びており、《クイントリウス・カンド》を絡めることなく火力を投げ続けることも可能だったわけで
整理してみると、「赤徳目2枚採用で本当にいいの?」という所だったのかもしれない

コンボの参考にしたデッキについても、《勇気の徳目》は4枚採用だったわけだし
こちらはよりコントロールに寄っており、相手盤面を取り切ってきっちりバーンしきれるようになっているので、また話は違っては来るのだが

クイントの維持をそこまで必要としてないってのも偉い
トークンはオマケで、-3の発見でバーンとして動けるのが強み、という認識だ

総じて、イロイロやろうとして何もできなくなってるデッキ、という見方ができてしまう…というか実際にそうなってしまっている、というのが現状
ヤヤを活かそうとして詰め込んだ結果、ちぐはぐになってきている
もっと勝ち筋をしっかり定めた上でのサブプランとしなければ

あくまでも主役はココ

やはり、トークンをベースとすべき
ただ、以前の《トーテンタンズの歌》を軸にしていた構築と違い、「コレ通したら勝てる」みたいなものにはなりにくく、トークンの安定供給と盤面コントロールのバランスを取る必要がある
つまり、こういうことだ

80枚で済んだ

…流石に盛りすぎた
あと、『ファウンデーションズ』のカード1枚たりとも入ってない
なんで新弾出た後にデッキ調整するとこうなってしまうのか
まぁ、今弾の赤ってゴブリンかバーンかって感じだから、致し方ないっちゃ致し方ない
ということでシェイプして、たたき台完成

焦熱の号令

結局、除去が正義よ

下手にバーンに手を付けるから、雑なことになるのだ
ということで、《クイントリウス・カンド》をオミットし、代わりにトークンに寄る意味で《人形作家の店//陶磁器ギャラリー》を入れてお試し
また、サイドも含めて除去を盛って、よりコントロールに寄せる形にした

ココを変えてみている

ただ、改めてリストを眺めて見ると、やっぱり《クイントリウス・カンド》のオミットは惜しい
ヤヤ-1が、本当にただのリソース確保に成り下がってしまう
また、バーン(ヤヤ奥義のゴールだ!!)の筋を切るのも悲しすぎて、うっかりサイドは《兄弟仲の終焉》でいい所を《金属の嵐》にしてしまっている所に、未練を感じざるを得ない
クリーチャーデッキに対してバーンするタイミング、ほぼ無いやろという

この2枚+αで成立はするのだしなぁ
ただ、コレをメインに据えるというのもまた違う
むずい

《クイントリウス・カンド》のいい所は、奥義まで行ければ利用済みのカード群を再利用できる、という点でもある
そういう意味では、バーンデッキに採用するのは夢があってとても良いのだ
コレはヤヤの奥義も同じで、そう言えばそういうコンセプトのバーンデッキ組んだこともあったな…
アレは夢があってよかった

このあたりで組んでた、ヤヤバーンはこんな感じ
夢いっぱい

ということで、まだなんかこう定まっていない
取りあえずは今夜はこれを回すけど、《クイントリウス・カンド》が戻せないかどうかは検討したいと思う
《人形作家の店//陶磁器ギャラリー》の手応え次第でもあるけど、2枚採用だし、引けるのかなぁ…という気持ちもある

ココはあまり両立しないので、入れるならどっちかって感じ
クイント-3のハズレになりそうだし、作家の店から見ても+1でトークン出るだけでは…って感ある

あと、やっぱりフェイスを焼くのは楽しいんよ
楽しいのは正しいことなので、どうにかその筋は残したくもある
ヤヤとの直接的なシナジーが無いのが問題なんだけど、インソは全部奥義にシナジーすると言っても過言ではないはずだし
ビートバーンじゃなくて、トークンバーンというわけわからん形にならんか…?

暇なときに回してるだけでも楽しい
多分、バーンっていずれガンに効く

いや、そもそも《戦導者の号令》を採用しているのだから、トークンバーンあり得るのでは…
「トークンバーンってなに?」って気持ちも残りつつ、今日はこのあたりで終わる
考えがまとまっていいデッキが生まれることを祈りつつ、明日の自分に期待


次回はこちら

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